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モチベーションの変化

こんにちは。

8月はやる気が起こらず1か月間noteの更新していませんでした。
ここ1ヶ月の停滞から見えてきたことを綴ります。

3年前の私は「達成」が何よりもモチベーションでした。
人生の大部分がこれがモチベーションになっていました。
今のモチベーションは「楽しさ・ノリ」です。

この変化はコーチングやリーダーシップを学んだ結果です。
どういうことか、それは本来は「楽しさ・ノリ」がモチベーションでしたが、周囲からの期待、自分が理想とするリーダーシップから「達成・成果」を目指すようになり結果的にこれがモチベーションとなっていたのです。

3年前はコロナが流行した時期であり、オンラインで学びやつながりを深めることが活発になったことが転機でした。

ご縁によりリーダーシップ論を学び、リーダーシップとは引っ張ることだけではなく、支援型のリーダーシップがあること、またサーバントリーダーシップの存在を知りました。
いわゆる頼もしい、強い、引っ張るイメージのTHEリーダーシップをとっていたこともありますが、自分にとって無理があったのと、結果的に上手くいかないことが多かったです。
特に周囲の主体性が低くなってしまうことに悩み、より自分のリーダーシップを発揮するという悪循環になっていました。
自分も相手も辛い状況です。

コーチングを学んだことで、相手の課題であると思っていたことが自分の課題であると気づきました。
無理をしたリーダーシップをとっていたのです。
そしてこれは本当にリーダーシップだったのか疑問も生まれました。

私の理想とするリーダーとは個々の強みを引き出せ、皆が気持ちよく生き生きと主体的に働けるような環境作りこそ、リーダーの役割ではないかと思ったからです。

コーチングで自分がどのような価値観を大事にしているのか、強みを持っているのか自己理解を深めていったことで、周囲の人の強みとはどんなことか、他者理解が深まったことも理想とするリーダー像を描けた要因です。


冒頭の話に戻りますと、
長年、従来型の引っ張るリーダーシップをとることで「達成」がモチベーションであると脳に刻まれていたことが、現在正社員を辞めた今も影響していたのです。
何もしていない時間に対し、
『何かしないといけない』
『この時間を生産的に使わないといけない』
と何かしなければならない義務感と、やる気が起こらず何もしていていない罪悪感に苛まれていました。

今のモチベーションは「楽しさ・ノリ」なので、そのモチベーションが働かないときは「何もしたくない」が本音でした。
これは義務ではなく心からの欲求でした。

そのため、今までの自分と新しい自分との葛藤により8月は苦しくなりました。
『義務を手放し、自分の欲求のまま過ごす』
この経験が今までなく、つい何かしないといけない思考が働くので、休んでいても罪悪感で疲れが溜まるのです。
自分へのダメだしは身体への直接的なダメージと同等であるといわれています。

なぜこんなに何もしていないのに疲れ、やる気がおきないのか?

この問が生まれたことでモチベーションの変化の構図がみえたことは大きな気づきでした。停滞も気づきのヒントですね。
結果ではなく、ここから何を気づくのか、学ぶのか。
この振り返りの作業こそが、未来を作っていくのだと改めて認識しました。

葛藤はまだありますが、義務を手放した未来に何が見えてくるのか、
義務ではない私の「楽しい・ノリ」とは何か、
少し楽しみになってきました。







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