1年目春(2007)
●16年前に私が書いたブログをnoteに移しています。しあわせ茶房咲良乃実にお雛様を飾りました。京都の祖母から私に贈られた40年ほど経ったお飾りでした。離れて暮らす娘たちと過ごした幸せな日々を思い出しながら、自分の生き方に迷い戸惑うことに苦しみを感じていた時期でもありました●
お雛さま [2007年03月01日(Thu)]
今日、店にお雛人形を飾りました。
姫さまのお顔にヒビが入り、欠けてしまったことを、前にblogでお話しました。励ましの言葉をいただいたり、和歌山の神社にご相談したり・・で、気にかけず、これからも飾ることにしました。
人形は字の通り、ひとのかたち。昨年、会わなかった分、今年は旧暦のひな祭りの日まで飾ろうと思います。早く出して、早く直さなくては嫁に行くのが遅くなる?。今さらなので(笑)出しておきますよ~。
傷ついたお人形ですが、成長していく私を思い、贈られた物です。是非、ご覧になって下さいね。
●珈琲をハンドドリップで淹れていました。珈琲カップは、なかなか個性的なものを選んでいたので、温めるにも時間がかかり熱々の珈琲が好みのお客様からはご指摘もあり、お店が終わると研究の日々でした。ハーブのお茶に癒されていました●
ほっこり [2007年03月02日(Fri)]
店を始めて、珈琲をペーパードリップでお客様にお出ししています。珈琲がぬるい、というご指摘が一番多くあり、いろいろ研究をしております。
珈琲は、抹茶を点てるのと同じく、料理するのと同じく( 何でもそうかなぁ)、その気持ちが入ると言われます。毎日、少し味見をしています。ホントに微妙に、味の違いがわかって来ました。
あんまり珈琲ばかり飲んでると、胃がツラくなります。そこで、台所ではハイビスカスとローズヒップ、カモミールのハーブティーやチャイに使うスパイスティーを飲みます。心をほっこり させてくれます。
●お客様へのご飯作りをさせていただくことは幸せで、そんな気持ちでいたら、但馬の北から来てくださった方々から最高の優しさをいただいたランチ後の時間でした●
じ~んと しました [2007年03月03日(Sat)]
ランチのお客様に、少しだけ「ひな祭り」のお裾分けにと、 おじやに「ひな蒲鉾」を。
玄米おはぎに、桜のつぼみの塩漬けを。
一皿一皿お出しする度に、笑顔で喜びを表して下さいます。
ちなみに、今日のメニューは、
鶏と野菜、大豆のトマト煮、
穴子と小松菜、人参の生春巻
大根と手作りこんにゃく、姫筍の田楽風
取れたてしいたけオイスターソース炒め
でした。
食事が終わられ、お話をする時間ができました。
「毎日、blogを見せてもらってます」
「それを写して、このお友達に見てもらってるの」
「前はハガキに書いて、送ったこともあるの」
「あなたの歳の倍くらい生きてるのに、あなたはずいぶん色々なことや思いを経験しておられる」
と、但馬の北から来られた3人は話されます。
じ~ん じ~ん、人は人のその言葉で、真っ直ぐ前を向いて、歩けることができるようになります。
素敵な笑顔をありがとうございました。言葉をひとつずつ選んで、投げかけてくれて、ありがとうございました。
「また帰って、今日のことをお友達に話すのよ」
そうして、古民家やこんな雰囲気が大好きだったと話されてた、亡くなったご主人のお仏壇の前でも話すのでしょうね。
また、お会いしたいです。
●咲良乃実の裏庭には柿の木が5本、山椒や花柚子の木がありました。茗荷や蕗という季節の采も芽吹く場所。井戸もあって、懐かしいです●
裏庭の… [2007年03月04日(Sun)]
裏庭に、花柚子の木があり、昨年からたくさんの実がなっていました。 「早くとらないと、柚子が使えなくなる」と、気になっていたのですが、なかなかできなかったのです。
そして、「実がなったままだとそちらに栄養がいき、木がダメになる」と伺い、今朝収穫?いたしました。今年は暖冬で、実が凍ることなく、使えそうです!。お客様にも、お裾分けをいたします。ずっと気になっていたこと、しなきゃいけないと思っていたことがひとつできれば、何だかほっとしました。
春の予感がする朝です。
●京都のおばあちゃんが、徳島のじいちゃんが作っていた、いろいろなお漬け物を思い出しては、ちょこちょこ作っていました。丁寧にきちんと最後まで皆食べていた姿を思い出します●
お漬け物 [2007年03月04日(Sun)]
私は、お漬物がとても好きです。ランチに添えるお漬物を、自分で作りたいなぁと思って、立派に成長した小松菜の浅漬けに挑戦しました。みずみずしい新鮮な野菜は、きれいで見とれます。
それに天然塩をふり、力いっぱい揉みこんでいきます。浸透圧の加減で、野菜から水分が出てきて・・・後は、水を捨て、昆布と鷹の爪を細切りにして加えました。ちょっと昆布だしをふりました。今日のランチの方たちにお出ししますo(^-^)o
野菜が美味しいので、いろんなお漬物作りをしたいと思っています。
●なぜか、食べるものへの好奇心に溢れて、また一緒に食べたいなぁと思う人がいました。楽しく、今更ながら少し苦い思い出です●
最近 [2007年03月05日(Mon)]
食べられなかった物が、好きになるってこと、ありませんか?
生センマイ って、最近とても惹かれます。酢味噌や韓国味噌で いただくと、あ~o(^-^)oご機嫌です。
モツ煮も最高ですね。
日本では、ホルモンって安いイメージがありますが、ヨーロッパでは肉に比べ臓物は少ししか取れないので、値段が高いとか。レバーペーストも高いですもんね~。好奇心が強くなると、いろんな食べ物に挑戦できるようになるのかしらと、ふと思った今日でした。
●いかなご漁が始まると「くぎ煮」から始まり、買い過ぎたいかなごをどうやって食べるかという贅沢なことで悩んでいたのを思い出します。恒例の何かは、いつも素敵ですよね😊●
いかなご [2007年03月07日(Wed)]
今日のランチメニューに、「ふるせのからあげ」をお出ししました。
ふるせ、はいかなごの2~3年成長したものらしく、いかなごと同じく春を告げる魚として、店先に並ぶと、つい食べたくなります。天候の悪い日が続いたので、いかなごの釘煮はまだ 作っていません。釘煮も、それぞれの家庭の味があり、毎年自分自身で作り、家族に食べてもらい、出来上がってゆくんだろうな、と思う今日この頃です。
●京都北部、伊根町の定置網で獲れた魚をランチに使わせていただいていました。どんな魚が当日あがるか、わからないところが、これまたおもしろい日々●
金目鯛 [2007年03月07日(Wed)]
今夜の予約のお客様に、
全長35センチくらいの金目鯛をお刺身にしました。
お客様の喜ばれる顔が 目に浮かびます(^O^)
●障子がたくさんありました。日本人の遺伝子に組み込まれているのか、一つひとつの動作に懐かしさを感じる障子貼りでした●
障子貼り [2007年03月09日(Fri)]
縁側から降りこむ雨が模様になっていた、障子を張り替えました。
柚子の実を早くとるより、もっと気になっていたのですが、 「あの色といい、模様といい、渋いよね~」と、話されるお客様もあって、そのままでした。
先日の春の嵐で、朽ちた障子紙に穴が開いてしまいました。ホームセンターで道具を買い揃え、何とか一部屋終わりました。古い紙をはがしていると、知らないこの家の歴史のはずなのに、何となく懐かしく思えるのでした。
●お店を開けて、お客様のお話を聴きながら、予約された方々のお昼ご飯の準備をする、そんな時間は何とも楽しかったなぁ●
仕込み中 [2007年03月09日(Fri)]
お店を開けている間で、お客様同士、話されてたり、暇な時間にランチの仕込みをいたします。
かわいい ウサギ型の人参です。
野菜のゴロゴロ入ったビーフシチューを、明日のメインにしようと思います。
お肉に塩こしょうして、大きめに切り、小麦粉をまぶし焼き色をつけます。この小麦粉は、農家のおじちゃんが、丹精こめて、なんと天日干しで作られたものです。きめ細かく優しい手触りが、たまりません(^O^)
コトコトと野菜も加え、時間をかけて煮込みます。明日出会うお客様のために・・心を込めて。
●囲炉裏端に机を置いて、珈琲を淹れていました。私の幼い頃の晴れ着と合わせたのは息子の剣道着だったと思います。この色合いが、お客様のお気に入りとして話になることがよくありました●
意外と人気者 [2007年03月09日(Fri)]
お店で、私が座る位置に置いている座布団は、意外と人気者、物?です。
手作りが大好きな方々が、何故かこの座布団をとても気に入られるのです。古い着物生地と、紺の木綿生地をザクザク縫ったのですが。
ある方は、夢にまで見たから作ってみたけど、どうも思ったようにいかない、と話されてました。すると、この座布団は、この家のここにあるから、よりいいとの意見がありました。
それぞれが、自分自身の居場所を持ち、そこを愛しくおもい、そこに居ること・・本当は、そんな当たり前のことに気付かなければならないのでしょうね。
●播磨から但馬に向かう道沿いにあった雑貨屋さん。お店と、そのご主人と、お話と。素敵な出逢いと小さな約束。再会は人を勇気づけてくれます。そこを大切にして私も生きていきたい●
約束 [2007年03月10日(Sat)]
そこは、大好きな渓谷の近くにひっそりとある、ひいおばあちゃんの名前をローマ字で書いた名前の雑貨屋さん。
その店の片隅に、手作りの湯飲みがありました。素朴で優しい色合いが、心に染み込んでいくような気がしました。お店の方の計らいで、作家の方がわざわざ出向いてくださいました。 私が自己紹介すると、是非ともまた会いましょうと、笑顔で約束しました。
そして今日、「覚えてますか?」と、わざわざ来ていただきました。自分の焼いた珈琲カップを持って。古民家を見て、店のイメージを感じ、お皿や椀も焼いてみたいと話されました。桜を押し花にしたり、お店の名前を入れたりしたら、楽しいだろうなぁと・・・。
一度だけ、ほんの数分お話をした、それだけのこと。そんな小さな約束を、大切にしていただきました。私も、そうありたいと思いました。
明日から、珈琲カップはデビューします。
●三寒四温、季節を行ったり来たりする中で、中だからこそ感じられる気持ちを言葉にして●
