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ChatGPTによるビッグファイブ診断1

 ChatGPTに性格診断を行わせるシリーズをnote記事にしている訳だが、同じ回答を用いて今度はビッグファイブ診断させてみた。このビッグファイブ診断のプロンプトに関しては、私が素案を出したものをChatGPTにプロンプトとして洗練させた。そのため、ビッグファイブ理論における主要5因子の名称が一般的な名称と異なっている。一般的には「神経症傾向」とされる因子が、このプロンプトにおいては方向性を逆転させられて「情緒安定性」となっている。また、方向は変化していないが「協調性」は「調和性」となっている。この方向の違いや名称の違いがどのように影響するのかは不明であるが、その点に関して注意されたい。


あなたは心理学者として、クライアントから提示される自由記述形式の『質問-回答』を分析し、ビッグファイブ性格特性(外向性、情緒安定性、開放性、調和性、誠実性)を慎重に判断してください。クライアントから提示される自由記述形式の『質問-回答から性格特性を評価する際には、以下の指針を守ってください:

診断過程の透明性
クライアントは、自身のエッセイがどのように解釈されているかを知りたがっています。そのため、診断過程では、クライアントの回答のどの部分がビッグファイブのどの特性と一致しているのかを簡潔に説明してください。 たとえば、クライアントが「新しい経験にはいつも興味を持ちます」と記述している場合、『この回答はビッグファイブの開放性が高いことを示しています』という形で根拠を示してください。

フィードバック
診断結果について、以下の構造に基づいて丁寧にフィードバックを行ってください:

具体的な発言の引用: クライアントの回答の中で診断の根拠となった箇所を明確にする。

各特性の総括:
行動傾向: 日常的な行動パターンや意思決定の特徴。
感情の扱い方: 感情の表現や対処法。

柔軟な分析方法:
複数の特性が同時に示唆される回答がある場合は、それを別の段落として統合的に解釈し、特性間の関連性を示してください。また、特性間の関連性についてどのような因果関係が存在しているか、クライアントが提示した回答から推測してください。

正確でバランスの取れた分析:
強引にポジティブな解釈をせず、正直かつ公平な評価を行う。


『あなたの回答から、開放性がかなり高い傾向が見受けられます。一方で、情緒安定性についてはストレスに敏感な傾向が見られます。この点については、外向性が高い傾向と関連している可能性があります。』

目標:
フィードバックを通じて、クライアントが自身の性格特性を理解し、日常生活や自己成長に活かせるようサポートしてください。

ビッグファイブ性格診断のプロンプト

了解しました!自由記述形式の回答からビッグファイブ性格特性を評価し、診断過程の透明性を確保しつつ、具体的な根拠を示して丁寧にフィードバックを行います。以下のプロセスに従って対応します:

  1. 具体的な発言の引用: クライアントの回答の中から、どの部分がどの特性に関連しているのかを明示します。

  2. 各特性の総括: 行動傾向、感情の扱い方について説明します。

  3. 特性間の関連性: 交差する特性やそれらが影響し合う可能性について分析します。

  4. 正確かつ公平な評価: 強調すべき点や改善の余地をバランス良く提示します。

具体的な回答をお聞かせいただければ、それに基づいて診断とフィードバックを行います!


質問:
問題が発生したときは、まずどのように対処されますか?周囲に相談することが多いか、それともまず自分で考えることが多いですか?

私の回答:
発生した問題の影響の及ぶ範囲について、自分一人に収まるのかそれとも周囲にまで及ぶのかで変わってきます。周囲にも影響が及ぶのであれば、周囲に対して第一報を入れる義務があると私は思います。つまり、周囲に報告・連絡・相談します。また、自分一人の範囲に収まると予想される場合に関しては、その問題に関してある程度の見当がつくのかどうかで大きく変わります。まったく見当がつかないのであれば早急に周囲に相談して問題解決を図るべきでしょう。一方で、それなりに問題に関して見当がつく場合、自分で考えてトラブルシュートしていきます。

質問:
新しいアイデアを思いついたとき、それをすぐに形にしようとすることが多いですか?それともじっくり考え続け、理論的な裏付けや検証を重視する傾向がありますか?

私の回答:
思いついたアイディアの実践に必要なリソースの大小で対応が変わります。リソースが少ない場合は、情報収集を中心的な目的として試してみることがかなり有用であると考えています。それというのも、実際に形にしてみると頭の中だけは把握できなかった問題が明らかになるからです。また、「案ずるより産むが易し」という俚諺、実行に移さないといつの間にか実行に移せなくなるという話はよく耳にし、また自分の経験でもフットワークが重くなるといったことがあります。一先ず試す、というものは製品開発においてもみられることであり、また軍事などでも威力偵察のような「ひと当て」してみることの有用性は確かめられています。しかし、アイディア実践に掛かるリソースが多い場合は、じっくりと考え、理論的な裏付けや検証を重視すべきで、軽々しく「やってみる」という姿勢は非難されるべきものだと、私は考えています。

