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フィリピン人アーティストCecilのことを知ってほしい!

SALAの歩みの中には必ずCecilがいる。そんなフィリピン人アーティストCecilのことをもっともっと知ってほしい。私は彼女のことをとても尊敬しています。そして彼女の生き方や表現するARTが大好きです。そんな彼女のことを知ってほしい!そんな想いで今日はnoteを書きたいと思います。

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SALAがオープンしたのは2016年7月15日。SALAのコンセプトを壁画にしてほしいと依頼してCecilに日本に来てもらったのはオープン前のこと。

Cecilはエンターテイナーとして日本に出稼ぎにきた過去があります。傷つき母国に戻り、NGO団体のリーダーをしたりしながら「Empowermet」をコンセプトに女性の人権を守る活動を続けてきました。


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約1週間の滞在で絵をかきあげました。壁画を描いたあとはフィリピンに戻り、本格的にARTと向き合うことに。フィリピン大学に入りなおし、本格的に勉強をしなおすという努力家です。そんな彼女を日本から応援しながら、いつも勇気づけられ私も頑張ろう!とおもい、一緒に歩んできました。

シンプルだった店内は今やCecilのARTで溢れ、年を重ねるごとに大好きでずっと居たい空間へと変わっていきました。

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すると、3年ほど経った時、だんなさんが日本に出稼ぎにくるとのことで1年だけ日本に来る、という突然の連絡。気がつけばCecilはあたりまえに日本にいて、しかも神戸!SALAにもよく遊びに来るようになりました。本当に縁はずっと続きます。不思議なめぐり合わせです。

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せっかく一緒にいるんだから、ということで日本に来てからはSALAでworkshopをしたりしながら多国籍チャルメラ屋台にもコンセプトを描いてもらいました。重要なタイミングには必ず彼女のARTがそこにあります。魂を込めてもらうという表現がぴったりです。Cecilは日本のだるまに目を入れるという表現をしています。熱い思いを込めて描くことで、絵がずっと生き続けます。

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Cecilの周りでは私も含めいつもたくさんの人が笑っていました。

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絵だけではなく立体作品も創ります。

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そして、今年の3月、夫婦ともに帰国しようとした直前に突如現れたコロナ。

Cecilも旦那さんもフィリピンに帰りたくても帰れない状態に陥ってしまいました。仕事もない、家も帰るはずだったので引き払った、家族に仕送りを途絶えさせてもいけない。でも少なくとも1ヶ月は飛行機が飛ばない…どうする?

そこで、どうにか一時的な家はNGOに紹介してもらい確保することができましたが仕事がない。

私達もCecilの状況を聞いてSALAとしてなんとか彼女たちの仕事を作ることができないか…

そこで今回クラウドファンディングでSALAの表現したい世界をAMABIEを用いて描いてもらったという今に至ります。

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今回のクラウドファンディングの資金の一部は彼女たちの生活費へ企てます。

Cecilのハングリー精神やゼロから何かを創るそのこころや力にはいつも励まされます。今、この状況においても、彼女は家で木版画を創り続けています。表現したい世界を描き続けている。まさしく「弘法筆を選ばす」。お金をかけずにたくさんのARTを生み出しています。先日彼女の家でその姿を見て心打たれました。

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とっても彫りにくい板(目も荒くて版画には向いてないけど低価格な板です)それを精密に掘りおこしあらゆる絵を生み出しています。手にとって驚きました。もっとやわらかな板、プレゼントしたい。でもCecilはどんな板を選んでも同じ絵を表現できるんだろう、と思います。

もちろんパレットだってないけれど、つるつるのチラシでパレットはできるんだ。

紙に印刷するときに上から抑える丸いやつは高いから、

彼女はしゃもじでこすります。Cecilいわく丸いやつを買う金額でしゃもじは8本かえるそうです。

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なぜ、木版画なのかというと、低コストで大量に自分の表現したいARTを創ることができるから。すぐに商品を量産して売ることもできる。

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どんな状況においても前へ進み続けるCeciの姿のおかげで私も日々がんばれています。異国の地にきても自分の表現したいことをまっすぐに表現し続け、伝えること。はじめは道具がたりてなくたって、身の回りにあるものをなんでも使って表現できる。すごいことだと思います。

どうやったらそんな彼女のことをもっとみなさんにしってもらえるか?

私の拙い文章では伝わらないと思いますが、とある新聞にて今回のAMABIEとCecilにスポットがあたった記事が出る予定です。

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是非、その記事が出た際には今よりももっとCecilのことを多くの皆さんに深く知っていただけると嬉しいです。

お会いした方には、私がいっぱいCecilの話をしたいと思います!

Cecilの作品が見れるアカウントはこちらです。

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Cecilとの取り組みに関するメディア情報

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現在SALAにてCecilの木版画ポストカード販売中!300円/1枚

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