今の自分ができるまで 1-④
自己を否定された私はどうなったか。
何事においても
『私が悪い。』
と思うようになりました。
特に、母から言われていた
「あなたは、いるべき人間ではないのだから、我慢しなさい。」
は、ものすごい効力でもう呪いに近いですね(- -;)
何が起こっても、私が悪いのです。私がいるから悪いのです。
従姉妹二人が喧嘩をしているのも
祖母の料理が失敗するのも
食器が割れるのも
庭の花が枯れるのも
母がイライラするのも
家の中で起こるすべてのことは
私が悪いのです。
私は必要のない人間、私がいるだけで周りは皆 気分が悪くなる
発言なんかしてはいけない、望みなんて持ってはいけない。
そんな感覚は、家の中だけではなく
そんなことを全く思っていないであろう、クラスメイトや
ただすれ違った人など
だんだんと私の小さな世界 全てを支配していきました。
続く