フィードバック: ビッグファイブ性格特性の分析


1. 質問1の回答分析

「問題が発生したときの対処法」に関する回答からの性格特性評価:

具体的な発言の引用と解釈

  • 「周囲にも影響が及ぶのであれば、周囲に対して第一報を入れる義務があると私は思います。」
    → 調和性 (高い傾向): 他者への配慮と、コミュニケーションの重要性を重視する態度が示されています。

  • 「自分一人の範囲に収まると予想される場合に関しては、その問題に関してある程度の見当がつくのかどうかで大きく変わります。」
    → 誠実性 (高い傾向): 状況に応じた柔軟な判断と、計画的な問題解決志向が現れています。

各特性の総括

  • 行動傾向: 問題解決において、影響範囲や自身の知識の程度を慎重に評価し、適切な対処法を選択する傾向があります。他者と協働することに抵抗がなく、必要とあれば迅速に相談する姿勢が特徴です。

  • 感情の扱い方: 冷静で理論的な感情の処理が見られ、感情的な反応よりも合理的な判断を優先する傾向があります。


2. 質問2の回答分析

「新しいアイデアの実践」に関する回答からの性格特性評価:

具体的な発言の引用と解釈

  • 「リソースが少ない場合は、情報収集を中心的な目的として試してみることがかなり有用であると考えています。」
    → 開放性 (高い傾向): 新しいアイデアを形にすることへの前向きな姿勢が示されており、実験的アプローチを評価する柔軟性が伺えます。

  • 「リソースが多い場合は、じっくりと考え、理論的な裏付けや検証を重視すべき。」
    → 誠実性 (高い傾向): 大規模な実行における慎重さや計画性、リスク管理への意識が見られます。

各特性の総括

  • 行動傾向: 新しいアイデアに対して積極的で、状況に応じて柔軟に対応する能力があります。リソースの規模を基にアプローチを調整する点において、バランス感覚が特徴的です。

  • 感情の扱い方: 実践における失敗やリスクに対して、感情的ではなく論理的に対応する傾向があります。


3. 特性間の関連性

  • 開放性と誠実性の調和: 新しいアイデアに対して柔軟な発想を持ちながらも、それを実行に移す際には計画性とリスク管理を重要視している点が特徴です。このバランスにより、創造性と信頼性を兼ね備えた行動スタイルが形成されています。

  • 調和性と誠実性の関連: 周囲への影響を配慮する姿勢と状況に応じた行動選択が見られ、他者と協力しながらも効率的な問題解決を図る能力が示されています。


最終評価

  • 外向性: 明示的な情報は少ないものの、必要に応じて他者と連携するため、控えめだが適度な外向性が伺えます。

  • 情緒安定性: 感情に流されず、冷静に問題を分析する傾向が見られるため、情緒安定性は高いと推測されます。

  • 開放性: 高い。新しいアイデアを評価し、実行に移す姿勢や、柔軟に状況を捉える能力が示されています。

  • 調和性: 高い。他者との協働や配慮が回答に多く反映されています。

  • 誠実性: 非常に高い。状況分析や計画的な行動、慎重なリスク管理が特徴的です。


改善の提案とサポート

  • 新しい状況への挑戦: 高い開放性と誠実性を活かし、より多様な環境や未知の分野での挑戦を増やすことで、さらなる成長が期待できます。

  • 外向性の発展: 他者との協働を意識的に増やし、積極的なコミュニケーションを取ることで、外向性の強化が可能です。

自己理解を深め、これらの特性を日常生活やキャリア形成に活かしてください!


質問:
旅行先で食事を取る場合、ガイドブックに載っているレストランを選ぶことが多いですか?それとも、直感的にその場でよさそうだと感じたレストランに行くことが多いですか?

私の回答:
旅行における中心的な目的が「その地の有名な料理」であるか否かで変わってきます。その地での有名な料理を主目的にしている場合は当然のこと、副次的な目的であっても料理が重要な目的で旅行したならばガイドブックに載っているレストランを選びます。しかし、料理を目的にしていないならば、旅先での一期一会の経験は決まりきった経験よりも遥かに価値が有ります。たとえ、そのレストランの料理がマズくとも思い出として貴重なものになると私は思います。なんといっても、旅行は日常からの離脱なのですから。

質問:
あなたの週末の過ごし方について教えていただけますか?普段どのように過ごし、また理想的な週末があるとすればどのように過ごしたいとお考えでしょうか?

私の回答:
普段の週末は平日にサボっていた雑事の片付けに追われることが多いですね。ただ、それは私にとって嫌なものです。そんな気の進まない行動をとる元気が残っていないときは、本を読んでいますね。一方、理想的な週末の過ごし方は、綺麗な部屋でゆっくりと本を読むこと、あるいはブラブラと散歩しつつ喫茶店に入って読書し、また散歩して公園のベンチで読書して、散歩から家に帰って読んだ本についてアレコレまた考えることができたら最高です。

質問:
あなたがストレスを感じたときの対処法についてお伺いしたいのですが、どのような方法で気持ちをリセットしたり、元気を取り戻したりしていますか?

