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BAR経営をやめておけ!理由3選🍸

仕事柄「BARを始めたいんですけど教えて下さい」という様な相談をよく受ける。
先に結論から言ってしまうと”BARはやめておけ”という答えをします。

色々な飲食店の業態があるが、BARとカフェは本当に難しいのでよっぽど条件など合わない限り辞めた方が良いのです。
以下に理由を述べていくので、もし検討中の方はぜひ参考にしていただきたい。




理由①差別化が難しい


BARは基本的にお酒を楽しむ場所である。よって料理にはそこまで力を入れていないところがほとんどである。
このお酒がメインであるというポイントが差別化を圧倒的に難しくしているのだ。

お酒というのは料理と比べて味の違いも分かりづらいし、まして盛り付けもどの店に行ってもさほど変わらない。
例えば近所の居酒屋で飲む500円のジントニックと一杯1500円する様な高級なジンを使用したジントニック。
何も言わずに出されて味の違いが分かる人がどれくらいいるだろうか?
私も業界10年以上いるが正直味で見分けられる自信はない。

なのでまずメイン商材であるお酒で他店と差別化を図るのはかなり難しいのである。

理由②かなり属人的である。


①の理由にもつながっているのだが、BARは何か決まったものを食べに行くといった場所では無く、多くはマスターが知り合いだからとか喋りが面白いからとかそういった理由が多い。
よって、オーナーが毎日お店に立つのであればまだよいのだが、社員にやらせてオーナーは管理だけというパターンでは人もつきにくいし店長が辞めてしまったらお客さんも来なくなるということも考えられる。
たとえオーナーが店に立つパターンでも、体調を崩してお店に立てなかったりしたときにカバーしづらい。
こういった面でも非常にリスクがあると考えられる。

理由③客単価が低い。


上でも上げてきたようにBARはお酒を楽しむ場所であるため2軒目3軒目で利用されることがほとんだ。
なので食事のオーダーがたくさん入る事は考えづらい。ドリンクもガバガバ飲むというより、どちらかというとしっぽりと1~2杯。多くても3杯程度。3杯飲んでくれたとしてもドリンク1杯800円程度だとしても2400円にしかならない。
もちろん、チャージや簡単なおつまみも入るかもしれないが、それでもそこまで単価が上がる事は考えづらい。
1杯でゆっくり1時間くらい過ごすお客様もたくさんいるだろう。
そうすると当然売り上げも上がりにくく、結果的に経営が厳しくなっていくという事なのである。

まとめ


いかがでしょうか?
BARは居酒屋などを始めるよりも初期費用が低く、ついつい始めやすいので軽い気持ちでOPENさせてしまう人が本当に多いです。
なんか自分のBARを持ってるってすごくかっこいいですよね?!笑
わかります。なので安易に手を出してしまう気持ちもわかるんです!ですが、結果それで経営苦しかったら意味ないですよね。。

「友達が来てくれる!」ってのもよく聞きますが、ハッキリ言います。友達は来ません!!笑
正確にいうと最初は来てくれるでしょう。でも、そのあとはたまには来てくれるかもしれませんが、それを当てにするのは本当にやめた方が良いでしょう。

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