資格検定ビジネスの本質について考えてみた~儲かるスモールビジネスをカネ・コネなしで作るには
今回は購読者限定コミュニティに寄せられたリクエストから記事を書いてみます。
ほうほう、なるほど。【検定ビジネス】に目を付けるとは中々面白いですね。
そもそも検定ビジネスってなに?
”検定ビジネス”ってなに?というところから定義していきましょう。
メジャーどころで言うと「日本漢字能力検定」、「実用英語技能検定」、いわゆる漢検や英検。これらは公益財団法人が行っている資格試験です。
コスパの良い資格として有名なTOEIC。これは、一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会が行っている試験です。
当然ですが、国家資格でもなんでもありません。
検定ビジネスって儲かるの?
そんなん資格によるとしか……。
ちなみに、漢検を運営する公益財団法人 日本漢字能力検定協会の2021年度の正味財産増減計算書を見てみると経常収益46億7千2百万円、経常費用48億6千7百万円()。
英検を運営する公益財団法人 日本英語検定協会の令和3年度の正味財産増減計算書を見てみると経常収益197億7千5百万円、経常費用182億4千5百万円。
TOEICを運営するIIBCの2020年度の正味財産増減計算書を見てみると経常収益73億4千3百万円、経常費用86億4千2百万円。
あれ……
ちょっと待てよ……
英検以外赤字やないかい!!!!
「こんなに有名な検定でも赤字……。なーんだ。儲からないのか……。やめやめ。」
となってしまったそこのあなた。
赤字で儲からない事業なのにどうして何十年も続いていると思う?慈善事業でもないのに。
コロナ禍真っ盛りだからたまたま赤字になってしまっただけ?確かにそれもあるでしょう。
個人的な見解を言わせてもらうと、結局検定ビジネスって儲かるんですよ。
じゃあなぜ黒字じゃないのか?
儲けすぎてバッシングを食らったことがあるからです。
漢検の運営法人は2004年以降、3回の立ち入り検査を受けて、受験料を下げるか公益事業に回すように指導されてるんですね。それでも儲けて”しまった”漢検は文科省からの後援を取り消されてしまいます……。
おかわいそう……。
まぁ、一応”公益”財団法人なので「健全な運営に必要な額以上の利益を生じないように」定められているんですが本当、かわいそうですよね。
財務書を見ると赤字ですが、費用の部分はある程度調整可能なんで、本気で黒字化しようと思ったら可能なんです。例えば、外部委託費用が結構なウェイトを占めてるんですが、その委託先がめちゃくちゃ儲けててそこの……いや、個人的見解ですけどね?
出る杭は打たれる。儲けすぎると叩かれる。本当世知辛い世の中ですよ。金持ちが金を持ってないように見せかけるのも分かるわ。
さて、メジャーとなった検定ビジネスについてはここまでにしておきますか。
いうてもね、漢検・英検・TOEICみたいなクソでか検定ビジネスについて「へー!売上が何十億もあるんだ!」って知ったところでって話ですよ。
大事なのは
「カネもコネも無いわしが!裸一貫で検定ビジネスを築き上げるためにはどうしたらいいんじゃい!」
ってことですよね。
ここからは持たざる者が検定ビジネスを立ち上げてプチ成功を収めるために必要なことについて解説していきますよ。
まず、リクエストをくれた人の勘違いを正しておくと
金貯まったらっていう前提条件がまずおかしい。はっきり言って、カネが無くてもできるのが検定ビジネスです。
数十万円あるに越したことは無いですが、10万円以下でも十分できます。
ありものでどうするのか?を考えるのが経営なので、○○ができたらやる!というのは殆どが失敗(未遂)に終わります。
現状でやるにはどうすればよいのか?を考える方が今後の成功確率が無限倍に高まります。無限倍。
行動できない原因を解説した記事
それぞれ、被っているところもありますがめちゃくちゃ重要なんで週に1個ずつとか読んでみてください。行動できない原因を知って認めることができるか?は起業する上での一つ目の関門ですよ。
なぜ検定ビジネスが美味しいビジネスなのか?
なんでだと思います?
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