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お金を稼ぐ「贅」ではなく、お金を遣わないで「贅」に浸る

サラリーマン………
それは月給前提の給料生活者を意味してます。
そして僕は約15年近くサラリーマンしています。

悲しいかな、
特別の才能がなくても組織に属することで
その組織から給料いただける職業です。

給料を増やすことがやり甲斐でもあり、
給料を増やすことが「幸せ」に直結できると信じています。

ただ、その給料を増やすという行為がどれだけ大変か…。
「年功序列」という昭和が生んだ産物(システム)も崩壊し、
「能力主義」が前提の昨今、
意識が高くなければ給料額を増えません。

組織に属することだけでも大変なのに
さらには、得意でもない職業職種で能力を発揮するのは至難です。

『別の職種の方が能力を発揮できるんじゃないか?』
『別の組織の方が待遇が良いんじゃないか?
風通しが良いんじゃないか?』

なんて日々考え、モヤモヤしながら働いています。
正確には働いているフリさえしてしまいがちです。

でも、『給料を増やすこと』は諦めたくありません。

んじゃ、今の組織に属しながらも、もう1個手に職をもつか…。
いわゆる副業ですね。
これが今のトレンドです。

財布が二つになる。
最低限の給料は担保されつつ、
少しでも得意な仕事・少しでも好きな仕事で
財布を大きくしよう!

素晴らしい考えですし、否定もしません。
むしろ肯定します。
いろんな稼ぎ方があった方が良い。
いろんな選択肢があった方が良いですし。

でも、今の僕にはそんなに欲がない。正確には『最低限の賃金で暮らす』という生活に満足しています。
だって暮らせちゃうし、
最低限の賃金の暮らし(副業なし)でも苦しくはないと感じているから。

『給料は増やしたい』けど…
今よりさらに働く元気がない、
財布を増やすことへの意欲がわと湧かない、
お金より、楽に暮らせる生活環境に甘んじたい。
「お金がそんなに必要じゃないんだ!」と自分自身に納得させている。

そんな腰抜けな僕がいて、
それ以上に考えること停止しています。
思考停止な状態ですね。

でも、最近思うこと。

「財布を増やす」とう考えで副業を行うのではなく、
「出費を減らす」という考えで趣味を増やしたい想いが強いです。

それはシンプルに
野菜を育てて食べる楽しみを知ったから。
今年は豊作だったから。
それはそれは庭先の小さなものですが。

さらにはこの夏の田舎帰省で
実家の庭とその家庭菜園ぶりのスケールの違いを痛感したから。
その充実ぶりは僕の庭先の規模とは比べものにならない。
羨ましい。

僕は野菜を毎月買います。
フルーツも毎月買います。
それを固定費と考える。
その毎月の固定費を『育む』ことで抑制する。
お金も抑制できて、趣味として楽しめる価値を見出す。

そんなことを考えると、
やっぱり畑があるってデカイな!
畑があるってイイな。
いや、やっぱり田舎イイわ。
カブトムシもいるし。
買いたいな。

毎月の固定費は野菜やフルーツだけでない。
光熱費、調味料、下着………衣食住ならなんでもいい。

自分で育めるなら、自分が納得できて楽しめるなら。

仮に今の僕がやれない環境なら、誰かにお願いすればいい。
今より楽しく、今より抑制できたらプラスになるのだから。

そんなことを思いながら、
次は珈琲とか嗜好品を自分で育めるな環境を探しています。

いや、まずはカブトムシの交配だな。

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