雨が雪に変わりました [2007年03月11日(Sun)]
静かに降っていた雨は
静かに雪に変わりました
花を咲かせる木々は
花の散った後 秋まで眠り続け
そして冬の寒さに 目覚めて
つぼみを 膨らませます
春が来て また花を咲かせるために
雪の降る景色を眺めながら
季節の移り変わりを思う朝です
●自分で自分の決めた、この道を何とか歩いていきたいと思っていました。たくさんの方々に支えてもらいながら、転けながら倒れたまま、悲しみながらいた時期もありました●
歩み [2007年03月12日(Mon)]
振り返らないで
過去の思い出の中で
生き続けてはいけない
顔を上げて 前を見て
瞳を開けて 遠くを見つめて
君の手の届く場所に 僕は居る
君の声の聞こえる場所に 僕は居る
君の姿の見える場所に 僕は居る
だから
もう 振り返らないで
そこから 歩いてお行き・・
君自身の足で
●自分の中に芽生えたものを、あの時の私にはどうすることもできなくて。ただ、その感情を見つめていることしかできなかった●
いつか届きますように [2007年03月12日(Mon)]
あなたを抱きかかえて
目を閉じる
このまま・・
時間が 止まってほしいと願う
髪の匂い
頬のあたたかさ
背中の感触
泣きたいような
叫びたいような
気持ちを 抑えて・・
愛しいあなたを抱きしめる
健やかに
ただ 健やかに
一途な思いを あなたに寄せて
●たい焼きってアタマから食べて、アンコをシッポの先にまで追いやるようにして食べるのがカッコいい食べ方らしい●
たい焼き [2007年03月12日(Mon)]
こんな、目の大きな・・ そして、生地のはみだし方、あ~美味しそう。
かぶりついてしまいました。
なんと、中のあんには、柚子が少し入ってました。生地はかりっ、あんはぎっしり、尻尾まで
あ~ 美味しかった。
トラックで、とても優しそうなおじちゃんが売っていた、たい焼き。久しぶりに食べたけれど、 そんな感じがしなかったのは、店の自在鉤と同じ鯛だったから、と気付きました。
●ご飯を作ってお金をいただく、今までは専門職としてしか仕事をしていなかったから、いろいろな意味でいつも新鮮だった●
うれしさとプレッシャーで [2007年03月13日(Tue)]
ウサギ形の人参を使ってシチューを仕込み、できたランチです。
牛ランプ肉のブラウンシチュー、生春巻
ひじきの炒り煮
柚子豆腐
きのことパプリカのオイスターソース炒め
玄米おにぎり
寒い日だったので、お客様に喜んでいただきました。あの笑顔を見せていただくと、あ~次は何を作ろうと、うれしさとプレッシャーであふれます。
●交通事故で亡くなった彼を思い出す夜がありました。警察からの電話、顔に巻かれた包帯とシーツの白さ。事故と自死の双方からの捜査。お通夜や葬儀の時間、みんなみんな、フワフワして、酷い夢のようだったなぁ●
こんな夜には・・ [2007年03月13日(Tue)]
あなたを 偲ぶ夜
心の片隅に 塊を持ったまま
身体の真ん中は 空っぽに
なっている
忘れられたら
どんなに 楽になれるだろう
小さな塊と
空虚感を
あなたを偲びながら
私だけは 忘れてはいけないと
思い直す
時が過ぎても・・
こんな夜は
夢見たあなたを
傷む心に宿しましょう
疼く身体を 手で擦りながら
●小豆と玄米、胡麻。と7分つきのごはん。米の味が、しみじみと感じられた、もうそれだけで幸せな気持ちになるお弁当❤️
お弁当 [2007年03月13日(Tue)]
以前の仕事をしている時は、しっかりと昼ごはんを食べていました。自分の為に、というか、 身体の事を考えて…
小豆入り玄米ご飯
七分づきご飯
鯵フライ
干しエビ入り玉子焼き
小松菜と椎茸と人参炒め
南瓜の煮物
カイワレ大根のお浸し
トマト
毎日、赤い二段のお重箱に、いろいろと詰めてお昼ご飯を楽しみにしてましたっけ(●^o^●)
あれだけたっぷりと食べられていたことと、自分自身にきちんと作っていたことに、感激しながら、これからは、あの頃を見習わなくては?と、思っています。
●生きること、生きてるっていうこと。自分の物語を綴っていくこと●
旅立ちの日 [2007年03月13日(Tue)]
卒業を迎えて、学舎から巣だってゆく。
どれだけ多くの人が、どれほどの愛で、子供達を包んできたことでしょう。
そして、これからも同じように、見守ってゆくことでしょう。
たったひとつ、胸がはり裂けるほど苦しく、哀しみにくれたのは、大切な命が逝ってしまったこと。
一緒に卒業式の練習をした君が、そこに居なくなってしまったこと・・・だったのですね。
何も触れず、式服で来られ、珈琲が美味しいとほめていただき、どことなく哀しげなお客様が 帰られてから悟りました・・・。
また、お越しください。
お待ちして居ります。
●香りが、どこからともなく感じられるような。お客様方が、ふっと振り返り何の匂いだったのだろう、とその香りを思い返してもらえるような場所でありたいと思っていました●
アロマテラピー [2007年03月17日(Sat)]
お香が大好きです。
特に、伽羅、白檀、王奢香は、心を穏やかにさせてくれます。
どれも自然の香木を使った、甘くて、優しいお線香です。
でも今日は、ランチご予約のお客様が、送別会として来られるとのこと。
ふわっと香る、桜のにおいのアロマオイルを、茶香炉に垂らしてみました。
予約時間前に、送別のプレゼントとしとお花を持って来られた、同僚の方のお気遣いに感激しながら・・ 「ご苦労さまでした」
●玄米のおじやは結構人気がありました。いりことかつおの出汁に野菜、味付けは味噌と薄口醤油。胃にもたれにくく、玄米が苦手な方にも食べ易かったようでした。裏庭の柚子で作ったポン酢、うまく出来ました●
本日のランチ [2007年03月17日(Sat)]
本日の予約ランチメニューです。
玄米おじや
手羽先とあげさんのたいたん
牛肉のたたき
裏庭の柚子で作ったポン酢で ひじきの卵とじ
そらまめ じゃこ煮
じゃがいも餅
でした。
今日は寒くて、おじやや炊いた物など、温かい物をご用意しました。
お客様のご感想をいただこうと思います(^_-)
●古民家の前の畑を少し舗装?して駐車場にしました。すっきりと目の前が見えるのでお客様が来られるとよくわかります、笑。ハーレー🌸間近で見たのは初めてでした!●
かっこいいお客様 [2007年03月17日(Sat)]
お腹に響くようなエンジンの音
「あっ 止まった」
ヘルメットをお持ちの、二人連れのお客様です。」
かっこいい~
バイクに乗って~
しかも あのエンジンの音は、かなりの大きさでは?
私も 昔(^_^;)
バイクに憧れ、教習所に通ったのですが、行きがけに事故に遇い、泣く泣くやめてしまいました。
お客様が帰られる時に、バイクを見せていただきました。
思わず \(^O^)/万歳しました。
かっこいい~
ハーレーですよ~
心地よいエンジン音を響かせながら、川向こうを走っていきます。
映画のシーンを見ているような気持ちでした。
またお会いできる日を、楽しみにして居ります。
●母親の違う妹がいます。五つ違いの彼女の結婚式にお店を閉めてから夜行バスで東京まで出かけました。日帰りで帰りは飛行機で帰り着きました。妹の花嫁姿、綺麗でした●
妹の晴舞台の日に [2007年03月18日(Sun)]
桜坂を歩きました。
春の風が頬にあたり、もうすぐやって来る鮮やかな季節を、急かしているような気がしました。
そんな中、彼女のことを思っていました。
記憶の中には、いつまでたっても小さくて、可愛い女の子。
でも、今日は優しく素敵な旦那様と一緒に、最高の顔を見せてくれました。
家族の深い愛情に包まれて、ささやかな幸せをキャッチする、あなたで居てください。
あなたの姉になれたことを、誇りに思います。
今日は涙で話せなかった姉より
●丹後、伊根からの魚はピカピカで、お料理するのも、ワクワクがとまりません●
今夜のおかず [2007年03月20日(Tue)]
今日は、丹後から魚が届きました。
朝まで日本海で泳いでいた魚たちは、きらきらして頬ずりしたいほどの輝きです。
さっそく、40センチほどの鯖を刺身にしました。
「魚に、ようあぶらがのってるから、あたったらあかんで」
漁師のおっちゃん達は、鯖を刺身で食べるのに抵抗があるのは、鯖は傷みやすく、生で食べて腹痛をおこしては、仕事に差し支えるからかなぁと思いますが、「やっぱり、魚は生でしょう」。
そして、かわはぎの鍋物。肝がたまりません~ カリカリ中華ねぎソバ
私は、魚をさばくのが大好きです。そして、私のさばいた魚を美味しそうに食べてもらえたら、もう最高ですo(^-^)o
そんなことを思いながら・・・料理しました。
●食器が好きで、懐石料理に使われたものと今、旬の地方に住む作家さんのもの。どちらも素敵で、同じ場所に来ると、またこれが相乗効果みたいで、これまた❤️●
日替わりランチ [2007年03月22日(Thu)]
天候不順で、丹後から配達のお魚が遠のいていましたが、やっと待ちに待って、ランチに登場しました(^O^)
玄米おにぎり
きのこのバジル風味
新じゃがいもの焼きもち
豆乳とうふ
大根と骨つき鶏肉の煮込み
ヤマトかますの一汐焼き
「美味しく出来てよっ☆」愛情という調味料を加えて作っております。
●お客様の喜ぶ顔、表情が見たくて、何だかいつも、あれこれ考えていました。16年も前に、玄米や豆乳をメニューに使いながら試行錯誤していたのでした、笑●
検討しております [2007年03月22日(Thu)]
店のメニューに
すりごまぜんざい
豆乳ぜんざい
豆乳おーれ
があるのですが、
豆乳に人気があり、低カロリーで栄養価が高く、 美味しく食べられるもの、
・・・体に優しい食べ物に関心があることがわかります。
また、冬場は小腹空きメニューとして
玄米おじや
がありましたが、季節はもう春が近づき、何か新しいメニューを考えてみようと、出来たのが
豆乳フレンチトースト
です。きな粉をふってみました。あっさりしていて(私はフレンチトーストは苦手なのですが)、なかなか美味しく出来上がりました。
店のメニューは、皆さんのご注文により成り立ちます。あまり出ない物は、なくなったり、他の物に変わって行きます。だから、検討しております。
一度お客様に試食をお願いしようかしら?
