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2021年ねぎおは大きな決断をしました。
それは禁酒です。

正確に言えば摂酒。20歳から40歳までの20年間、微塵もお酒を縁を切るなど考えなかったねぎおがお酒との関係に区切りをつけました。

今後もお酒に人生を支配されない為に、
・何が変わったのか?
・禁酒に至った経緯
・どうやめたのか?

を備忘録として書き記しておきたいと思います。

またねぎおと同じくこんな悩みを抱えている人に1つでも参考になれば幸いです。

・お酒をなかなかやめられない
・メンタルの問題を抱えている
・体の疲労がとれない、疲れやすい
・仕事の集中力が上がらない
・睡眠の質が低い、飲酒しないと眠れない
・運動やスポーツのパフォーマンスが上がらない

■結論 何が変わったのか?

まずは禁酒によって何が変わったのか?結論からいきたいと思います。それは大袈裟ではなく人生そのものが劇的に変わりました。

◇睡眠の質が劇的に改善

最大の変化は睡眠の質。今まで飲酒によって強制的に着眠していました。しかしアルコールによる脱水症状と利尿作用によりトイレと喉の乾きで夜中に数回はどうしても目が覚めていました。これが一切なくなり、朝一ですっきり起床できるようになりました。これは主観的な変化ではなく、Fitbitで測定しているデータが客観的に変化を記録してくれています。

>飲酒時のFitbitスコア=69

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>禁酒時のFitbitスコア=91

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24時間の中で、3分の1を占める睡眠の質が変わったことは人生のそのものの変化と言えます。

◇体力の向上

睡眠の質が変化したことで1日に使えるエネルギーが増大。朝一の二日酔いや体にまとわりついていた疲労感がない為、脳、身体ともに非常に軽く、疲れにくくなりました。今までは終業後、パワー切れの状態でしたが、今では終業後に30分ジムで筋トレ、さらに5キロのランニングができるほどエネルギーがあります。

◇使える時間の増加

仕事を終えて、毎晩寝るまでは晩酌の毎日。これがなくなったことで夜、有効に使える時間が圧倒的に増加。今までは仕事後、お酒を飲んでしまったらTVを見るか、読書をするか、スマホをいじるか。しかも酔った状態のインプットにつき、学習効率も上がりません。終業後から寝るまでの数時間、自由に使える時間が創出されました。

◇ストレス改善とメンタル強化

今までお酒の力でストレスを解消できていると思っていましたが、これは実は真逆だったことが判明。

・精神的なストレス

・飲酒

・悪い睡眠&二日酔い

・翌日のパフォーマンスダウン

・さらにストレス

こんな悪循環から

・精神的なストレス

運動

・良い睡眠

・翌日のパフォーマンスアップ

・問題改善

こんな好循環へ劇的に変化しました。いつでも助けてくれていると思ってたお酒という親友が実は悪友だったわけですw

◇その他

さらに他にも細かい変化はいっぱいありました。

・車で外食にいけるようになった
・酒代の激減
・二日酔いによる口臭&体臭改善
・お酒によるトラブルやミス撲滅
・家族とのコミュニケーション増加
・ご飯が美味しくなった
・映画や読書を集中して楽しめるようになった
・肌ツヤが良くなった
・筋トレの生産性向上
・若返り(アンチエージング)

大袈裟かもしれませんが20年間アルコールに蝕まれていた身体からアルコールを抜いたことでねぎおの人生は一変したわけです。

■禁酒に至ったきっかけ

では20年間、一度も禁酒することなど微塵も考えていたなったねぎおが、なぜ禁酒に至ったか?お恥ずかし経緯を記しておきたいと思います。

事件は1月4日。そう2021年の仕事始めのことです。前日に実家で新年会ということでビール、日本酒、焼酎と飲み、帰宅後、残っていたワインをさらに飲んで、就寝。夜中3時頃、猛烈な吐き気と腹痛で起床。そのまま朝を迎え、ここ数年で最悪の二日酔いでした。

組織のTOPである社長が年始に二日酔い。これではメンバーに示しが付きません。猛烈な自己嫌悪と反省をしました。「もうこれはお酒と縁を切るしか選択肢はない」と禁酒を決意しました。

きっかけはこの猛烈な二日酔いではあったものの、心の奥底では「お酒が自分の人生を悪化させている」ことには気づいていました。

脳科学の勉強をはじめ、生産性の向上、メンタル強化、睡眠改善と取り組む中で、お酒とタバコが最大の敵だという知識はすでについていました。

「ただ辞められるわけがない」そう思っていましたし、「日々色々頑張っているんだから、お酒は唯一のご褒美」という甘えがありました。この年始最大の二日酔いという失態がいよいよ禁酒を自分自身に宣告するきっかけになったのです。

このエピソードの落ちとしては三日後、強烈な二日酔いはお酒ではなく、生焼けのレバーの焼き鳥によるウイルス性急性胃腸炎だったことが判明したことですw

■どうやって禁酒をしたのか?