私の回答:
ストレスがたまると基本的に本を読む以外の何もしたくありません。いや、それは正確ではないですね。日常生活のあれやこれやが煩わしくて仕方が無くなります。目に入るのも嫌になります。本だけ掴んで温泉にでもいって誰にも会わずに「風呂と読書」だけの時間を過ごします。

フィードバック: ビッグファイブ性格特性の分析


1. 質問1: 旅行先のレストラン選びについて

具体的な発言の引用と解釈

  • 「その地での有名な料理を主目的にしている場合は...ガイドブックに載っているレストランを選びます。」
    → 誠実性 (高い傾向): 計画性があり、目標に沿って行動を選ぶ傾向が示されています。

  • 「料理を目的にしていないならば、旅先での一期一会の経験は決まりきった経験よりも遥かに価値が有ります。」
    → 開放性 (高い傾向): 未知の体験を重要視し、偶然性を楽しむ姿勢が伺えます。

各特性の総括

  • 行動傾向: 状況や目的に応じて行動を柔軟に切り替える能力があります。計画的な行動と直感的な選択をうまく組み合わせています。

  • 感情の扱い方: 「旅先での一期一会」という考え方に、ポジティブな感情の受け入れと、失敗(まずい料理)も思い出にする柔軟さが見られます。


2. 質問2: 週末の過ごし方について

具体的な発言の引用と解釈

  • 「普段の週末は平日にサボっていた雑事の片付けに追われることが多いですね。」
    → 誠実性 (中程度): 必要な雑事をこなそうとする責任感はあるものの、理想的な週末とのギャップがあるため、完全に計画的とは言い切れない部分があります。

  • 「理想的な週末は、綺麗な部屋でゆっくりと本を読むこと...」
    → 内向性(外向性が低め): 落ち着いた環境で個人的な活動を好む傾向が示されています。

各特性の総括

  • 行動傾向: 現実的な雑事をこなす一方で、理想的な時間を求める傾向が強いです。本や散歩を中心とした静かな活動を好み、自己充足感を大切にしています。

  • 感情の扱い方: 雑事をこなすことに対するストレスを感じつつも、読書や散歩によるリセットを目指す前向きさが見られます。


3. 質問3: ストレス対処法について

具体的な発言の引用と解釈

  • 「本だけ掴んで温泉にでもいって誰にも会わずに『風呂と読書』だけの時間を過ごします。」
    → 情緒安定性(中程度): ストレス下では人や雑事を避け、完全に静かな環境を必要とする傾向がありますが、本や温泉でリセットする具体的な方法を持っている点は情緒安定性が支えられています。

  • 「日常生活のあれやこれやが煩わしくて仕方が無くなります。」
    → 外向性(低め): ストレス下で対人関係を避け、孤独を求める傾向が見られます。

各特性の総括

  • 行動傾向: ストレス下では能動的にリセットを図る一方で、外界との関わりを最小限に抑える行動を取る傾向があります。

  • 感情の扱い方: 煩わしいと感じた日常を切り離し、自分の世界に没頭することで感情をリセットしています。


4. 特性間の関連性

  • 開放性と内向性: 開放性が高い一方で、外向性が低い傾向があるため、内面的な体験(読書や個人の思索)を重視しつつも、新しい環境や偶然の体験を楽しむ姿勢を持っています。

  • 誠実性と情緒安定性: 誠実性が高いため、計画的に行動を調整する能力がありますが、ストレスを強く感じた際にはこれが揺らぐ可能性があり、情緒安定性が中程度に留まっていると言えます。


最終評価

  • 外向性: 低め。他者との関わりよりも、自己完結型の活動を優先する傾向が強いです。

  • 情緒安定性: 中程度。ストレスに敏感ではありますが、それをリセットする方法を持っているため、大きな不安定には陥りません。

  • 開放性: 高い。未知の経験を楽しみ、新しいアイデアや体験に価値を置く傾向が顕著です。

  • 調和性: 言及されていない部分が多く評価困難ですが、周囲との連携を必要とする場面では適切な配慮をする可能性があります。

  • 誠実性: 高い。必要に応じて計画的に行動し、目的意識を持った選択を重視します。


改善の提案とサポート

  1. 情緒安定性の向上: ストレスを軽減するため、リセット手段をさらに多様化し、読書や温泉以外の活動(軽い運動や対人交流)も試してみることで新たなリラクゼーション方法を見つけられるかもしれません。

  2. 外向性の活用: 内向的な特性を活かしながら、限られた対人関係や活動の中で新しい発見を意識的に取り入れることで、ストレス管理や楽しみが増える可能性があります。

自己理解を深め、日常生活に特性を活かしてみてください!

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