【歌詞】遥远的天空／遥か空

夜風に耳を澄ます
なんてことない風音だけ
安らぎを運んで来てくれたなら
不穏も律儀に私を追い詰めない

猫が鳴きだす 閑静かんせいに響いてる
邪よこしまな考え ふっと我に返る

遥か空 目指したら きっと違ってた
そんなこと思わずにいられないほど
愛されたい 生きていたい 本能が叫ぶ
けど許されない 私を無碍むげにした
私の人生がここにある


罪と罰を背負うのか
どんなことをして来ただろう?
際どさはあったかもしれないけど
越えてはいけない一線は越えてない

犬の遠吠え 暗がりに続いてく
決意表明を書いた紙が飛んでく

遥か空 目指せたら たぶん違ってた
泣くのにも疲れたとただ見上げてる
愛されたい 生きていたい 我儘わがままとしたら
月は雲の奥 靄もやがかかったような
私の人生がここにある


烏からすが喚わめく 真夜中にこだまする
すり減るだけの靴、心、服が裂ける


遥か空 今し方 葬ほうむられるなら
清々しい気持ちへと変わるのだろう
それでも でも 生かされてく 生かされてしまう
沈む船の時のように
鼠さえも逃げだそうとしてるのに

遥か空 目指したら きっと違ってた
そんなこと思わずにいられないほど
愛されたい 生きていたい 本能が叫ぶ
けど許されない 私を無碍むげにした
私の人生がここにある

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