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ベーシックインカムとは?月7~15万支給の夢の制度について私が思ったこと。

ついに実証実験がドイツで始まる!

「ベーシックインカム」という言葉をご存じでしょうか。

ベーシックインカムとは、国から生活に必要とされる現金を国民全員に、無条件で支給する制度です。

その実証実験がドイツですでに始まっているとのことで、興味が湧いたので調べてみました。

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都市伝説界隈では数年前から言われていたベーシックインカムですが、ついに世界では動き出しつつあるようですね。

確か都市伝説では、近い未来、今の仕事の80%?がAIに置き換わることにより施行される制度、というような感じだったと思います。

しかし、ドイツではコロナ禍の危機的状況の中の新しい試みという形で、2020年8月中旬からスタートさせたようです。

上手く行くか分からないけど、今できることを最大限にやってみようというスタンスが海外っぽくて良いですね😊

まだ実験段階のため、国民全員ではなく、実証実験に参加したい希望者のみだそうですが、1,500人いる被験者の中から120人が無作為に選ばれ、1人あたり月額1,200ユーロ(約15万円)が無条件に3年間支給されるようです。

18歳以上でドイツの永住者であれば、誰でも申し込むことができるのだとか。

なお参加者は、月15万円のベーシックインカムに加えて自由に収入を得ることができるということです。

ドイツだけでなく、これまでフィンランド、カナダ、オランダなどでも一部の人や地域を対象に実験的に実施されているようです。

世界は進んでますね~❗

日本では月7万円の支給になる?

ちなみに、日本でも菅内閣発足から急速にベーシックインカムの導入論が巻き起こっているみたいですね。

日本では月7万円の支給を想定しているそうで、導入する場合は年金、医療、生活保護等の社会保障システムは打ち切りになるようです。

ドイツと比べて約半額の月7万円になるみたいですが、さすがにこれだけでは足りないですね。

日本の場合は、何か別に仕事を持つことになるでしょうね。

ベーシックインカムは人々の意欲をなくすのか?

国から月7~15万円が国民全員に無条件で支給されるまさに夢の制度ですが、一方で人々が働く意欲を失って、怠惰な生活を送る懸念も指摘されているようです。

実際スイスでは、2016年にベーシックインカムの導入案をめぐって国民投票があったそうですが、反対派の理由のひとつでもあったようで、導入案は否決されています。

確かに、仕事をすることは収入を得ることとイコールになっている世の中ですので、働く意欲を失ったり、怠惰な生活を送ってしまったりするのは避けられないかもしれませんよね。

ただ、私的に問題はそこではないような気がします。

ベーシックインカムについて私が思ったこと。

ベーシックインカムの導入により、人々の働き方や暮らしはより自由になることは間違いないと思います。

今のように「生活のために働く」という概念は、少しずつ薄れていくことでしょう。

したがって、お金の余裕、時間の余裕が出来たことにより、人々は自分のことを今よりも考えるようになるのではないでしょうか。嫌でも😅

「自分は何がしたいのか」

「自分のやりたいことは何だろう」

「自分には何ができるのか」

「自分はどう生きたいのか」

これらをちゃんと考えて、実行することが出来れば、怠惰になることはないと思います。

むしろ、やりたいことがある人には打ってつけの制度ですよね。

ベーシックインカムの導入で、生活のためではなく、より"自分のため"に生きられるようになると個人的には思っています😊

しかし、「生活のために働く」という概念がなくなるまでは、日本が想定する月7万円くらいの方が、モチベーションを保ちながら生活していけるかもしれません。

怠惰になるには個人差があると思いますが、ほどほどがいいのかもしれませんね。

最後までお読みいただきありがとうございました!

こちらの記事を参考にさせていただきました。


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