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一年の振り返り

今年はいろんなことにチャレンジをした一年でした。覚えているかぎりのことを書いていきたいと思います。

一月の日記に書いてある目標が太宰治賞の最終候補になることでした。結果、一次通過をすることもできませんでした。読み返すと、推敲不足でした。かなり反省しました。
この時は相当落ち込んでしまい、文學界新人賞は一次落ちだろうと自信を失っていました。
結果は三次通過でした。もう名前が残ることは一生ない、と落ち込んでいたのでとっても嬉しかったです。

いつ頃かはわかりませんが、5月の文学フリマに向けて動き始めました。『TROIGIE』という同人誌に私の作品を寄稿していただけることとなったのです。結果、過去に最終候補に残った作品を大幅に改稿することになりました。
結果的には、好評でほっとしました。
ここから自分の小説を公開することへの抵抗感がなくなっていきました。

6月ごろに、出会いがたくさんあって(過去のnoteに詳しく書いています)私は、11月の文学フリマに向けて日記本を作り始めました。大学ノートに書いたものをポメラに打ち込んでいき、文章が綺麗になるようにパソコンで直していきました。表紙は、勇気を出してデザイナーの麻生誠治さんにお願いしました。おかげで素敵な本ができました。
文学フリマでもたくさんの出会いがあり、本もほぼ完売して、とっても嬉しかったです。
noteがきっかけで私を知った方が二人もいて、Twitterで繋がっている方にもnoteの記事を褒めていただけてびっくりしました。
もっと更新しよう。いい記事を書こうとやる気まんまんになりました。ありがとうございます。

今年は、夢が一つ叶いました!
「自分の人生が本として書店に並ぶ」
日記本を本屋さんに置いてもらうことになったのです。今は水道橋の機械書房さんと江古田駅すぐ近くの百年の二度寝さんに置いてもらっています。ありがとうございます。
自分の人生を本にしたい、というより弟が生きた証を世に残したかった、というのが本音です。

新人賞を受賞する目標に関しては、一度諦めそうになりました。六月ごろに、メンタルの不調があり書くことが辛くなったのです。
(これも、過去のnoteの記事に詳しく書いてあります)
トラウマ治療のカウンセリングに通い、今は1日10枚書くことができるようになりました。1日3枚書いて読書をする日々を送っていましたが、たくさん読むより一つの作品をゆっくり、何度も読むようになりました。そうすると書きたい気持ちがどんどん膨らんでいって、10枚に増えました。
推敲に集中する時期になれば3枚に戻ると思います。

今年はもう一つ、林芙美子文学賞の結果がネット上にアップされていて現時点では一次通過に名前が載っていました。知らなかったので、Twitterで仲良くさせていただいている方に教えてもらえて良かったです。ありがとうございます。二次通過をしているのか、最終候補になっているのか、林芙美子文学賞に応募をするのは初めてなのでわかりません。
ネットで名前を見つけた時は嬉しかったです。Twitterで知っている方の名前もあってそれも嬉しかったです。ライバルなのに、不思議ですよね。

普段小説の話ができる人がほとんどいないので、Twitterで創作や読書の話をできる方がたくさんできて嬉しくて、受賞したらTwitterのみなさんについて書いてしまうかもしれません。Twitterのおかげで、出会いがあり、今年はいろんなことに挑戦でき、夢が叶い、感謝をしているのです。ありがたいです。
しかし、人と自分を比べてくよくよすることはたまにあります。そういう時は見ないほうがいいな、と思います。また辛くなったら夏のようにTwitterをおやすみすると思います。

今年は東京のZINEを置いている書店にハマり、何度も東京へ行きました。かなり節約をしましたが、貯金の三分の一がなくなりました。でも、会いたい方と会うことができて、すてきな作品とたくさん出会えて、やりたいことがたくさんやれたので、よかったです。
今年は今数えるだけで六回?も東京へ行きました。行き過ぎです。来年は、雪が溶けるまでは我慢しようかなと思っています。
(石川県は毎年、大雪が降るので雪かきや移動が大変なのです)

今年は、創作において尊敬する方ができました。機械書房の店主、岸波龍さんです。岸波さんとお話をしていると、自分の視野の狭さに気付きます。そして、創作をすること読書をすることの楽しさを再確認することができます。
私は岸波さんのnoteの記事を読むのが好きです。落ち込んだ時は、アマチュア創作の秘奥義シリーズを読んでいます。
今は岸波さんの日記本を読むのが楽しみです。
(『アマチュア創作の裏技ガイドブック』を版行されるようです。私のバイブルになりそうです)
Twitterでリプライをする時やお会いする時は緊張をして挙動不審になります。

今は、来年の5月の文学フリマに向けての新刊作りと、次の公募に向けての小説を書いています。両立できるの?去年の5月の文学フリマで燃え尽きていたじゃない!と言われるかもしれませんが、あの頃よりだいぶ、やり方を変えたり考え方が変わったので、大丈夫です。
余裕を持ってやれています。
前回の文学フリマではおもしろいを優先しましたが、次の文学フリマでは沁みるものが作れたらと思っています。
公募に出す小説については、秘密です。
もし受賞できたら、その時に読んでもらえたら嬉しいです。

今年もありがとうございました。
来年もよろしくお願いします!

作田優

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