7月に読んだ本まとめ【年200冊読む】
Kindle Unlimitedがなければ、とっくに破産している本の虫が7月に読んだ本まとめ。
簡単な感想があったり、なかったりします。
69冊目『鈍色幻視行』恩田陸
なぜか勝手に船上のクローズド・サークル的なやつを想像して読んだのですが、殺人は起こりませんでした。
レビューで「『夜果つるところ』を読ませるためだけに書かれたもの」という感想がありましたが、まさしくそう。旅行記とか好きな人は、これ単体で読んでも面白いのかしら……?
70冊目『夜果つるところ』恩田陸
耽美最高! でも『鈍色幻視行』より先に読んだほうが面白かったかも、という本末転倒な感想。
『鈍色幻視行』のなかで結末までネタバレされているので、読んでいても先を知りたくて読んでいるというよりは、世界観や表現を楽しむために読んでいる感じが強かったです。
71冊目『理由(わけ)あって冬に出る 市立高校シリーズ』似鳥 鶏
同じ作者の叙述トリック短編集みたいなものを買おうか迷っているので、とりあえずKindle Unlimitedで別の作品を読んでみようと思い立ち。
推理小説に飢えていたので面白かったです。
72冊目『薔薇のマリア III.荒ぶる者どもに吹き荒れろ嵐』十文字青
主人公のドン底ネガティブさ加減と、エグい劣等感の塊みたいなところが好きです。
先月、13巻以降をダウンロードする前にKindle Unlimitedの対象期間が終わってしまったので残りを一気買いしたんですが、今日見たらまた全巻Kindle Unlimited対象になってて、先月買った分は作者へのお布施ということにしておきます。
今月は4冊で終わり……。『鈍色幻視行』が600ページ超だった(読み終わるまで2週間かかった)のと、宅建の勉強やコンテスト用の原稿執筆が忙しくて全然本を読む時間がありませんでした。
来月は73冊目からスタート。10月の宅建試験が終わったら、心ゆくまで本を貪るつもりです。
おまけ:今月買った本たち
4冊しか読んでなくてあまりにも記事が短いので、おまけで今月購入して積本となった本たちを紹介しようと思います。
『不死探偵・冷堂紅葉 01.君とのキスは密室で』零 雫
ほぼ表紙買い。GA文庫大賞の銀賞作品らしいです。
ラノベにしては、なかなか本格的な推理小説らしいので楽しみ。
『竜の姫ブリュンヒルド 竜殺しのブリュンヒルド』東崎 惟子
前に読んだ『竜殺しのブリュンヒルド』の続編的立ち位置のやつ。
『竜殺しのブリュンヒルド』もたしか、電撃大賞の銀賞だったような……?
大賞作品の王道ラノベよりは、銀賞あたりの尖ったラノベが好きなのかもしれないです。
『なめらかな世界と、その敵』伴名 練
kindleのハヤカワセールにて。ずっと読みたかったやつ。
『雪が白いとき、かつそのときに限り』陸 秋槎
これもハヤカワセールにて。陸秋槎作品をコンプリートしたい。
『元年春之祭』陸 秋槎
ハヤカワセールにて(n回目)。陸秋槎のデビュー作。
これでまだ買ってない陸秋槎作品は星海社のものだけに。
『同志少女よ、敵を撃て』逢坂 冬馬
そろそろ文庫化されそうな予感がするけど、半額セールをやってたので買いました。
『われら闇より天を見る』クリス ウィタカー
半額セールにて。今年の本屋大賞の翻訳部門受賞作。
『アンデッドガール・マーダーファルス 1』青崎有吾
アニメ化するって話を聞くと、必ずアニメ見る前に原作読みたくなる病。
『神薙虚無最後の事件』紺野天龍
多重ミステリが好きなので。これもたしかセールで安かったはず。
『ツインスター・サイクロン・ランナウェイ3』小川 一水
いま一番好きなシリーズもの。百合SFはいいぞ。
『無限の月』須藤古都離
デビュー作『ゴリラ裁判の日』がめちゃくちゃ面白かったので、期待も込めて。表紙の色味がデビュー作に寄せてきてる感ある。
普段は買ったとしても新刊を月に2~3冊程度なんですが、今月はプライムセールでkindle版が軒並み安かったのでけっこう買いました。
こうして積本が増えていくんですね。
来月は『レーエンデ国物語』の続編が出るので、それだけ買って本屋とAmazonは覗かないようにしようと思います……。
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