「ただよふ」というタイトルの話
5/2のつぶやきで、コラボ小説「ただよふ」のタイトルが古語の理由について、触れました。
その時、「タイトルの意味は、書き上げてからつぶやこうと思います」と書いていました。
無事に完結した今、つぶやきではなく、一つの記事に理由を書いてみようと思います。
香り漂う
香水の香りが、物語の要になっています。
荒波を漂う
主人公の航さんの人生は、荒波を航海するようで、途中自分の人生の航路を見失いかけ、漂流していくことを暗示したかったから。
父親の遺灰が大海原を漂う
航さんの父親は、航さんが若い時に亡くなり、遺灰が海に撒かれました。
原作「澪標」
漢字で「漂」という文字を書くと、澪の氵(さんずい)、標の票になるのを発見して、それでタイトルを決定しました。
上記が「ただよふ」という、ちょっと風変わりなタイトルの意味です。
この記事を読んでいただき、ありがとうございました。
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