見出し画像

他人に、自分の意見に賛成してもらうための心構えについて

こんにちは、竹本倫紀です。

生きていると、様々な意見に出会います。自分の意見と他人の意見が異なることもしょっちゅうあると思います。

今日は、他人に、自分の意見に賛成してもらうためにはどうすればよいかについて考えてみました。

そんなに複雑なことを考えたわけではありません。結構単純な方法です。

その方法とは、何か意見を考えるときには、まず、賛成してほしいと思っている人の利益を考え、その人の利益を実現するような意見を考える、ということです。

これは、どういうことでしょうか?

人間というものは、いつでも、自分自身の意見には賛成です。みんな、自分の意見は正しいと思って生活しているものなのです。

他人が、自分の意見に賛成するとは、どういうことなのかというと、自分の意見が他人の利益を実現するものなので、他人が、自分の意見を他人の意見とした、ということなのです。

具体的に例を挙げて説明します。いま、あなたは、Aさん、Bさん、Cさんの3人に、あなたの意見に賛成してもらいたいものとします。あなたは、まず、Aさん、Bさん、Cさんのそれぞれの利益を考えます。そして、3人の利益を実現するような形で、あなたの意見をまとめます。

例えば、あなたは、3人と一緒にショッピングに出かけており、昼食を食べたくなったとしましょう。このとき、どの店に入るか提案したいものとしましょう。あなたは、3人の好物を思い出します。3人とも、そばが好きで、あなたもそばが好きだとしましょう。そこで、あなたは、昼食に、そば屋に入らないか、と提案するのです。この提案は、3人にとって、好物が食べられる提案なので、3人とも賛成する可能性が高いです。このとき、3人にとっての利益とは、好物のそばが食べられること、です。また、自分にとっての利益も忘れていません。自分にとっての利益とは、好物のそばが食べられること、です。

このように、何か意見を考えるときには、賛成してほしい人それぞれの利益と、自分の利益を考えて、全員が利益を得ることができるような意見を考えると、他人に、自分の意見に賛成してもらいやすくなると思います。

できるだけ実現したいことは、関係者全員の利益を実現する意見を提案することです。関係者全員が賛成するような意見を提案することができれば、民主主義の理想である、全会一致が実現します。

全会一致の意見を提案することは、簡単なことではないかもしれません。ひとそれぞれ、立場が異なり、その立場の違いに応じて、意見も異なるものだからです。でも、何か方法があると思います。

2022年5月26日現在、全世界には79億人以上が生きていると言われています。この、79億人全員の賛成が得られる意見を提案することができたら、民主主義の理想である、全会一致が実現します。

私は、少なくとも1つ、全人類が賛成する意見を提案することができます。それは、次の通りです。

「あなたは、呼吸をしても良い。」

この意見に反対する人はいないでしょう。呼吸は、人間である限り、誰にとっても、生きていくために絶対に必要なことだからです。

あなたも、何か意見を考えるときは、賛成してほしい人がいる場合には、賛成してほしい人たちの利益をまず考え、その後で自分の利益も考えて、関係者全員の利益を実現する意見にまとめて、その意見を提案すると良いでしょう。

とんこつブログは主に障害者の為になる記事や日常の出来事を中心に活動しています。つたない文章で誤字などもあるかと思いますが温かい目で見て頂ければ幸いです。