●裏の庭向こうに公園があり吉野さくらが在りました。咲良乃実の前には小さな用水路があり、その前には八重桜。家号も「咲良乃実」さくらのみ、桜への思い入れは、やはり強かったー●
つぼみ [2007年03月22日(Thu)]
桜のつぼみが
膨らんでいました
忙しく
慌ただしく
暮らしていると
時に 周りのことが
見えなくなることもあるけれど
ふと 振り返ると
そこには
何時でも 何も言わなくても
貴方を 見つめているものが
あるのかもしれません
待っていてくれる人が
いるのかもしれません
毎日の暮らしの中で
心がささくれだってきたら
深呼吸して
辺りを見回してみましょうか
ふと
桜のつぼみに寄せて
そんなことを考えていました
●運転をしながら、いろいろ考えることが好きでした。季節の変わり目は、何だか不安定な気持ちになっていましたっけ●
ふわり [2007年03月23日(Fri)]
会えない時間が
つらつらと
いつまでも 続く
恋しい心が
とくとくと
いつまでも きしむ
あの風になって
この風にのって
吹かれよう
あなたの暮らす
あの町へ・・
あなたの姿が
ふわふわと
いつまでも 映る
あの風になって・・
この風にのって・・
●春に黄色いお花は、心が元気になりますね。地域の庄屋さんだったこの家は、集落の真ん中にあるから、いろいろな方々が寄ってくださっていました●
朝一番に… [2007年03月23日(Fri)]
「差し支えなければどうぞ」
庭先に咲いた花を、届けてくださるお客様がおられます。
今朝は、きれいな黄色の水仙です。色の濃淡が、それぞれの花びらをより引き立たせます。
黄色の花は、元気が出ます。
静かに、にっこり笑って、私を見つめてくれているようです。
●徳島、太平洋側にある小さな町。父が育った場所。何も無くて全てが有る場所。漁業組合で働いていた父、牡蠣の養殖は上手く行かなかったけど、その後、タネが飛んで、岩に張り付き私たちは小さな牡蠣を海辺で食べることができた。お肉やソーセージを手に入れるには隣町までバスで30分…時間の流れも人との触れ合いも豊かだったあの暮らしが今も目に浮かぶ●
あの夏をわすれない [2007年03月23日(Fri)]
「夏」という言葉から思い出すのは
父の故郷である徳島・・・
夜明けとともに
おじいちゃんの舟に乗り込み
けんけん漁で沖をひと回り
おじいちゃんの作った疑似餌に
引っかかるのは 朝陽にきらめく
鯵や鯖
食べる分だけ釣って浜へと帰る
家に着いたら
井戸の横で
魚のえらやはらわたを出し
頭も落とす
これは横の畑の肥やし
バケツに放りこんでおくと
雨水とあわさって自然の肥料になる
それから 羽つき釜で米をたき
魚を三枚おろしにして刺身にする
夜からいりこが入っていた鍋を温め
畑でとれた野菜を適当にいれ
わかめを足す
さあ 朝ごはんだ
あわびやさざえの「口があいてる(解禁)」から海女もする
小さなおにぎりを赤紫蘇でくるんで
ウエットスーツと錘り、びくをネコ(一輪車)にのせた
さあ もぐって もぐって もぐって
海の宝物をおすそ分けしてもらう
潮のにおい 濡れた髪のにおいが混じりあってる
こうして 私の先祖は海に潜って恩恵を受けて
暮らしてきた
夕方 獲った獲物を漁協に納めて家に向かう
獲った魚や貝
畑でとれた野菜
驚くほどシンプルな贅沢な夜ごはん
ほとんどが自給自足・・
からだの隅々まで 目一杯動かして
五右衛門風呂に入り、ご飯を食べて
波音を聴きながら 眠る
ただ ただその繰り返し
繰り返しの中で 毎日が幸せに思えた
ずっと ずっと あの場所にいたいとそう思えた
私のからだには
今もあの海や堤防が・・・
泣きたいくらいの懐かしい日々が・・
昨日のことのように 染み付いている
あの夏をわすれない
徳島で過ごした少女の私をわすれられないでいる
もう一人の私がいるような気がして。
●お抹茶の種類は3種類、お菓子と一緒に点心盆にてお客様へ。茶道とは違ったフリースタイル、咲良乃実風でいきましたっけ☺️●
新調いたしました [2007年03月25日(Sun)]
輪島塗、点心盆を新調いたしました。
抹茶とお菓子のセットにつかいたいと思っています。抹茶椀は、畳の上で使うものとして造られています。座りが、やや不安定な物もあり、コースターを敷きます。
茶道の先生の中に、
「囲炉裏端に抹茶椀?」
と、不思議な顔をされた方がありましたが・・今は
「いろいろな形があってもいいかも」
とも話してくださいました(^_^;)
私もそう思います。咲良乃実は咲良乃実らしく、抹茶を楽しんでいただけたら良いのです。 抹茶のグレードにより、
清涼 せいりょう
好の白 こうのしろ
珠香 しゅか
と、種類があります。最近は、お濃茶にもできる珠香の人気が高くなっています。自分でえらんだ抹茶椀で、ほっこり抹茶をどうぞ 一服。
●八重桜の葉を使って塩漬けを作りましたね。いろいろなものを手作りしていました●
桜の葉の塩漬け [2007年03月26日(Mon)]
昨年の春、桜の花の散った後、葉桜を楽しみました。
ふと思い立って葉を摘み取り、荒塩を振り、塩漬けを作りました。
季節は巡り一年後の今日、 「桜ムース」の下に敷くと・・可愛いらしくなりました。
葉を摘んだこと、
塩漬けにしたこと、
冷蔵庫の隅でずっと眠ってたこと・・・一年って、長いような短いような。
桜の葉の塩漬けを見ながら、いろいろと思いをはせていました_(._.)_
●お休みの日には、お客さんになって、珈琲をいただきに、いろいろな場所に行きました●
休日の朝 [2007年03月26日(Mon)]
休日には、ゆっくり珈琲を飲む時間を作りたいと思います。
お店の雰囲気、カップやソーサー、 珈琲の味・・・。
お客さんになってみて、見えることがあるように、立場と視点が変われば、より広く深く物事が見えてくるのかもしれませんね。
●但馬には、いくつか温泉があります。ボーッと癒されて、ビールをキューッと、いきたいような幸せな時間がありました●
休日の夕方 [2007年03月27日(Tue)]
休日の夕方には、早めの時間にゆっくりお風呂に入ると、気持ちいいです。
そして、出来れば手足を伸ばして、のびのび入れるともっと幸せかも(^o^)・・・。
今日は、近くの温泉に行きました。ささやかな贅沢は、明日からの活力につながります。
明日は、どんな出会いがあるか楽しみです。
●いろいろな方々が、お昼ご飯を食べにやってくださる、咲良乃実を商っていなかったら、出会うことはなかったんだろうなぁ●
本日のランチ [2007年03月27日(Tue)]
今日は、骨董品が好きと話されるお客様が、私と同じくお店をしておられる方と三人で、ランチを食べに来られました。
メニューは、
玄米の茶がゆ鮎の塩焼き鮎の塩焼きブロッコリーのスーパースプラウト ゆでそらまめを添えて
ブロッコリーのスーパースプラウト ゆでそらまめを添えて 豆乳豆腐 きのことパプリカのオイスターソース
カリカリ長芋焼き
新じゃがのたいたん
野菜の生春巻き
春の感じを伝えたくて、色合いを考え作りました。
ボリュームが少なかったかしら(*_*)
●春が一歩一歩、近づいてきます。お客様のご希望でお昼ごはんと、たまーーに夕食の予約を受けることになったんだねー●
そろそろ [2007年03月28日(Wed)]
そろそろ春です。
5月には、一部のお客様待望?の生ビールも入ります。メニューも変更する予定です。玄米おじやももう終わりかなと思っていましたが、ファンが多く、定番メニューになるかな、なんて思っています。
玄米おじや
すり長芋とおくら
かますのまる干し
豚肉と三色パプリカ炒め
トマトのバジル風味
でした。
●桜が咲く、その言葉を聞くだけで、もうたまらなくワクワクしますね、16年経っても変わらずに同じです●
開花宣言 [2007年03月28日(Wed)]
裏庭の桜が、咲き始めました。
ふたつの季節を行ったり来たりしながら、だんだん春になっていくようです。
花の咲くのを、ただそれだけを願い、信じて、待ち続ける・・時々つぼみを見上げて・・なんとなくロマンチックですね。
会えない恋しい人を想う感じに似ています(●^o^●)
待ち望んで咲いた桜花は、すぐに散ってゆく儚さがあります。これも人の心と通じるところがあるのでしょうか。
●縁側には大きな引き戸、昔は外側に雨戸も付いていだのだろうと思います。内側に障子戸があり、開けると陽の光が射し込みました。縁側には畳と赤い毛せんを敷いていました●
障子戸を開けました! [2007年03月28日(Wed)]
1ヶ月近く部屋に出していた雛人形を、片付けました。
今日は、暖かい穏やかな日だったので、障子戸を開けました。陽が差し込み、何か素敵なことでも起こりそうな、しあわせ色の部屋でした。
●日本海側の魚も美味しいですよね。父親が徳島、太平洋側。瀬戸内に浮かぶ島に住んだこともありました。そうして日本海。どの海も港も味があって思い出深いです●
ほたるいか [2007年03月30日(Fri)]
生ものが、大好きです(^o^)
ほたるいかをいただきました。
