人権を無視するプロチョイス
■はじめに 嬰児殺を中絶の延長と見做して、嬰児殺を母親の自己決定権の範囲の権利行使であると主張するトンデモ主張を前回記事で取り上げた。正直な所、中絶問題やリプロダクティブ・ライツの問題は、私の中心的な興味関心事ではないため、アメリカ社会におけるホットな議論のテーマであるとはいえ、これまで熱心に論じるということはしてこなかった。
しかし、前回とりあげたXのポストを見たとき、ジェンダー論をしばしばnoteのネタにしている人間がこんな言説を放置するのは流石にマズかろう、と感じた