身につく日常

おとといの朝、猫ちゃんをみてな～んかおかしいなぁと違和感に気付きました。何だろう、いつもと同じスーパー激カワマダムちゃんなのですが
なんかおかしい。

間違い探しのように眺めていると…いつもと違うと感じていることを自分なりに探ると、ちょっとなまめかしいのです。
なまめかしい、へんないいかたですがスッポンポンと似た感覚。

ああ、そうか。首輪がないのかと気が付きました。
窓辺を探すと首輪がポロリ。
どうやら縫い目がほどけて壊れてしまったようです。

週末に買いに行こうとその日はなまめかしスタイル（首輪なし）で居てもらう事に。

その翌朝。
いつものように運動して、猫ちゃんをつかまえてブラッシング。
毎度のことながらシャーシャー文句を言われながら一通り梳かして
いつものようにマッサージして
いつものように猫ちゃん用ウエットシートでふき取り
おしまい。

‥‥あれ、猫ちゃん動かない。
私の足の間で背中を向けてじっとしています。
「猫ちゃん、おしまいだよ」
そう声を掛けても、微動だにしません。
一分弱、そのまま微動だにせず不思議な時間が流れました。

何？待っているんだけど。と不満げに振り返る彼女にハッとしました。
そうか、首輪をするの待ってたんだ。

普段は
首輪取る→猫ちゃん梳かす（激おこ）→おなかマッサージ→ウエットシート→首輪付ける

これが私のブラッシングの流れです。
土曜日は梳かす前に、お尻の毛と肉球の毛を刈り取るという大変楽しいイベントが発生するのですが。
（この作業どうも猫ちゃんにはかなり不評。シャーではなくドン引きの表情）

その中で最後にしているのが「首輪装着」なのです。
それをまっているということは、この「激おこルーティーン」の流れを把握しているという仮説が立てられます。

そりゃ11年間（途中私が離脱した数年はあるモノの）毎日毎日
同じようにやっているんだったら猫ちゃんも習慣化されちゃうんだな。
ちょっと感心してしまいました。
一旦首輪は応急措置をして習慣を完了すると満足したように動き出しました。

猫にも習慣がある。習慣が身についているんだ。私も習慣があるように。
長年積み上げることってここまでになるんだな…
良くも悪くも習慣てすごいと思った次第です。