ちゅるっと口の中に滑り込む感じが、たまりません。
何年か前に、とれたてのほたるいかをバケツに2杯ほどいただいたことがあり、ほたるいかの
刺し身
釜あげ
煮付け
からあげ
あんかけ
パスタ
炊き込みごはん
いろいろな料理に使いました。ほたるいかがこわくなるくらい(*_*)。
船の上で、ほたるいかの目やくちを取って作った塩辛は、絶品でしたが。
料理を作る人によって素材は、生きてゆき、ますます日々お勉強です。
●和食屋さんに行くのが好きでした。一人でも良し、人と楽しむのも、良し●
お勉強と言えば [2007年03月30日(Fri)]
素材はもちろん、調理方法や器の選び方、盛り付け方は、自分自身が見て味わって、感動して・・やっといかされる気がします。
ちょっとした心配りと季節感、サプライズを組み込み、食事を楽しんでいただきたいと思います。
私も、プロの技や味を勉強して、店に映したいと思います。ごちそうさまでした。
●琉球ガラスの青さが好きです。仲良しの友達からのプレゼント。火が揺れると気持ちもドキドキしました●
弥生 三月 お別れの月 [2007年03月31日(Sat)]
ずっと憧れていた、琉球ガラスが届きました。
彼女からのプレゼントです。彼女とは、仕事を通じてのお付きあいで、クールな中に温かい気持ちを感じさせる、かっこいいタイプです。明日から、別の場所で仕事を始めることでしょう。
元気で、あなたのカラーを活かして欲しい。
ろうそくを立て火を見ながら・・彼女のことを考えていました。
●
つくしの散歩道 [2007年03月31日(Sat)]
「木蓮と紅梅が満開だから、見に行くといいよ。花を下から見上げて空をバックにすると、また素晴らしい。」
教えられるままに、指し示される方を見ると、水彩画のように遠くに花の盛りが感じられる。
行きたい、行ってみよう・・・。
店をでると、川沿いの桜の木々たちも咲き始めている。待っていた春なのに、こんなふうにゆっくり歩いたことがなく、知らなかった。
つくしも ?きのこも、木蓮も、梅も、それらを包む山も川も空も・・・はる色に染まって、笑っている。私のこころも揺れて笑った。
ほんの5分だけ歩くと、こんなしあわせな空間に出会える。
教えてくださって、ありがとうございました。
また、オーレを飲みに来てください。
そして、また、とっておきの場所と瞬間を教えてください。
●音楽療法士さんの方々の夜ごはん●
今夜のお客様 [2007年03月31日(Sat)]
今夜のお客様は、音楽療法士の方々でした。明るく明るく、温かい雰囲気の中、食事が始まりました。大皿に
そらまめの塩ゆで
鴨ロース 千切り大根
揚げかぼちゃ黒ゴマでごま豆腐
ゴーヤチャンプル
豆サラダ
ひじき煮
菜の花のお浸し
おからまんじゅうのあんかけ
揚げ笹鰈のイタリアン
鯵と白いかの刺身
長コングリの煮付け
ライラックの抹茶アイス
蜩のソフトブレンドコーヒー
夏頃に、コンサートなんぞ開催したいと思ってます。みんなで、楽しい気分になれば最高です(^o^)
ランチメニュー [2007年04月02日(Mon)]
鰈の美味しい時期です(^o^)
海では底ものと言い、カニ漁解禁の頃にも、一緒に網に入ったりしますね。
昨日は、唐揚げにしてトマトやバジルを入れた甘酢を作り、イタリアンのようにしてみましたが、今日は煮魚にしました。
あとは、
おからまんじゅうのあんかけ
菜の花のお浸し
椎茸とまいたけの南蛮
ひじき煮
でした。
魚卵にアレルギーのある方はないかと心配でしたが、大好きな方々ばかりで ほっとしました。
●ひと汐カレイを「とも塩」で作る、予約の時間に合わせて作る。お客様の笑顔を考えながら●
今日のランチメニュー [2007年04月03日(Tue)]
桜が咲いたというのに、寒の戻りでしょうか。
風が強く吹いています。
今日のランチメニューは、
自家製カレイの一夜干し
大根と骨付き鶏の煮物
菜の花お浸し
ひじき煮
きのこのトマト炒め
ゴーヤと干しエビの炒め煮
豆マメサラダ
玄米おじや
です。
一汐カレイが自家製なので、ジューシーで美味しいとお褒めの言葉をいただきました。「とも塩」といって、自然塩で海水の濃度のつけ水を作り、魚の大きさや厚み、季節、その他条件を見計らい、時間を決めて漬けます。
出来上がった時のうれしさは、この上ないですよね(^o^)。
●冬から春に、季節が行ったり来たりするのも愛おしい●
みぞれまじりの… [2007年04月04日(Wed)]
4月だというのに・・
桜が咲いたのに・・
山は雪で真っ白です
みぞれが降りはじめて 雪に変わりました
桜の花びらが舞い散っているようです
梅の花が咲いた時も同じような景色を見ました
寒い寒い1日になりそうです
●牛と共にいきるお客様のお話は、そばの方々にも響いてく、こんな風な繋がり方が楽しく愛おしかった●
酪農家のお客様 [2007年04月05日(Thu)]
「牛を飼ってるんです」
悪天候の中お越しの、2組のお客様方同士の話が聞こえてきました。もしかして、乳牛のこと?質問したいと思い、囲炉裏端で座談会が始まりました。
乳牛60頭を、主に夫婦二人で飼育している。毎日一緒に仕事をしているため、ケンカなどしてしまった時には数時間無言で働くと、笑いながら言う。
「お産も人工受精もするから大変よ」
子牛は、生まれて30分以内に、自分の力で頭を上げ立ち上がらないと命が危険らしい。仮死状態の子牛に人工呼吸をし、救ったお母さん。牛と自分たちの健康を、しっかり見ていると話すお父さん・・・仕事に対しての誇りが、二人の表情に表れている。
生まれて2年で成牛になり、それから4~5年乳牛として働く。年に1回、1生涯でだいたい4回のお産を経験する。お産の前2ヶ月は休むが、それ以外は毎日30~50リットルの乳を出す。人間と同じように母牛からの初乳は脂肪分が高いため、搾乳し子牛に人工哺乳器で与えられ、その後、人工ミルクで大きくなる。産後お乳を出し、60~90日後人工受精を行い出産する。その繰り返しで生涯を終えてゆく。
最近 ヘルパーさんが仕事を代わってくれるため、月に1~2日は休めることが出来るようになった。
「地産地消という言葉にあるように、地域の物を地域で消化するのがいいな。氷上牛乳に卸してるからまた飲んでみて」
「低温殺菌の牛乳がいいよ」
短い時間でお話を聴かせてくれたお父さん お母さん。
「牛乳の見方が変わった」
と言われた同席のお客様。
知ることで、またつながりができた囲炉裏端でしたo(^-^)o。
●16年前は写真をデジカメや携帯電話で撮影してパソコンに移して文章を書いて…そんな風にしながら、ホームページの中のブログを作っていましたね。●
本日のランチ [2007年04月06日(Fri)]
今日は、とても良いお天気です。
お店にランチに来る為に、女性のお客様方が着物を着ておいでです。ランチの前に、抹茶をお召しあがり、ゆっくりとランチです。こんなふうに時間を過ごされるなんて、うらやましいなぁ~と思います。
ランチメニューは
玄米ごはん ひじき志ぐれかけ
鯖の竜田揚げのあんかけ
大根の煮物
ひじき煮
ごま豆腐
ルッコラのサラダ 鴨添え
豆のサラダ
です。いかがでしょう。
●今になって思えば、予約を受けるのも黒電話しかなくて、笑。それでも毎日のように、あの場所に来ていただき感謝しかありませんね●
本日のランチメニュー [2007年04月07日(Sat)]
花冷えでしょうか。
それとも、桜が咲く期間を少しでも長くしてくれているのかしら。
今日も、ランチに来て下さるお客様に、愛o(^-^)oを込めてお料理しました。
玄米ごはん
ひじきしぐれかけ
骨つき鶏の焼きとろとろポトフ
生春巻きとルッコラみつば添え
かぼちゃ煮物
ひじきと大豆の煮物
鰆の唐揚げマヨネーズソース
でした。
明日もランチがあります。
さて、何を作ろうかしら。
●季節毎に抹茶碗の入れ替えをしていました。季節を感じる暮らし、やはり良いですねー●
抹茶碗が変わりました [2007年04月08日(Sun)]
ひと足お先に、
抹茶碗を入れ替えました。
青かえで
青笹
新緑藤
いよいよ春満開です。
●咲良乃実を開店する前に大好きな人と日本海、竹野海岸を訪れました。甘酸っぱい思い出です●
春の海 [2007年04月09日(Mon)]
海が見たくなる時
気持ちにぽっかり穴があいて・・その隙間を吸い込んだ潮風で
埋めつくしてみたくて。
海を見つめる時
気持ちの中の破れた隙間は
ゆっくり充たされてく
潮風
波の音
砂の感触
陽射し
空の色
海の色
交ざりあう水平線の色
そして
あなたが居た春の海
それは私が求めて止まないひとつの景色になっている。
●桜の花は何故かいろいろな思い出を、直ぐそばに寄せ集めてくれますね●
変わることなく… [2007年04月09日(Mon)]
君と過ごしたあの日を思い出すように
桜の枝を手折って来た夜
君は
「桜の枝は切ったらダメでしょう?」
なんて言いながらうれしそうに笑った
薄桜色の花は凛として咲き誇る
花びらが一枚 ひらひら床に散ってゆく
ただそれだけを見つめて過ごす時間
