【歌詞】雪柳

凍えてくる 雪の息吹いぶき  やるせない
師走しわす佇ただずむ 夢見心 会いたい...

いつまで経っても貴方あなたは来なくて
いつかをようやくポケットに入れて
雪柳ゆきやなぎの下 降る雪に埋もれる 肩身が狭い

生き方 恋し方 愛され方

もしも いつか 貴方あなたの手に触れた時
私も溶けてしまうんだろうか...
都合のいい時だけ会いに来る 連絡もなく


震えるだけ 冬の峠とうげ 食い縛しばる
悴かじかむ気持ち 刻一刻と過ぎ去る

愛する貴方あなたの愛する誰かを
私もきちんと愛せるようにと
雪柳ゆきやなぎの下 待つあいだ 抱かれる温ぬくみ浮かべて

なるべく天井てんじょう  思い出さず

跡や匂い残さないよう 慎重に
私の雪は いつまで経っても...
決めた事を守って そしてまた 愛想を見せる


道に積もった雪は風に吹かれ この葉も揺らし
私が生きて 待てるあいだに来てくれればいい

明けない夜は私にある...


跡や匂い残さないよう 慎重に
私の雪は いつまで経っても 変わらぬ立場で

もしも いつか 貴方あなたの手に触れた時
私も溶けてしまうんだろうか...
都合のいい時だけ会いに来る 連絡もなく


たまに交わした 稀まれの約束 何度 破られても
雪に降られ ひたすらと待つ 貴方あなたの影

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