【歌詞】葦の穂綿
葦がゆるりと歌う 成れ果てという恋綴り
男と渡る穂綿は 軽くて 脆くて 浮き沈む
うわつく気持ちが悪いのか
酔わせる言葉があまいのか
愛されたい心を揺るがせる
猫とまたたびのような関係
泣きたいからって恋をする
茶番な女などいないのよ
しれっと入り込む懐の恋はさざ波
寂しくて...
時が調べを伝う 秋は夕暮れ いとをかし
惚れた腫れたの穂綿は 白くて 柔くて 染み渡る
愛してほしくて愛してた
微笑む姿が遠ざかる
そんなやましい気持ちがないなら
ちゃんと日の元を歩いてみたい
泣きたいからって恋をする
茶番な女などいないのよ
しれっと入り込む懐の恋はさざ波
好まない...
男心と秋の空 一夜にして七度変わる
女心は冬の風 いざや別れを惜しまない
泣きたいからって恋をする
茶番な女などいないのよ
しれっと入り込む懐の恋はさざ波
日が暮れるまで 葦は歌う 穂綿の恋 風吹かせ...