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【考察】支配下登録期限が迫っている選手たちを考える
こんにちは、サク来です。
NPBの支配下期限(7月31日)まで、残り2ヶ月弱となりました。
今回は、サラマン戦士の中で支配下を狙う4名について、選手の特徴とそれにマッチするかもしれない球団について考えます。
Title Photo by @KpbProject
資格を持つ選手一覧
サラマンダーズ在籍のNPBシーズン途中入団できる資格を持つ選手は、投稿日時点で4名います。
#18 ブライアン・サンチェス*
#29 中山翔太
#47 山口翔
#54 エリエセール・アルバレス*
このうち中山・山口翔両選手は元NPB戦士であるため、NPB未経験者のサンチェス・アルバレス両選手と分けて考えて参ります。
1.#29 中山翔太選手
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23シーズン成績(投稿日時点)
18試合 打率.333(57-19)打点4 本塁打0 盗塁4 OPS.808
ヤクルトから戦力外を言い渡され、火の国に入団した中山選手。
開幕直後から不振に陥り、一時期はスタメンから落ちる状態も続きましたが、4月に入ってからは少しずつ上向くようになり、現時点で打率3割をマークしています。
持ち味のパワーを活かしたホームランは記録していませんが、主戦力としてサラマンダーズを支えてくれています。
守備に関してもマズいシーンもありましたが、強肩を活かして本塁刺殺を決めるなど打撃と共に上向きになったと考えます。
中山選手が予想される移籍先ですが、強打の外野手ということでパリーグ首位を走るロッテが考えられます。
現在、外野手が手薄な状態になっているロッテと好調の中山選手はマッチすると考えます。
2.#47 山口翔選手
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23シーズン成績(投稿日時点)
10試合 2勝0敗6H 防御率1.54 奪三振12
広島から故郷へ戻ってきた山口翔選手ですが、目まぐるしい成長と活躍を見せてくれています。
球速も153キロを記録し、さらに課題の四球癖も改善されてきており、藤井選手(SB、元広島)と重ねられ返り咲きの筆頭候補として挙げられています。
サク来は、山口翔選手は中日とマッチするのではないかと思います。
中継ぎ不足の状況もあり、仕上がっている山口翔選手が低迷するチームを救ってくれるかもしれません。
石森選手と同じ速球派左腕ということで、火の国のシナジーも起こるでしょう。
3.#18 ブライアン・サンチェス
(画像右)
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23シーズン成績(投稿日時点)
20試合 打率.282(78-22)打点7 本塁打1 盗塁1 OPS.654
今は退団したバエス選手と共に来日したサンチェス選手は、長打力が自慢の選手です。
投稿日時点では長打2本のみと、まだ伸び代があると思います。
コンスタントに安打を記録しており、バランスがいいと考えられます。
獲得した助っ人がいまいち伸び悩んでいるSBが最適だと考えます。
特にパリーグにはDHがありますので、枠を有意義に使えるでしょう。
4.#54 エリエセール・アルバレス
(上部画像左)
23シーズン成績(投稿日時点)
3試合 打率.000(3-0)打点0 本塁打0 盗塁0 OPS.000
5月に入団したアルバレス選手はコンディション調整のため未だスタメンでの出場はありません。
5月21日の北九州P戦では途中出場で3打数0安打とまだ対応しきれていないとみられますが、しっかり四球を選べているので順応までにはそう時間はかからないと思います。
ミートと走力が持ち味のアルバレス選手ですが、中山選手と同じくロッテが最適ではないかと考えます。
特に外国人登録枠は全然余っているので、十分にチャンスはあると思います。
終わりに
今回は以上となります。
もし彼らが退団するとなるのは少し寂しいですが、新しいステージで頑張れるよう精一杯応援しなければなりません。
期限は7月最終日ですが、今までの動向から考えるに、6月中が勝負だと言えるでしょう。
それまでにどれだけアピールできるか。
これからの試合に注目です。