見出し画像

蒸留、始動。

ついに初・蒸留、なる。

我が家に蒸留器を迎えたのは2週間前。
そもそもの話、蒸留器って何かというと...↓

【蒸留器】じょうりゅう‐き
蒸留器とは、液体を蒸留して純粋なものを得る装置。液体を加熱して、沸点の相違によって特定の物質だけを気化し、その後冷却して比較的成分の一定した液体を得る。

これを使って様々な香りを抽出してみる試み.わくわく。


せっかちな私にとって、
蒸留器を眠らせていた2週間は、とても長かった。

その間、近くに見つけた植物屋さんで
稼働してる特大の蒸留器に垂涎しながら
私はアロマスプレーの、
夫とむすめはアロマストーン作りのワークショップをしてテンションを静かにぶち上げ
(蒸留器に入ってたのは王子動物園のコアラさんから下賜されたユーカリだった)、

何種類かハーブの種を買い込んでは
家でプランターに土を入れ、
むすめと種を蒔いたらほんの2.3日で芽が出、

毎朝5時過ぎ、出勤前に
家のあちこちにティントしていた
お気に入りの精油(こちらです↓)が底をついた。

つまりはこの2週間、
蒸留を初めて試みる私のテンション&ボルテージは
静かに着実に高まり続けていたのである。

そしてついによく晴れた土曜日の朝、
朝市で生ハーブを手に入れ
(レモングラスと枝つきローズマリーとバジルの束✨)、

ハーブを積んだベビーカーを " 押す! "
と言う2歳むすめの歩みで帰路につき、
ひとしきり遊んでから寝かしつけ、
むすめも共に寝落ちしたその時間がほんの10分だったことに安堵して、
ついに蒸留器の箱を開けたのである。


記念すべき第1回目は、バジルの葉で。
きっと茎も使えるのだろうけれど
試しに葉だけむしってみたら200g以上あったので、葉だけで蒸留してみることにした。

1. 水500mlを注ぎ、セットしたインナーハーブ台にハーブを敷き詰める。


2. 加熱開始。気泡と共に期待も湧き上がる。


3. ここに蒸留された水滴を受けるのだ。


4. 沸いたらアイスボウルに氷を500g、塩を小さじ2ふりかける(氷が溶けにくくなる)。


5. ついに1滴!


ぴちょん...ぴちょんと水滴が落ちる音、
ふわぁと部屋中に広がるバジルの香り、
こぽこぽ湯が沸く音に満たされて
至極の1時間でした。
(途中、昼寝から目を覚ましかけた娘を再び寝かしつけ、脱兎のごとく戻る一幕も。)

そして私のリールは蒸留水が抽出される様子を記録しようと連写したオタクばりの形相を呈し(↓)、

およそ50分で100mlほどの蒸留水がとれました!

蒸留器に付属されてた茶色の小瓶に
蒸留水を移して、冷蔵庫に入れて、ひとまず完了。


備忘

✅ 100mlの蒸留に必要な氷は500g。我が家の冷凍庫だと1回分しかない

✅ 小瓶から別容器に移す用のガラス棒とスポイトが必要

✅ 洗浄後、抽出管の中にどうしても残る水滴を取るにはどうしたらいいか調べる

✅ 洗浄後に拭きあげなくてよくするために、温水で洗浄していいか調べる

✅ リカロマさんHPには " 200mlのマイアロマウォ―ターが約45分で作れます。" とあるから、もっと火力が強くていいのか調べる


🔖 しおり

・蒸留器をお迎えしたときの記事

・我が家の蒸留器

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集