嘘吐きは生れつき
言葉を濁して 想い出を語った
それは彩った 作り話だった
出で立ちの嘘を 頑なに壊さず
騙して来た旨 嘘吐きは生れつき
煙草を吹かして 想い出も吹かした
煙は拡散 空気中に散った
知らない土地では 決まり切った事を
自分をも騙し 嘘吐きは生れつき
本当の想い出の電池はとうに切れてる
サヨナラも上手に言えなかったけど
もう動かない過去の自分 あと腐れなく bye-bye
デ・ジャブの想い出も電池は無くなった侭
入れ替えもせずに もう終りにした過去の未来
虚勢は取れない 想い出の経験
研ぎ澄まされてる神経を突き抜け
出鱈目も我が身 守るために使う
見極めの肥やし 嘘吐きは生れつき
積み重ねた想い出の電池がもう切れてる
本当の自分も消し 演じるまで
色艶のない肉の塊 全部を棄てて bye-bye
カラクリの想い出は自在に操ってみせ
錆び付いた電池 抜き取る作業へと続くのよ
愛したい 愛されたい なんて欲集りの衝動
生きた侭で棺(ひつぎ)に入れられた爪痕みたい
微笑むの自由を奪い取る権利は誰にも無かったのに
築いてた想い出の電池が無くなった事
とうに気付いてても入れ替える気無く
あんな人は居ないと決めて 死にたがる癖 bye-bye
此の世に居ない人の電池は必要無い
私を知らない土地に君臨した嘘吐きは生れつき
楽な死に方はもう出来ない…
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