【歌詞】これが恋だと...
風の公園 不確かな雲
宙ぶらりんな想いをかかえて
曖昧さなど 気にしなかった
恋に夢中になってた
夕方を過ぎ 薄暗いまま
花火が彩ってた夏を
思い出したら あきれるほどに
今も好きだって気付いた
浴衣を着て デートをした
金魚すくい 下手なふたりを笑った
それだけで楽しかった月日が
しゅんと背中まるめて立ち去った
別れ話は得意じゃないから
笑んで うなずいて 言った
「うん、わかった」 つらかった
永遠なんてあっという間に終わることを知った
この公園のベンチに座り
時間を忘れ 会話とまらない
だから全然 終わることなど
考えずに 大好きで
夏のはじまり 付き合いだした
ふたり 冬を迎えられずに
一年なんて ホントむずかしい
幼さのせいと思った
部活終えるまでの時間で
あなたを待つしあわせを感じてたから
別れとか話に聞いてたけど
話半分で聞いてたことを
自分が出会ってようやく知った
変に気遣って言った
「次、あるよ」 バカみたい
"思いやれない私だから"と 現実 身に染みた
なぐさめてもらえるなんて 心なしか思ってた
ふたりでいたあの公園のベンチに座って
しあわせに入り浸りすぎることが
時に人を傷つけることを 思いやり見失うことを
考えられるまでに きっと成長できた
大好きで 楽しかった月日が
しゅんと背中まるめて立ち去った
門限が訪れるその前に
親に怒られる前に
「うん、わかった」 飲み込んで
涙をふいて家に向かおう そう恋が終わったと...
今やっと... これが恋だと...