スポーツに興味ない人間が、バスケ試合観戦に行ったら
今日はいつもと少し趣向を変えて。
先日、バスケのB3リーグの、八王子ビートレインズ対埼玉ブロンコスの試合をお誘いいただき、見にいった。
運動部にいたことがないので、スポーツには疎いし、どちらかというと「友情・努力・勝利」的なものには冷めてる方の人間だ。正直見に行くか悩んだのだけれど、お世話になっている人の誘いだし、せっかくなので行くことにした。
バスケの試合の流れすらも知らないまま行ったので、とりあえずゴールにボールを入れれば良いというくらいの知識しかない。試合が始まると、どんどんとシュートが決められていき、試合展開がとても早い。一瞬見逃すだけで、気付いたら相手チームにボールが渡されているし、ゴールが決められている。
最初は何を見てどう応援したら良いのかもわからなかったが、次第にシュートがギリギリのところで外れると「惜しいっ…!」という声が漏れるくらいにのめり込んでいた。試合の後半で、どちらのチームが勝つかどうかの瀬戸際でゴールが入るたびに、「わー!」と会場が盛り上がる。私も身体の熱が上がる感覚があった。私が見に行った試合では、延長2回の大激戦の試合だった。本当に最後の最後までどちらが勝つか分からなくて、ドキドキの時間を楽しませてもらった。
スポーツ選手はゴールを狙い、勝つことに貪欲だ。
試合中選手はとにかく「必死」だ。見た目では分からないが、頭もフル回転させて戦略を立てながら、戦っているのだろう。むしろプロスポーツの世界は、必死な人しか生き残れない。けど、必死な人ってあんまり社会人にいない感じがする。みんな取り繕って、カッコよく見せようとしている。まぁ、自分も含めてのことなのだけど。
情熱を忘れたとき、スポーツ観戦するのは良い。
手軽に本気で必死な人に会えるのがスポーツ観戦。ルールとか細かいことは分からなくても、その情熱や必死さに触れられる。なんだか自分も頑張ろうという気にさせられる。
最初はスポーツ興味ないとか思っていたけど、試合を面白いなと思えたし、必死な人の姿はかっこいいと思った。それと同時に、自分はあの必死さを忘れていたのではないかと思った。社会人になっていろいろとやらないといけないことにだけ追われて、「必死」になることをどこかに置いてきてしまった。かっこ悪くても、その必死さは人の心を打つ。忘れてしまった必死さを取り戻すためにも、また試合観戦に行ってみようと思う。
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