さて、言うは易く行うは難し。宣言したものの禁酒には厳しい試練がまっています。20年間アルコール付けのねぎおの禁酒チャレンジ。どう成功させたかを記します。これから禁酒にトライする方の参考になれば幸いです。

◇正しい知識

なぜアルコールが害なのか?禁酒をするメリットとは?まずは正しい知識の習得が必須だと思います。この本、「読むだけで絶対にやめられる」という誇大広告を思わせるサブタイトルですが、本当に辞められましたw

禁酒界のベストセラーのこの本を兎にも角にもまずは読むことをオススメします。今までお酒に自分が支配され、洗脳されていたことが理解できます。
禁酒を決断していない人も一読するだけで、お酒との付き合い方がガラッと変わると思います。

またねぎおの場合は、脳科学的に、メンタル、睡眠、仕事のパフォーマンスの観点から飲酒がいかに良くないかの前提知識があったことが役に立ちました。

◇炭酸水

風呂上がりのビールがなぜ格別美味いか?こんなことを考えたこともありませんでしたが、ビールの美味さは3つに因数分解できます。

・冷えている
・炭酸によるのどこし
・アルコール

実は3つの要素のうち2つは炭酸水やノンアルコールビールでも満たせるのです。脳はこの3つの中で2つの条件揃っていれば騙すことができます。酒を飲んでいたシチュエーションをすべて炭酸水に切り替えればなんとかなるものです。さらにお腹も膨れるのダイエットにもなり、まさに一石二鳥。

◇睡眠

禁酒当初はやはりなかなか寝付けません。最初は強制睡眠する為に、睡眠導入剤(メラトニン)に頼るのもありだと思います。また禁酒をしたことで生まれた時間で、サウナにいく、運動をする、など工夫することで寝付きは確実に改善されます。一週間もすればノンアルコールで布団に入ることに体も脳も慣れてくるので、初動さえ乗り越えればいけます。

◇禁酒宣言

どんなことでもそうですが、周囲に宣言することでそのコミットメントは否が応でも強くなります。できなかったらダサい、恥ずかしい。そんなことは忘れて、可能な限り、周囲に禁酒宣言をしましょう!特に嫁や子供など身近な存在への宣言は強力な支えになってくれます。

◇メリットを認識する

禁酒=快楽を失う。と思いがちですが、実は全く逆で、禁酒により、新たな発見やできるようになることは非常に多くあります。特に年齢に抗うことはできない人類にとって、身体的にも精神的にも若返りをはかることができることは大きなメリットです。ゴルフやサッカーなどスポーツの後のビールは格別に美味いですが、体のキレが増して、良いプレーができることの方が気持ちいいこと間違いなしです。

◇記録を付ける

これはどんなことでもそうですが、継続するコツは自分の頑張りに客観的な記録につけることです。

ねぎおの場合は、370円の禁酒アプリが役立ちました。また禁酒によりいかに睡眠改善をしたか、メリットを把握する為に、睡眠記録を確認することもモチベーションにつながります。


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■これからのお酒の付き合い方

今回、禁酒してみて、20年間アルコール漬けだった自分が「実はお酒を断つことができる」ことが証明されました。今でもお酒を飲むことは好きですし、会食、祝い事、家族とのコミュニケーションなどお酒が円滑にことを運んでくれることも多いのも事実。

今後は禁酒ではなく、必要に応じて、飲酒をするルールに変えることにしました。具体的には、下記ルールを設定しました。

・翌日仕事&サッカーをする日は飲まない。つまり金曜か土曜のみ。
・会食時はOK
・飲酒する際は酒量を事前に決める。

■まとめ

お酒をあまり飲まない人からするとたかがお酒をやめたくらいで何を大袈裟にって話なのですが、お酒に限らず、習慣を変えるということは人生を変える、それくらいのインパクトがあります。

24時間という平等に与えられた時間の中で、1日のスケジュールはほとんど習慣で埋め尽くされています。その中で、最も多くのウェイトを占めるのが睡眠と仕事。この2つを改善する為に、ねぎおの場合は、禁酒という選択をとりました。大袈裟ではなく、1日の生活の中でアルコールがなくなったことで、日常が劇的に変わり、人生が好転しました。

40歳にして遅すぎる気づきだったかもしれませんが、この言葉がいつも自分を勇気づけてくれます。

「何かを始めるにあたって、今日が最も若い日だ」

20代、30代でがむしゃらに突っ走ってきましたが、40代は知恵と経験を使って、まだまだ若手に負けないように仕事もサッカーも頑張りたいと思います。

PS 

1月2日 某焼き鳥チェーン店、レバーの焼き鳥を食べました。これが半焼け状態で提供され、ウィルス性胃腸炎の要因になったと睨んでいます。このレバーがねぎおの人生を変えたと言っても過言ではありません。感謝!w

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