【歌詞】焼けた色
夕立ち あがって 路面が光る
凪いでる風まで ふと振り返る
過去の出来事が靴音になって 鳴って 渡る
ずいぶん小さくなった、と
自分の背中 ウインドウで見て
そこらじゅうに散らばった雨粒が些細な笑み
つくろう笑いが増えた、と
鳴らないスマホをポケットに詰め
友達がまたひとり 連絡取らなくなった、と
思い出に恋しく縋りたい
描いた 未来に もう肩透かし
どうやら雨にもバカにされてる
そんな気になってやるせない気持ち 切に吠える
それでも誰にも聞こえない
やわな哀愁 時が経つだけで
いつの間にか忘れてる自分のあだ名さえもう
理想と現実 違って
なりたいものにもなれなかった、と
期待なら遠ざかり 足取りは重たいままで
履き慣れた靴にも嫌われる
青春はにぎやかで そうあってほしいけど
気付けば 焼けた色ばかりが私を囲ってる
疲れた心に鞭打ち
しっかり立て、と そして歩け、と
身も蓋もない暮らしに カラスがやけに騒いでる
どんなに正しく生きても
何かを失い 経て 失って
夕立ちと小夜時雨 時間差でまた降りだして
思い出がまた今 流される
だけど 思い出ぐらいには縋っていたい
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