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母の遺影を選ぶのにiPhoneが役立った

10日前に母が急逝。
意識不明で病院へ緊急搬送されて2日後のことでした。

突然の別れに悲しむ暇もなく葬儀社の手配、葬儀会館へ搬送と安置。
夜更けだったので葬儀の打ち合わせは翌朝に。

遺影の写真を用意しておくように言われたものの、母の写真を見ると涙が溢れて選べず。
結局、葬儀の打ち合わせ中に遺影を決めました。

iPhoneの写真機能「ピープル」で母の写真を絞り込み、「顔を拡大」を有効にして真正面の写りをいくつか候補としてピックアップ。

「顔を拡大」にするとドアップが並ぶので、感情移入せずに集中して選べるのが良かったです。

カメラ目線の正面から撮影した写真は少なかったのですぐに決められました。

今思えば、母が出かけるときによく被っていたハンチング帽と首元にスカーフを巻いた写真の方が良かったかもしれない。

最近の遺影写真は旅行中や趣味を楽しむなど自然な良い表情を使うことが多いと葬儀社の方から聞きました。

でも、最終的に選んだ1枚は家の前で孫と写る優しい笑顔のショット。

周りから「素敵な遺影」と言ってもらえてたし、限られた短い時間の中で良い写真を選べて安堵しました。

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あいこうら(さくっとふぉとらいふ)
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