小学生の子どもへの金融教育の話(2023年10月に買った株)
11月になりましたので、先月に購入した株式等について記載します。
投資方針
米国、日本の高配当銘柄(増配が見込める銘柄含む)と米国ETFを中心に長期保有する戦略が基本です。
上記の方針は10年くらい前にはじめました。
高配当株は一時的に株価が低迷することはあっても、長期保有しているうちに配当金で投資元本を全額回収できるので、安心して投資を続けられるため気に入っています。
2023年10月に買った株
(銘柄)
マクドナルド 100株
NTT 1,200株
小学生への金融教育の話
今月は趣向を少し変えて、ジュニアNISA分の購入の話です。
私は小学1年生の子どもがいるのですが、最近お金に興味があるようです。
子どもからの「お金を増やすにはどうすればいいの?」との問いに対して、「資産を買って、負債をなるべく買わないようにすればいいよ」と答えてみたところ、詳しく教えてほしいと言われました。
そこで毎晩ロバートキヨサキ著「金持ち父さん貧乏父さん」を読み聞かせてみました。
すると、親が想定していた以上に理解してくれたらしく、株を買ってみたいと言いだしたため、ジュニアNISAの枠で上記の銘柄を購入したものです。
マクドナルドは株主優待券で食事ができるので、投資の果実を得られていることが子どもでも実感しやすく、金融教育として向いている銘柄だと思いました。
また、「金持ち父さん貧乏父さん」の一節に、ベルが電話を発明し、AT&Tができた話が登場します。
子どもがこの話に興味を持ったため、ジュニアNISAの枠の残りをNTTで埋めた、といったかたちです。
ジュニアNISA制度は今年が最後なので、金融教育としてこの枠を利用できたのは有意義だったと思いました。
「金持ち父さん貧乏父さん」を選んだ理由
最後に、少し話が逸れますが、教材として「金持ち父さん貧乏父さん」を選んだ理由に触れます。
本書は投資の基本的な知識を学ぶための良書だと思っているのですが、ネットワークビジネスの勧誘に悪用されている例があります。
子どもが将来不適切なかたちで本書に接することを避けるために、早めに親が読み聞かせておこうと思ったのです(とはいえ、小1では早すぎる、とは思いましたが。)。
私自身も高校生の頃に本書を読んでおり、救われた経験があります。
大学に入学してすぐに、とある先輩からネットワークビジネスの勧誘を受け、本書の紹介もされました。
その際に「あなたホントにその本ちゃんと読んでますか?では、株式や不動産についてはどう考えていますか?」と言った趣旨の返答をしたところ、初手でそんな返しがくると思っていなかったのか、相手は泡を食ってどこかへ行ってしまいました。
昨今、投資にまつわるトラブルは多様化しており、私の上記の経験のように簡単に撃退できるものではなくなっています。
ただ、そうしたトラブルに巻き込まれる原因は、金融に関する知識の不足であることは間違いないと思っています。
そのため、子どもにはなるべく早い段階で金融教育を始めたい、と以前から思っており、子どもが興味を示したこの機会をとらえて本書を読み聞かせたところです。
自分の資産運用の話
10月は子どもの金融教育に全振りしてしまったので、自分の投資方針に沿った購入は先月に引き続きなにもしていないことになります。
個人的な感覚では、足元の株価はまだまだ割高で、なかなか大きく買い増しできない日々が続いています。
そのため、iDeCoとNISAで毎月S&P500を積み立てているのみです。
今回も読んでいただきありがとうございました。
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