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佐久間寬厚
2022年1月13日 21:00
思えばその年。作品としての場が完成を見せた。それはある僻地でのこと。誰に知られることもなく。はっきりと決定的だったこと、未だに分岐点と言える地点。それは僕が場と言うものを作品として完成、完結させると言う視点を持ったこと。そしてそれを形で証明したこと。作品としての場。場そのものが作品。この視点はそれまでの誰にも何処にもなかったこと。あの決定的な場面を僕は今でも空を見