桜並木の中、君と一緒にいるようで。
変わることなく
ずっと
今度の春も桜を見ようね
変わることなく
●一人でお店をしていたので、お昼ごはんは2組という緩い感じで提供しておりました。丹後からのお魚を刺身にしたり煮付けたり、なかなか私やるやん、と読み返しています●
昨日のランチメニュー [2007年04月09日(Mon)]
竹田城のお祭りと桜陽気に誘われて、茶房は忙しい1日になりました。
ランチの予約は1日2組しか受け入れが難しいため、お断りさせていただかなくてはならない方もありました(>д<)。また、ぜひお願いします。
さてメニューですが、
玄米ごはん ひじきしぐれがけ
たいしょう魚の煮付け
真いかのワタ炒め
野菜のとろとろスープ
大豆とひじきの煮物
鴨とルッコラ
焼き長芋と椎茸のオイスターソース
でした。
たいしょう魚も真いかも、おさしみでいただける新鮮な物なので、料理もシンプルに、本来の味を感じてほしいです☆
●休みの日はカフェ巡り、漁港近くでまったりしました●
やっぱりいい [2007年04月09日(Mon)]
休日には、日常とは違う空間で過ごすことを勧めた友人がいました。
なるほどと思う節もあり、今日は・・というか、今日も漁港から海を眺め、すぐ隣りにあるお気に入りのお店でコーヒータイムです。ラテとシフォンケーキ桜風味を選びました。
待ち続けていた桜もそろそろ散り初め、季節は流れてゆきます。
コーヒーポットを持ち過ぎて、硬くなってる頸部から肩甲骨を押さえながら、ぼ~っと時間が過ぎてゆきます。
●幼稚園に入る男の子から桜の枝のプレゼント。16年経った今も覚えている可愛いあの子。今、どうしているだろう●
お客様 [2007年04月10日(Tue)]
「あんな、ここに来る時なぁ、これ、あってん 」
桜の花を私に差し出した、小さなお客様。お兄ちゃんたちの新学期が始まり、やっとお母さんと二人でお店に寄れたと、話してくれました。
「汽車やぁ~」
コーヒーミルを見て、彼がうれしそうに言いました。よく見ると、コーヒー豆を砕く時音がなるし、形も似ています。
「明日は、入園式なんです」
お母さんが話されました。
「ぶどうジュースじゃなくても、コーヒー牛乳でも飲めるねん。また、制服のまま来るわ。」
なんと可愛いお客様でしょう。あまりの素敵さに、感激した朝でした。お支払も、自分で財布から出してくれたのですよ(^_-)
待ってますね。
●平日のお昼ごはんを、咲良乃実で食べてくださるのは嬉しかったなぁ。広いおうち、お部屋を行ったり来たりする私でしたが、お客様の待ってくださる気持ちに支えられていましたね●
本日のランチメニュー [2007年04月10日(Tue)]
今日も、予約のお客様にランチをご用意しました。
玄米のリゾット風
鯵のまるごと南蛮漬け
うどときゅうりの辛子酢味噌
ひじき大豆煮
切り干し大根のサラダ
長芋のおくらかけ
リゾットの代わりに、おじやにさせていただいたお客様もありました。
日頃、お昼はありあわせでと、自分のためにご飯を作る機会の少ないと話されるお客様に、心を込めて……。
●入園式の終わられた可愛いあの子。おばちゃんのところに来てくれました!●
可愛いお客様 つづき [2007年04月12日(Thu)]
~可愛いお客様 つづき~
「こんにちはぁ~」
あ~来てくれたんだぁ。入園式の帰りに、幼稚園の制服を着て、ご両親と共にお店に寄って下さった可愛いお客様。
感激しました。
お話をすればするほど、ご両親を始め周りの方々にどんなに愛情を与えられ、また、彼自身も与えて暮らしておられるのかが、よく伝わってきます。
「明日も来るわ」
あの・・・明日は定休日でして(*_*)
「その次!」
いやいや、幼稚園に行かなきゃ・・・笑いは絶えることなく、幸せな時間をいただきました。
ちなみに、
カフェオレとチーズケーキを
注文されました。
カフェオレの仕上げは、ふわふわ泡立てたミルクの上にコーヒーで、ハートを描きました。
「入園おめでとうございます」
また 来てねo(^-^)o
●咲良乃実に来る道は川が流れていて桜並木が続いていました。桜の花、葉桜、美しい季節がやって来ました●
ランチメニュー [2007年04月12日(Thu)]
川沿いの桜が満開です☆
春らしさを感じていただきたくて、今日もランチを作っています。
玄米ごはん
新じゃがと菜の花の味噌汁
ふるせのからあげ
大根と手羽先のトマト入り煮込み
切り干し大根のサラダ
ひじき煮
エビの生春巻き
でした。
味と量、それぞれのお客様の好みは、それぞれのお客様の人数だけあります。 出来るだけ多くの方々に喜んでいただきたいと思っております。
●ランチメニューで簡単にサクッと食べられるものを考えていました。煮込み料理は作るのも楽しくて!●
試作品が出来た [2007年04月13日(Fri)]
オリジナルカレーが出来ました(^o^)
鶏の手羽先
新玉葱
しめじ
トマト
が主な材料です。
煮込み料理は、時間をかけてコトコトと火にかけている。時間がしあわせですよね。どんどん美味しくなる感じがします。
和風ベースであっさりしているので、食べやすいみたいです。基本の作り方を押さえておけば、季節の素材を使って応用できますよね。ちょっぴり嬉しい昼下がりです☆
●備前焼の陶工を目指していた方からいただいた数々の器。気に入らないからと、割ってしまう芸術家の方もあるそうですが彼は手元に残していたようで、有り難いばかりです●
優一君のプチギャラリー [2007年04月13日(Fri)]
まだ寒い頃に、お馴染みのお客様と一緒にお店に来られました。
いつもの
玄米おじや
アメリカンコーヒー
玄米おはぎ
をお召し上がりになり、「コンビニのお弁当を、急いで車の中で食べてばかりではあかんなぁ」と、お話をされます。
お仕事の忙しい中、食事は食餌となってしまうことも多々あるのでしょうね。
ふとしたことから陶芸の話になり、彼が備前で修業をしていたことを知りました。お馴染みさんが、「ここに持って来て使ってもらい」なんてことから、一昨日わざわざお店に持って来てくださったのです。
「使ってもらったらいいんです」
大切な作品なので、皆さんに見ていただきたいと思っています。信楽の土、備前の土、野焼き、電気炉、登り窯、説明をしてくれる目はキラキラしてます。
今は違う仕事を持っておられるけど、いつかまた作品に取り組めたらいいのに、と思っていました。
●ファミリーレストランにてワンコインランチ!●
昨日のお昼は [2007年04月13日(Fri)]
昨日のお昼は、ファミリレスにて激安定食を食べてみることにしました。
ドリンクバー
ご飯大盛り注文 OK
照り焼きハンバーグ
エビグラタンコロッケ
マカロニサラダ すごいボリュームです。
これでなんと500円でした。コンビニのお弁当とおなじくらいかしら。ごちそうさまごはん。
●春になったので玄米おじやからカレーへとメニュー変更を試みましたねー●
試作品 [2007年04月13日(Fri)]
4月も半ばとなりました。
いよいよ春爛漫、そして、ゴールデンウィークに突入です☆
そこで、
小腹空きメニューを、おじやから玄米に合うカレーに変えようかと、検討中です。おじやも人気はあるのですが・・・
鶏の骨付きを和風のおだしで煮て、野菜、トマト、豆類を入れて辛めに仕上げました。一人でいただきましたが、サラッと仕上がったカレーはなかなか良い感じ。
5月にはメニュー化できるかな、と思っています(^o^)
●せつない恋をしていた時期がありましたねー。割と乙女チックだったのだなぁ●
風が吹くから [2007年04月14日(Sat)]
春の風に揺れて
枝が動く
花びらが舞い散る
あなたの言葉に揺れて
心が動く
指先が触れ合う
もうすこし・・
あとすこしだけ・・
ここに居たい
春の風と
舞い散る花びら
そして あなたを
見つめていたい
●お友達が来てくれた!日本紅茶を飲み物メニューに入れていましたが、サクラ紅茶などという花びら入りのものをいただきました●
今日のランチメニュー [2007年04月16日(Mon)]
お友達が、ランチに寄ってくれましたo(^-^)o
お土産に、今はまってるという「サクラティー」をいただきました。インド紅茶に桜の花びらを加えているみたい。店では、「咲良乃実」と名付けた日本紅茶をメニューのひとつにしているので、味わうのが楽しみです☆
今日のランチメニューは、
玄米おじや
かわはぎのムニエル 肝バターソース
菜の花お浸し
ウドの三倍酢
おきゅうと
葉玉ねぎの甘辛煮
端っこブロッコリーと切り干し
大根のサラダ
でした。
おきゅうとは、天草を煮出して固めた物を、お刺身のようにして食べます。葉玉ねぎは、玉ねぎに成長する前にまびいたもの。端っこブロッコリーは、中心に大きくなった物でなく、脇から生えた可愛い細い物。時季限定ですから、食べたくなります(^_^)
●寒い日になったので温かいおかずと、玄米おじやを●
きょうのランチメニュー [2007年04月17日(Tue)]
店の前の八重桜も、今日の風で散り始めました。
