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ネガティブな自分との上手い付き合い方


この記事を読めばネガティブを愛せる

この記事を読むことで、負の感情を自然な反応として受け入れ、自己嫌悪を避けることができる、という発想を得ることができます。

営業職に限らず、誰もが感じるストレスや不安に対処する具体的な方法を学び、より強いメンタルを育てる助けになります。深呼吸や論理的思考などを活用し、自信を持って日々の業務に取り組むことができるようになるでしょう。

負の感情は自然な反応と認識する

営業職に限らず、社会人にとってどうしても避けられないのがストレスや不安です。
特に営業マンである僕たちは、競争の激しい市場で毎日プレッシャーと戦っています。ここで覚えておきたいのは、これらの負の感情は僕たちが弱いからではなく、実は人間の生存本能から来ているということです。

生存本能は、人間が危険を察知し命を守るために備わっている基本的な反応です。この本能のおかげで、不安や緊張といった感情が自然に生じます。

例えば、大切なプレゼンやお客様との重要な会議の前に感じる緊張も、この生存本能の一部です。社会人として、人として成長するためにはこの感情を敵と見なすのではなく、自分の生存本能が働いている証だと理解することが大切です。

負の感情は危険を知らせるためのシグナルです。ストレスを感じたときに自己嫌悪に陥るのではなく、これが自然な反応であると捉えましょう。
つまり、不安や緊張を上手に扱うことでより強いメンタルを持つことができ、その余裕が人として魅力的になるということ、と僕は考えています。

ネガティブを否定せず、論理的に考える

先述の通り、負の感情に対してどう対処するかが重要です。

営業マンとしてお客様と対面する場面では、緊張や不安がつきものです。
新規のお客様にテレアポをかける瞬間や、大型契約の商談を控えているときなどが最たるものでしょう。
ここでのポイントは、これらの感情を否定するのではなく、受け入れることです。

まず、緊張や不安を感じるのは自然なことだと自分に言い聞かせましょう。「緊張しているけど、それでいい」「不安になるのは当然」と心の中で話しかけることで、感情を受け入れ、冷静さを取り戻せます。この方法は、体が自然に反応していることを認識し、心を落ち着かせる効果があります。

次に、具体的な対処法として、深呼吸を取り入れてみましょう。深く息を吸ってゆっくり吐くことで、心拍数が落ち着き、緊張が和らぎます。これは普段から意識しておかなければ、いざという時に頭が真っ白になってしまい深呼吸のことすら忘れてしまいます。

負の感情を感じたときは(もしそれが可能であれば)その原因を具体的にリストアップしてみましょう。
例えば、「お客様に断られたらどうしよう」「プレゼンで失敗したらどうなる」といった具体的な不安を書き出します。それぞれの不安に対して対策を考え、実行可能な行動を計画するのです。
これは僕の感覚ですが、女性より男性のほうが比較的得意な分野かもしれません。
感情の問題を論理的な問題へ、思考すること自体が気持ちが落ち着く効果がありますし、問題というのは論理的に考えることで、綺麗に解決するとまではいかなくとも大抵はなんとかなります。

負の感情は誰にでも訪れるものです。それを受け入れ、対処する方法を身につけることで、強いメンタルを養うことができると思っています。

集中力を保つなら小まめな深呼吸&昼寝が最高率

長時間のテレアポや連続する商談の中で、どうしても集中力が切れてしまう瞬間があるでしょう。そんな時こそ、集中力を取り戻すための具体的な対策が必要です。

そのための一つの方法として、タイムマネジメントを活用しましょう。具体的には、業務を短い時間に区切り、集中して取り組む「ポモドーロ・テクニック」を試してみてください。25分間の集中作業の後に5分間の休憩を取ることで、集中力を維持しやすくなります。
僕の会社ではテレアポの時間は約2時間ごとに10分の休憩を設けていますが、5分間受話器を置くことが許されるのであればもっとこまめに深呼吸するなどのリラックス時間を設けましょう。

僕は昼休みに必ず30分は昼寝をするようにしています。
これがあるかないかでは午後の集中力の持ちがダンチです。段違い。


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