冒牌货

何も見たくなくて 何も知りたくなくて
鏡の中の自分を割って粉々にした
ろくでもない自分さ いくらだって殺せる
自分を殺すことなんて容易いこと
だって 私はゴミ捨て場に暮らす冒牌货(マァォパァィフゥオ)

何かが腐った臭いが身体に染み付いて
私の何もかもが見事な嘘吐き

さぁ今日も歩こうか このへんてこな身体で
奇抜な視線を浴びても 街の風をくぐり抜けて
いっぱい足りない物はあるけど
これ以上 減る物はないから Good-bye…

臭い物に蓋して 思い遣りは履かずに
関係性も上手に熟(こな)せず悔し泪
そんなもんしょっちゅうさ 心なんか殺せる
強がるなんて朝飯前だってことを
私の周りには知る人なんざ There is no one

プラスチックが焦げた臭いが浸透してる
鼻の穴から入り込む私の体臭

この偽物盛りが 枯れ木に灰を撒いても
何の花も咲くことなく 服に落ちるタバコの灰
焦げた痕はいっぱい残るけど
これ以上 傷付くことはない 冒牌货(マァォパァィフゥオ)

"月は夜空の何処にもありません"
"月はけして綺麗ではありません"

灼けつく鉄の歩道 当たり前に歩く日々
他愛ないさ そんなこと誰だってそうじゃないの?
この熱さを知らない人はいない
皆んなもでしょ? 私と同じでしょ? 冒牌货(マァォパァィフゥオ)

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