お一人2000円の予算でランチを食べたいということで、お客様から予約がありました。
メニューは、
焼き鯛入り玄米おじや
煮魚
ふるせの南蛮漬け
ごま豆腐
焼き長芋のおくらあんかけ
切り干し大根和風サラダ
エリンギのバジル風味
新じゃがの揚げ煮
うどの天ぷら
コーヒー
ジェラート
でした。
寒い1日になりました。
温かい物がまだまだ食べたいですね~。
●京都、嵐山。叔母が住んでいた町。イクスカフェ、和洋折衷という言葉がバッチリ似合うお店●
お気に入りの場所 その1 [2007年04月17日(Tue)]
嵐山のイクスカフェです☆
甘味処で、豆乳ドリンクや豆乳プリン、胡麻豆冨、葛もちなどは、昔ながらの製法で作られています。
私は、やはりカプチーノを選びました。
店内はアンティーク家具で統一されていますが、窓の外の日本庭園とのミスマッチな感じがまた京都らしく、はんなりしたひと時を過ごせます♪
あ~命の洗濯(笑)
大好きな場所がまたひとつ、増えました。
●京都、祇園。亀厘さん。お通し、ちがう種類のものを。カウンターは掘り炬燵式で。お話の巧い板前さんと楽しく過ごした時間でした●
お気に入りの場所 その2 [2007年04月17日(Tue)]
祇園の亀厘です。
お通しは、それぞれ違う中身の小鉢です。
京都で豆といえば、一般的にはグリーンピースを指すのかなと思います。豆の香りがしっかり残った、薄味に仕上がってました。もうひとつは、鮃の昆布〆にパプリカやきゅうりをあわせて、ピクルスのように酢で味付けしていました。繊細なお料理です。山菜の天ぷら、湯葉のたいたん、豆乳グラタン、豆腐の明太子のせなどなど、美味しくいただきました。
お料理に愛がこもっていて、楽しく、幸せな時間でした。
●お客様のリクエストにお応えして●
白あん玄米おはぎ [2007年04月18日(Wed)]
白あん好きのお客様のリクエストにお応えして、作ってみました。白こしあんでつつみ、中身は白すりごまをまぶした玄米です。
つぶあん好きの私としては、今いち・・ですが、ご満悦のお顔でした(^_^)
お一人のためにでも、出来ることであれば頑張りますからねっ。
メニューにはでないかなぁ(-.-)
●京都、渡月橋にて●
憧れの…懐かしの… [2007年04月19日(Thu)]
京都の渡月橋を訪れました。
平日で人影まばらで、以前の印象とはかなり違った町並みに思えました。
桜が散るなか、青かえでが美しく目に映ります。
ギャラリーで、桜の花びらが舞う珈琲カップを買いました。お休みの日もやっぱりお店のことが気になってしまいます。早くデビューさせたいなぁ~(^_^)
●咲良乃実に住んでいました。お客様が帰られた後、広い広いお屋敷に。「こわくないの?寂しくないの?」と尋ねられることがよくありましたが一度もなかったなぁ。あの頃は失ったものが大きすぎて、お客様に支えてもらっていたような気がします●
下弦の月 [2007年04月20日(Fri)]
月が泣いている
「星の姿が見えない。星に逢えない」
星が哭いている
「私はここにいる。何故嘆くの?」
月が泣いている
「今夜の私には今夜しか逢えない。
星よ、どうかこの想いわかって欲しい。」
星が微笑った
「いつも
いつでも
いつまでも
私はあなたに逢えることを願ってここに居ます」
今 下弦の月が 雲間から覗いた
笑って揺れて・・
●古い布に生命を吹き込むという趣味!今も仲良くさせていただいています●
お客様は応援団(^^) [2007年04月20日(Fri)]
今日のランチのお客様方は、私の強い応援団!!なのです。
もともと物作りが好きだと言われる方
古い物を集めるのが楽しみだと話される方
この店に愛着を持って関わってくださいます。
五月人形の兜の下に手縫いの古布の敷物
アジアの古い巻きスカート
「この店がとても好き・・この古い家がこのままでありますように」
「あなたのペースで、あなたの思いでゆっくりと続けてほしい・・」
そんな思いで、私を応援してくださっています。
「逢えてよかった・・」
●さより、丸はぎ、真イカの新子。菜の花や新玉ねぎ。季節を感じていただきたく献立をあれこれ考えていた毎日の素敵さ●
今日のランチ★ [2007年04月20日(Fri)]
今日は、デジカメでランチの撮影をいたしました。いつもより見やすく写っているでしょうか?
メニューは、
かわはぎとえりんぎ
しいたけの洋風玄米おじや
新たまねぎと豚ミンチの甘辛煮~天草でとろみをつけて~
真いかの新子と菜の花の辛子酢味噌和え
おから炊いたん
ひじきと大豆のサラダ
アボガドもろみのせ
細魚(さより)のホイル蒸し
です。
さよりは旬の魚で、頭をつけたまま口の尖った姿をみていただこうと思い、そのまま料理しました。
真いか(するめいか)も、今やっと全長10cm位に育ち、柔らかく美味しい時期です。冷凍物は一年中ありますが・・・。
さてお味はいかがだったでしょうか????
●チャチャッと飲むきな粉オーレ●
まかないの [2007年04月20日(Fri)]
まかないというか、台所でさっさと飲み干す、大好きな飲み物です☆
名付けて『きな粉お~れ』。マグカップにつぶあんを少しいれ、きな粉と牛乳を鍋で温め泡立てたものを注ぎ、きな粉をかけて出来上がり。底にあんこが入ってるから楽しみがあって(^_^)ほのかに甘くいい感じです。
●男性お2人でお昼ごはんのご予約です●
今日のランチメニュー [2007年04月21日(Sat)]
女性のお客様が、ランチを召し上がることが多いのですが、本日はなんと男性のお客様がお二人!!!です。
玄米おにぎり
鯖と野菜の味噌風味船場汁
細魚の塩焼き
真いかのさっと煮
アボガド生ハム添え
おから
船場汁は大阪では澄し汁仕立てで作りますが、今回は九州の麦味噌で味付けました。
男性の方には量的に物足りないかしら・・・?
●コーヒーを自分で淹れてみたいというお願い●
お客様からの提案 [2007年04月22日(Sun)]
お客様からの提案
「コーヒーを自分で入れてはだめですか?」
お店が新聞に掲載され、忙しい時期に来られたと話されていたお客様が尋ねられました。
「どうぞ。どうぞ。」
開店当初から、私がしたかったことの一つだったので、ペーパードリップ用のサーバーを温めます。
『自分のために こころを込める・・
自分を大切にする
自分を認め 誉める・・』
コーヒーポットから細い線でお湯が流れ、コーヒー豆が蒸れる良い匂いが囲炉裏端を漂ってきました。
あ~ 幸せな時間だな・・
「美味しい!ような気がする!」とお客様。
いいえ。美味しいのですよ。きっと。
私も改めて、これからも心を込めて、
たとえ珈琲がお客様に運ぶまで時間がかかったとしても(笑)
今までのスタイルを崩さず続けたいと思いました。
お店の中でゆっくりと時間を過ごされ
いろいろなお話をして・・
あの忙しい時期にお会いしただけなら
こんなふうにはつながらなかったことと思います。
逢えてよかった。
P.S 珈琲や抹茶をご自分で点てたい方は多いのかしら???
●玄米を食べている、というと健康志向が強くて、食べ物にこだわってます!みたいに思われることが、わりとよくありましたが、そうでもありません、笑●
きょうのランチメニュー [2007年04月22日(Sun)]
玄米ごはん~ひじきしぐれをかけて~
とろろ昆布と湯葉のお吸い物
丹後の鯖のムニエル~キャベツもいっぱい食べてね!
トマトバジル風味ソースかけ~
おから炊いたん
アボガド
大豆とひじきのサラダ
時折、お客様に「いつも玄米を食べて、健康に気を遣っておられるのですか?」
と聞かれます。
ランチメニューの献立を作るときは、
この店でゆっくりと・・・
家ではあまり食べないような物を・・・
なるべく多くの食材を・・・
なんてことを考えながら立てます。
私自身は、特に食べるものに対して強いこだわりはありません・・・
カップ麺や・・
スーパーのお惣菜・・
コンビ二のお弁当
何でもいただきます(^^)
ただ、お店でお客様にお出しするお料理は、
「からだにやさしく こころに残る・・」
そんなふうでありたいと思っています。
●玄米おじやに変わる新しいメニュー●
玄米カレー初登場 [2007年04月24日(Tue)]
玄米カレー初登場
牛のすね肉、玉ねぎ、人参、大豆、エリンギ、椎茸、トマトをことこと煮て、一日寝かし完成しました。
ホームページを御覧になって来ていただいたお客様に感謝!!!
毎日、日替わりで作ります。
たくさんは作りませんので、売り切れの際はどうぞご勘弁を(:。;)
●デジカメ撮影に慣れてきました!お昼ごはんのメニュー作りとお皿選びは楽しみでした●
今日のランチ [2007年04月24日(Tue)]
今日のランチ
玄米のごはん(ひじきしぐれ)
梅干とおかか、海苔の吸い物
ゆず豆腐
鰆の一汐焼き
白いかのナンプラー炒め
かぼちゃの炊いたん
アボガドと生ハム
切干大根とひじき、枝豆のサラダ
お店を気に入って下さっているお客様がみえました(^。^)
一口、カレー試食をお願いしました。
「美味しいですよ♪」
本当に!?
