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【新人賞受賞から1年】デザイナー2年目の挑戦と可能性の開花 彼女が大切にするカルチャー「感謝」がもたらしたもの

1年前の2022年4月に新人賞を受賞した、Itoさん。今回の記事では、新人賞受賞までの想いやこの1年間の振り返り、そして今後の抱負についてインタビューしました。デザイナーとしての可能性を広げ、新たなステージに向かって更に階段を上り続ける彼女の姿をお届けします。

・プロフィール
Ito
2021年新卒入社、クリエイティブユニット所属。デザイナー兼コーダーとして、社外プロジェクトに参画。社内報「BLOOM」ではデザイン監修を担当。社内デザインコンペの企画やキックオフ(全社総会)の幹事なども務めている。


──Itoさんが新人賞を受賞してから1年が経ちました。当時の想いと、今振り返ってみていかがですか?

私が新人賞を意識し始めたのは、入社してすぐのキックオフで、クリエイティブユニットの先輩であるShiraiさんが受賞した時でした。その時から新人賞受賞を目標にしていたので、受賞したときは本当に嬉しかったです。クリエイティブユニットの新卒が連続で受賞しているので誇りに思いました。

・Shirai掲載記事
【メンバーインタビュー】オリジナル絵本「さくらぐ」ができるまで

同期の中でデザイナーは私1人だったこともあり、入社後、どのような行動をしたらより早く成長できるのか、日々考えていました。悩んだ結果、まずは、デザイナーとして今取り組めることや得意なことから積極的に行動に移すことにしました。
週報の書き方を考えてみたり、社外プロジェクトで学んだことを共有したり、自分のできることをコツコツと焦らず行動していました。新人賞の受賞理由として挙げられていたものは、そういった日々の積み重ねで得たものも多く、普段の取り組みをしっかり見て評価していただけたことが嬉しかったです。

──今期のキックオフではカルチャー賞「感謝」を受賞されていました。日頃から心がけていることはありますか?

サクラグでは、「感謝」をカルチャーの1つとして大切にしており、メンバー間の「ありがとう」が日ごろから飛び交っています。「ありがとう」と言われると嬉しいし、自分も「ありがとう」と伝えると気持ちがいい。この「感謝」を伝え合うカルチャーは、サクラグ内のメンバー間のコミュニケーションが円滑である大きな要因となっていると感じています。
私は業務上、社外プロジェクトへ参画することも多いのですが、たくさんのメリットがあるサクラグの「感謝」のカルチャーを、社外の方との間でも積極的に行動していこうと、いつも意識しています。

やり取りの中で、「了解です」「承知いたしました」で会話が終わってしまうことが多いと感じていて、そこにプラスして感謝の言葉も伝えるように心がけていました。特に、初めての案件をお願いされた時には「ありがとうございます!ぜひ私にやらせてください。」と伝えるようにしています。
こういった積み重ねから、「依頼してよかった」「任せて安心出来る」「次回もお願いしたい」というお声を頂くことが増え、自分自身の評価にも繋がっていったのではないかと思います。

新人賞受賞コメント時の様子

──Itoさんはこれまでの業務の中で、デザイナーとしてのやりがいや魅力をどのようなところに感じていましたか?

デザインをする上で正解は無いので、「どこまで詰めるか?」「どこまで形にするか?」は、いつもすごく悩みます。
もちろん大変な部分も多いですが、仕上がったデザインが世に出て、多くの方に見ていただけるというのは、何度経験してもとても嬉しい瞬間です。実際にクライアントから褒めていただいた際には、次回はもっと素敵なデザインを作ろう!と活力になっています。

──Itoさんが新人賞を受賞してから、今度は先輩となってキャリアを積んでいくなかで、悩んだり、壁に直面したりしたタイミングはありましたか?

2年目以降、様々なお仕事を任せてもらえるようになり、特にディレクション業務は初めての経験でしたので、最初は悩むことが多かったです。
チームとして動いているので、メンバーの工数管理やスケジュール管理など、コーダーだった時には関わる機会の無かった業務に、最初は戸惑っていました。

──その時どうやって乗り越えましたか?転機や印象に残っているエピソードがあれば教えてください。

その時はチームで動いていたので、同じチームの方にとにかく「聴く」ことを大切にしました。得た情報をもとに、メンバーが動きやすいよう手順書をアップデートするなど、チームがよりスムーズに回るためにできることには積極的に取り組みました。
私は、どの仕事にも言えることですが、まずはとにかくチャレンジし、経験を積み重ねることが大切だと感じています。この時も、「今自分ができること」に真摯に向き合い対応することを積み重ねるうちに、だんだんできることが増え、一段ずつ階段を上るイメージで少しずつ乗り越えていきました。

──最後に、Itoさんがこれからの活躍を目指す新卒デザイナーに伝えたいことはありますか?また、今後取り組みたいことなどもあれば、ぜひ教えてください。

現在参画している社外プロジェクトでは、コーディング業務に携わっているのですが、新卒の頃はHTMLとcssについてほとんど知らない状態だったんです。0からのスタートだったこともあり、コーディング業務には最初抵抗感がありました。
ですが、先輩に教えていただいたり、プロジェクトで実際に使用し覚えていくにつれて、いつの間にか「楽しい!」と感じるようになってきました。今では、デザイナーからコーダーまで幅広く仕事できるようになり、自分の可能性が大きく広がったと感じています。
私のように、はじめは出来ないと思っても、やってみると案外自分に向いてた!ことは多いと思います。ぜひ、自分で限界を作らずに色々挑戦してみてください!
これからは、後輩に教えていく立場になることもあり、今まで以上に気を引き締めていかなければと感じています。自分自身も更に高みを目指して成果を出すこと、フォローに回ったり一歩先の仕事まで先行して取り組むことを意識し、新たなステージに向かって成長を続けていきたいと思います。