子供の中学受験の思い出①〜受験を考えたきっかけ〜
上の子は今年から高校生。
いわゆる中学受験組です。
この季節になると思い出すのが、受験へのストレスによる不登校です。
小6の夏、毎日のように続く夏期講習で心がポッキリ折れました。
「塾行かない」「勉強しない」「学校も行きたくない」
もしかしたら今現在、同じように悩んでいる親御さんもいるかも知れませんね。
うちの受験記はおいおい書いていくことにして。
私が「中学受験しないとやばいかも!」と強烈に感じたのは
2015年に読んだ『週刊ダイヤモンド』の記事でした。
ハッとしたのはこのグラフです。
左は、1997年までの学力グラフ。
右は、学力二極化のグラフ。
記事の内容をざっくりいうと
1997年頃までは学力のボリュームゾーンが中央にあり
先生も(ボリュームゾーンの)普通の子に向けた授業を進めていけばよかった。
しかし、経済格差などにより学力二極化と言われる昨今(2015年当時)は、
ボリュームゾーンが2コブ。
この2コブの不幸なところは
学力を平均すると普通がグラフのくぼんだところに来てしまうこと。
公立の学校は平均である普通の子に向けて授業をするように
なっているそうです・・・。
実際にここに人は少ないのに・・(2015年当時)
その結果、
勉強ができる子は授業が簡単でつまらない。
勉強が苦手な子は授業についていけず面白くない。
こんな状態になっている・・・と記事にはありました。
現在は改善されているのかもしれませんし
学校によって対策が取られているのかもしれませんが
当時、記事を読んだ私は「ハッ」としました。
学力二極化の平均は不幸なのでは?
一方、受験で入学した学校であれば学力が似通った子が多く
ボリュームゾーンは真ん中にあるのではないか?
これが中学受験を真剣に考えるようになったきっかけです。
こうした不安があり、受験体制に入っていくのですが、
冒頭に書いたように、
うちの子は小学6年の夏に心がポッキリ折れました。
その2に続きます。