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外向的なだけじゃない?売れるセールスマンの6つの資質

セールスの仕事では「外向的な性格」が求められることが多いですが、それだけが成功の条件ではありません。実際に売れる営業マンには、さまざまな資質が備わっており、それらがうまく組み合わさることで、信頼される存在としてお客様に選ばれ続けています。

今回は、売れるセールスマンに共通する6つのポイントを詳しく見ていきます。まずは「外向的なほうがいい」という特徴からスタートしましょう。

1)外向的なほうがいい

セールスの仕事では、人と積極的に関わることがとても大切です。外向的な人、つまり明るい性格の人は、初対面でも自然に話しかけたり、自分の考えや商品について熱心に伝えたりすることが得意です。その情熱が相手にも伝わり、興味を持ってもらいやすくなるのです。

ただし、内向的な人が不利かというとそうではありません。セールスの経験を積むうちに、外向的な姿勢も徐々に身に付けられることがわかっています。普段の生活で挨拶を心がけたり、少しずつ話しかけてみたりすることで、自然とコミュニケーションがとりやすくなります。

2)我慢強いほうがいい

セールス活動では、すぐに結果が出ないことも多く、何度も断られたり、相手がすぐに決断してくれないこともよくあります。このようなとき、我慢強く粘り強く待てる人が成功しやすいです。

我慢強さを養うためには、日常生活で小さな忍耐を意識することが効果的です。たとえば、普段せっかちな行動を、意識的にゆっくり行ってみることなどで、少しずつ我慢強さを鍛えていくことができます。

3)会社の利益ではなく、お客の利益を考える

売れるセールスマンは、お客様にとって本当に役立つことを最優先に考えます。自社商品を無理に売れば、昇進や昇格が近づくかもしれませんが、「自分はお客様の問題を解決する存在だ」という意識を持つことが重要です。

この姿勢があることで、「またお願いしたい」と思ってもらいやすくなり、長くお付き合いが続くことが多くなります。

4)新しい体験への意欲に燃えている

優れたセールスマンは、新しいことに興味を持ち、挑戦することを楽しみます。たとえば、新しい商品やサービスについて勉強することもそうです。

新しい知識を身に付けることで、どんな時代にも合ったセールスができるようになり、より多くのお客様に役立つ提案ができます。

最近では生成AIのような新しい技術の知識を学ぶことが求められるかもしれません。業務や自社商品に関係ないことでも積極的に学ぶことで、お客様にとってより信頼できる存在になるでしょう。

5)やる気に満ち溢れている

やる気のあるセールスマンは、お客様にもそのエネルギーが伝わります。やる気に満ちた人には興味を持ちやすく、応援したいと感じるものです。

たとえ失敗しても、「たまたま今回は運が悪かっただけ」と気持ちを切り替え、次に向かって挑戦し続けることで、より多くの成果を出すことができます。

6)話すより聞くスキルがある

売れるセールスマンは「聞くこと」を大切にします。ある実験では、話をよく聞いてもらえたお客様の49%が、そのセールスマンに信頼を置いたという結果が出ています。

お客様の話をじっくり聞くことで、どんな悩みや問題を抱えているかを理解し、その人に本当に合った提案ができるようになります。聞き上手なセールスマンは、「自分のことを理解してくれている」とお客様に安心感を与えることができるのです。

まとめ

売れるセールスマンに共通するのは、「外向的であること」「我慢強いこと」「お客様の利益を考えること」「新しいことに挑戦する意欲」「やる気」「聞く力」の6つのポイントです。

これらはセールスマンだけでなく、すべてのビジネスマンにとって重要な資質ですが、後天的に身に付けられるものでもあります。

少しずつ意識していくことで、あなたも信頼されるセールスマンに近づくことができるでしょう。

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