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嘘のない限り、必ず美しい

恐ろしいほど絵のことしか考えていない、そんな1週間だった。
どうやらエンジンがかかったようだ。

先週とは打って変わって、今週はものすごく身軽で
ほとんど「無」の中にいるようだった。

ただ、手を止めないこと。今やれることをやるだけ。

作品をどんどん描いてやろうと思うと、後ろを振り返っている暇なんてない。
そう思うと、描く線が、塗る色が、正しいかどうかなんていちいち考えなくなった。ただ自分から出ていくものを目の当たりにする、それの連続。それをひとつひとつ、受け入れて認める。少しずつ自分を知っていく。

なんで描くのかとか、何をなんのために描くのかとか、そんなことも考えなくなった。

その代わり自分の描くものは、嘘のない限り、必ず美しいはずだと信じるようにした。理由なんてものは、そもそも過ぎてからわかるもの。
自分をなにかの理由に縛り付けずに、その時、その瞬間ごとの自分を知る。
そうするとものすごく身軽だった。

今まで、正しさや理由というようなものにしがみついていたのかもしれない。
それらから解き放たれたことによって、風にでもなったかのような気分だった。

何で描いているのかなんて、描いてみないとわからない。それって生きることと似ている。

生きる理由を知るために、生きる。
道半ばで見えるものなんてほんとうの答えとは限らない。だから、生きるし、描くのだ。

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