その答えは一番欲しいです・・。
でもやさしい方々なので、まだまだ、どきどきの私なのでした。
もう一組ランチにお見えになりました。ご希望は・・・・・
肉はダメ、予算は1500円で。
ということで・・・
玄米のごはん
梅干とおかか、海苔の吸い物
ゆず豆腐
鰆の一汐焼き
新たまねぎと人参、椎茸の味噌煮
筍の若竹煮
鯵の姿作り
でした。美味しそうに食べていただきありがとうございました。
●お仕事と暮らしが咲良乃実の中にあって、時折どこかに飛び出したくなる気持ちが芽生えた時もありました●
逃避 [2007年04月24日(Tue)]
逃避
沈んでゆく太陽を
左側に見ながら
夕闇に飛び込もう
あなたとわたしが
誰からも
見えなくなるように
あなたとわたしだけが
見つめあえる
あの場所に
走り去ろう
北へ
北へ
●ことば遊びが好きでした●
うららかな・・ [2007年04月24日(Tue)]
~うららかな・・~
見上げれば空の青さに心澄みわたり
川面の流れと柳の碧さに
心揺れ動き
あなたの声が近づく・・
あなたに触れている・・
そんな気配がする静かな春の午後に
歩いてる私
歩いてゆく私
矛盾 [2007年04月25日(Wed)]
矛盾
あなたに逢いたくて
車を走らせる
「寂しいな」
喉の奥につかえていた言葉を
さらっと言い放つわたし。
「離れたくない」
「ずっと一緒だよ」
いつもそう答えるあなた。
あなたはわたしの寂しさを
払いきれるほどの勇気も力もないくせに。
そして
わたしををあきらめるほどの潔さもないくせに。
そんなこと・・
わたしが一番わかっているくせに。
●青倉神社⛩のお祭り●
今日はお祭りです [2007年04月25日(Wed)]
今日は・・
氏神である青倉神社のお祭りです。
お店の前にも「ぼんぼり」が飾られました。
昔は、「眼病」の神様に全国からお参りに来られたそうで、通りには多くの露店が並びにぎわったとのこと。
途中にあるお寺も、この神社のお祭りを一緒に喜び、道行く参拝客はここで仏様を拝み、また青倉神社を目指し歩いたとか・・・・・
「今は車で参拝できるから、ありがたみが薄くなったな。
子供の時に遠足に行ってしんどかったけど、青倉山の空気は美味しかったな。」
ご近所のお客様のため息は、多くの人たちの気持ちに似ているのかもしれません。
便利になってゆくことは、人の生活を潤すことだけではないのかもしれません。
車で参拝に出かけた私は、青倉山の空気の美味しさは知らないのです。
●玄関です。くぐり戸になっていて、お客様の頭が当たらないか気になるので、開けてみました●
ごつん… [2007年04月25日(Wed)]
入り口は、元々「くぐり戸」で、頭を下げて、足元は段差を越えなければなりません・・。
そのせいでしょうか・・・・
「ごつん・・・」
お客様がよく、頭をくぐり戸にぶつけられます(+。+)
「頭に気をつけてくださいね」
の声もむなしく、
「あ~ 痛そう・・・」
悲しくなってしまいます。
今日は、くぐり戸ごと開けました。
でも、開ける時、開けない時がある方が感覚が鈍るかしら?
暖簾(のれん)を横まで寄せてみたり、「頭上注意!!」のステッカー貼ってみる???
「そんなこと気にしてたら、あっちもこっちも危ないところばっかりやで!。ママさんは気にかけすぎやがな」
お客様の一声!!!!
なるほど・・・つい手を出してしまうのです。
少しスッキリ??しました。
「ごつん・・に注意してくださいね。」
●岡山の後楽園近くの雑貨屋さんで見つけました●
ひとめぼれ [2007年04月25日(Wed)]
ガラス貼りのお店
『手作り 木鯨舎』と、柔らかな形の木の看板
くんくんくん~
私の好きなものは、ここにあるはず。
ほら・・・
ありました。
『一つ 一つ 心をこめて 作りました。
手にふれるとやさしく そして心なごむ
手作りの器たち・・・。』
器を見ようと開けてみると
メッセージカードが入っていました。
ひとつずつ・・
ひとりずつ
心をこめて
やさしく
心なごむ
自分と同じような思いを持っている人たちは
自分の周りにたくさん
そして
案外 近くにいるのかもしれません。
また きっと
『木鯨舎』に行きたいと思います。
●桜の小枝をプレゼントしてくれた可愛いあの子がまた来てくれた●
小さなお客様のそれから・・ [2007年04月25日(Wed)]
「これ、はい」
小さなお客様のかわいい手には、きれいな緑色のクローバーの葉としろつめ草が。
「来てくれたんだ(^・^)」
幼稚園に通うようになって、何だか凛々しくなったような・・
お店が少し忙しくなってきたときに、黒電話の音・・・
「おばちゃん、珈琲いれたところやから、また後で電話くださいって、言うてええええ~」
私の声に、お手伝いをしてくれました。
「僕が出てよかったんかな????」
ありがとう。
君だから・・お願いしたんだよ。
やさしい気持ちを届けてくれてありがとう。
また、大好きなおとうさんやおかあさんと一緒に来てくださいね♪
●野仏さまに手を合わす、鯉のぼりに思いを馳せる●
うろうろ… [2007年04月27日(Fri)]
野仏が好きです。
石に刻まれたお顔は永年の歳月で
見えなくなっています。
どれだけ昔から
どれだけの人々が
どれだけの思いを寄せて
ここに立ち止まり
仏様に手を合わせたことでしょう。
そんな一人になりたくて
そっと目を閉じ手を合わせました。
心が洗われたような
きれいに浄化されたように感じます。
すっと落ち着くような・・・。
うろうろしていると
大きなこいのぼりが目に飛び込みました。
「あ~歌の通り、屋根より高いな。
あ~面白そうにおよいでるわっ(^>^)」
何だか幸せな気持ちになりました。
●咲良乃実の中に、ツバメさんが●
旅人?のようなお客様 [2007年04月27日(Fri)]
くぐり戸を開放したら
店の中につばめが入ってきました。
そろそろ
自分たちの巣つくりの場所を
考える頃?なのでしょうか?
店の中を飛び回っている1羽を
もう1羽が呼びにきました。
夫婦 あっ「番い(つがい)」でしょうか?
意見が合わなかったのかしら。
1羽だけが
惜しげに店の中を見渡し自宅建設の夢を
見ているようでした。
「奥さんは
別の場所がいいみたいですよ(^^;)」
●駐車場の横、近所のおじちゃんが畑の畝作りをしてくれた●
お世話になっています [2007年04月28日(Sat)]
店の駐車場の隣の畑は手入れが行き届き、作物を大切に育てている気持ちが、私にも伝わってくるようでした。
「ここどうする~?」
毎朝早くから仕事をしているおじちゃんに聞かれました。
「畑をしたいけど、草がボーボーで(笑)」
と私。
「畑、すかしてあげるわ」
とおじちゃん。
あっという間に機械に乗って、畑を耕してくださいました。
土の中に石が混じっているため、前に後ろに機械を動かしながら・・・
橋のすぐ隣に咲き誇る八重桜をバックに、機械に乗る姿は勇ましく、凛々しく、優しさがあふれています。
「ありがとうございます」
「お世話になりました」
ご近所の方々に支えられて、ここでお仕事をしています。いろんな方々に支えられて、ここで生きています。
さあ、もんぺはいて、野菜作りをしたくなってきました。
きっと、また、ご近所の方々が手取り足取り教えてくださることでしょう。
そんな場所に、「咲良乃実」は在ります。
そんな場所で、「咲良乃実」も私も、育ってゆきます。
●マクドの朝ごはん、キューピーを集める娘●
マイブーム★彼女のブーム [2007年04月28日(Sat)]
朝マックにはまっています。
べーグルとホットコーヒーMサイズ、この組み合わせが大好き♪~
ベーグルの中味は・・・
ハムチーズかサラダか・・
そして、「ドレッシングやソースは、普通の1/3量にしてください」と、しっかりオーダーします。
あっさり、しっかり、好きなものを食べて★
がんばりましょっと。
話は変わりますが、キューピーが流行っているって本当ですか??
こんなに集めているのを見かけました。
一つ可愛いのを譲ってくれましたが・・・
ムーミン、スナフキン、母をたずねて三千里のマルコ、アメディオ(合ってる?)、アンパンマン、バイキンマン、ドキンちゃん、セサミストリートのエルモ、クッキーモンスターなどなど。
これって可愛いのかな???
ご当地キューピーもぞくぞくと、各都道府県出ているそうですよ。
このブームには、乗れない私です(*。*)
●出石そばをいただく●
マイブーム [2007年04月28日(Sat)]
12.3年前から気になっていたお店に、やっと行くことができました。
手打ち蕎麦のお店です。
「ここから上がっていいんですか?」
ん?ん?、どこかで聴いたセリフです。
あっ うちの店に上がる時に初めて来られたお客様が、私に問われる言葉です(+。+)
靴を脱いで部屋に案内されると・・・
すっきり シンプル!!!!
そして、メニューも「皿蕎麦」のみ。あと、「いか」???、焼きいかのことでした。ビールが呑みたくなってはいけないと、皿蕎麦を注文しました。
あら、長い箸。先も細くなっていない。
慣れてないせいか、少しはさみにくそう?
でも、指に手に馴染みます(^。^)
最初は、蕎麦をそのまま1.2本、つるつる・・・
わ~ しっかりした蕎麦の硬さといい香り。
そして、ねぎ、わさびでずるずるとすする。
うお~、甘めの蕎麦つゆに合ってます。
無言で、すすりまくる。
次に 自然薯?大和芋?のとろろを入れて。
きゃあ~ まろやかです。
ずるずる♪ ずるずる♪
最後は 蕎麦湯で〆て、「ごちそうさまでした★」
ちょっとはまりそうなお蕎麦屋さんです。
また 行きたいと思います。
「シンプルであること」は素晴らしいことです。
そして12.3年前からの夢も叶い、達成感が湧いています。
●御衣黄(ぎょいこう)という桜、今年が咲き〆、切られていきます●
とても逢いたかった [2007年04月29日(Sun)]
ブログで、御衣黄(ぎょいこう)という黄緑色の桜の花が咲いている姿を、写真でみました。
散る前に桜色になり、花びらが散るというよりは花ごと落ちるというのです。
そしてこの桜の樹は、道路の拡張に伴い伐採しなければなりませんと・・・。
最期の姿を見たいと思っていました。
・・・桜が咲いているとわからないようなその樹を見上げました。
「とても 逢いたかった。とても逢いたかった。」
帰り際、枝を手折って私にくださったお寺の奥様が、
「もう 無くなってしまうから。」
と静かに微笑まれました。
春が来る度に、今朝の私のように、御衣黄(ぎょいこう)桜の樹を見上げておられたんだと思いました。
いただいた枝からは、新葉が芽吹いています。
いっそう行き場の無い寂しさがあふれてきました・・・・。
●南部鉄瓶のサーバー●
やっとデビュー [2007年04月29日(Sun)]
お客様のリクエストにて
南部鉄瓶のコーヒーサーバーを
使って点てています。
ドリップの穴が一つしかないため
時間はかかりますが
「待っている分 香りも楽しめるし
期待もあるから ゆっくりがいい」
そうですね。
じっくり待つことは素晴らしいことと思います。
●春の一枚●
れんげ畑 [2007年04月29日(Sun)]
車を走らせていると
自分の大好きな風景に出逢うことが
あります。
「一面の花畑」が見えました。
れんげです。
ちょうど御日様が沈む頃・・・・
一日の終わりにこんな景色に巡り合えて
ほっとする瞬間でした。
●お昼ごはんを食べていただいたお客様から夜の予約をいただきました●
今夜のメニュー [2007年05月01日(Tue)]
夜にお食事の予約がありました。
以前にも、ランチやお茶を飲みに来て頂いている素敵なご夫婦です。
「ちょうどお休みなので行きたいなと思って・・」
こんなふうにご利用していただくことは、本当にうれしいのです。
さて・・
今夜のメニューです。
ひとくちおばん菜
長芋のとろろおくらかけ
うどとじゅんさいの二杯酢
かぼちゃと昆布の煮付け
うどのきんぴら
くろごま豆腐
そら豆の塩茹でとトマト
朝採りクレソンと生ハムのサラダ
焼き物・煮つけ
あじの塩焼き
あじの煮つけ
たけのことしいたけのステーキオイスターソースで
いかとクレソン炒め
豆乳のソースグラタン
ごはんもの
玄米のおにぎり
みず菜とあげさんたいたん
葉玉ねぎの甘辛煮
たけのことふき、わかめのさっと煮
てんぷら
こごみ ねぎぼうず このしろ
刺身
角とびうお
こんなふうに仕上げてみました。
最後に珈琲を点てて、お二人は私にいろいろなお話をしてくださいます。
この店と私を静かに優しく見つづけてくださるお客様が、ここにも居られました。
どうぞまたお越しください。
●いろいろな味や食材を食べていただきたい思いでごはん作りをしていました●
今日のランチメニュー [2007年05月02日(Wed)]
但馬は晴れたり曇ったり、時折小雨がぱらついて、何度もお天気が楽しめるような・・・そんな一日です。
さて今日のランチメニューは・・・・
(お客様も写真を撮っておられるようですよ)
玄米ごはん ゆでクレソン
ポークチャップ風煮込み
黒ごま豆腐
じゅんさいの二杯酢
水菜のたいたん
こごみ
かぼちゃのたいたん
ポークチャップをご飯にかけて食べてもよし!、別々でもよし!。
煮込み料理って、お肉や野菜がどんどん柔らかくなっていくのが、とても幸せな感じがするんですよね~。
みなさん、きれいに残さず食べてくださいました!
あ~ うれしい(^。^)
さて、明日の予約のお客様には何を作ろうかな????
考える時もまた幸せな感じ♪なのです。
今日のひとこと
「しあわせを感じやすいまあるい心を育てよう」
●おもてなしをしていただきました●
お世話になりました [2007年05月02日(Wed)]
「心が豊かになる」…
毎日の生活の中で、こんな気持ちを感じることは、なかなか難しいです。
でも私、最近このことを実感することがあったのです。
・・・懇意にさせていただいている方のお家で、お食事(お酒^^)をご一緒させていただきました。
残念ながら画像は撮り忘れましたが・・
あんなに感動したおもてなしは・・・
きっと初めてと感じられるほど、うれしかったのです。
ゲストというより、家族の一員のように、
さらりと優しく・・・・
自然体で・・・。
近くの畑で取れたものをシンプルに料理されて、美味しいこと、この上なく。
何より食事中の楽しいお話で笑いころげ、私は哀しいほど幸せな感じを受けました。気持ちがころころと豊かになりました。
朝、庭に咲いている花の名前を教えていただき、畑や道のクレソンや野蕗を摘み山を見つめました。
愛しくて
この時間が
愛しくて
声をあげて泣きたいくらい満たされました。
ありがとうございました。
また、お邪魔したいです。
●丹後の太刀魚❤️うど、クレソン❤️春のかおりに包まれた5月●
今日のランチメニュー [2007年05月03日(Thu)]
連休も後半を迎え、お天気にも恵まれています。
木曜日はお休みをいただいておりますが・・・、
今日は営業をしております。
今日のランチは・・・・
玄米ごはん(ひじきしぐれをかけて)
朝網の丹後太刀魚のムニエル
骨付き鶏肉と手作りがんもどき、たけのこ、しいたけの煮含め
うどの炒め酢和え
クレソンとこごみのサラダ
ごま豆腐
となっております。
春の山菜や旬の魚を、あっさりとどうぞお召し上がりください(^^)
さてと・・明日のメニューを考えましょう♪
今日のランチメニュー [2007年05月04日(Fri)]
ランチメニュー
玄米ごはん
キャベツ、トマト、大豆の煮込み
うどの酢の物
ひじきたいたん
あじのムニエル
うどのきんぺら
満足そうなお客さまの顔をみると、ほっこりいたします。
なかなかのセンス [2007年05月04日(Fri)]
オーレを注文されたお客様が、珈琲カップを選ばれるときには、
「大き目のものをお願いします」
と言ってます。牛乳をあわ立てるためです。
「おっ!」
確かに・・・・上に大きい(背の高い)カップが・・・・・
初めて、のっぽサンに入れてみました。
思いの他 渋くて。
ばっちり。
選んでくれたのは、小学校の男の子でした。
なかなか素敵。
玄米とカレー [2007年05月04日(Fri)]
玄米のおじやが、大好きなお客様が居られます。
でも、偏食があり、おじやの横に付けた野菜の煮物をよく残されていました。
最近カレーを注文されるようになりました。
今日は、小松菜と大豆、たけのこ、椎茸、トマトのカレーです。
カレー味は、不思議です。
いろんな素材のあじを引き出し美味しくさせます。
偏食もなくなりそうです(^^)よ。
小腹空きメニュー [2007年05月05日(Sat)]
天気予報がはずれ、5月の爽やかな風が吹いています。
奥の座敷の窓を思い切って開け放ちました。
そこへ、可愛らしい女性のお客様が2名・・
赤い毛氈の縁側でお茶を飲んでおられます。
「こんなふうな時間を過ごして欲しかったんだ・・」
私もうれしくなって見つめておりました。
ご注文は、「玄米のカレー」と「玄米おじや」
いろんな野菜が入った品を、お二人仲良く食べておられました。
静かに
穏やかに
時間が過ぎてゆきます。
どうぞ ごゆっくり・・・。
想いあぐねて [2007年05月07日(Mon)]
「想いあぐねて」
その声を聴いているだけで
どうしてこんなに涙があふれるのだろう
その姿を見つめるだけで
どうしてこんなに胸が締め付けられるのだろう
これ以上 近づけない気配の中で
これ以上 どうすることもできない愛を隠し持つ私
どこへ流れてゆこうか
ひとりきりで。
今日のランチ [2007年05月09日(Wed)]
今日は、私が憧れているとても「男前?」の女性が、ランチに来られます。
彼女は、私より年上です。
彼女は、とても美しく魅力的です。
彼女は、笑うとかわゆくなります。
彼女は、自分の意見を持ちはっきりと話します。
彼女は、私が何より苦しかった時に、顔を知っているくらいの私に、ただ横に座り「大丈夫ちゃうよね」と言いました。
きっと彼女も、いろいろな経験をしているんだと思います。別にそんなこと話さなくても、ただあの「姿」を見るだけでよいのです。
(今日のメニュー)
玄米ごはん(黒すりごま)
あじと野菜の炊き合わせ
徳島ひじきたいたん
こごみとプチトマト
エリンギと椎茸のオイスターソース炒め
長芋とろろ
「ゆっくりでいいからな!」
ランチに来られたら、毎回のセリフです。
「あ~美味しかったわ」
毎回話してくれます。そして私の読みの通り、「長芋とろろ」は玄米ごはんにかけて食べられたそうです。(^。^)(^ー^)
また、おいでくださいね。
大好きなマンデリンをお点ていたしますからね。
がんばらないで [2007年05月09日(Wed)]
昨日、四つ葉のクローバーを差し出して、
「はい。ママさん、がんばり過ぎないで。」
と言われた。
心が痛かった。
心を見透かされているように思った。
少し戸惑い、それでも平気な・・元気な・・顔して言った。
「え~ 何にもがんばり過ぎてないですよ♪」
顔がこわばった。
泣きたかった。
答えがわかった。
今日は熱が出て、からだがふわふわしている。
胃が時折痛み、食べてない。
眠れてない。
一人が不安になってきた。
「最近 ちょっとがんばりすぎちゃった(^^;)」
そんなふうに素直に、そんなふうに自分のことを、もっと見つめることがまだできないでいる。
今度あの人に逢ったら、言えそうな気がする。
四つ葉のクローバーは、しおりにして大好きな本にはさんでいよう。
「ありがとう。こうしてると幸せになれるんだよね。」
でも、たぶん見つけたクローバーを私にくれたあの人は、いつも自分の手や心の中に、小さな幸せを感じるアンテナをたくさんもっているんだと思う。
そんなふうになれたらいいな。
ゆっくり休んでいよう。
一人だから時間はいっぱいあるさ(^^)
どんな時も・・・ [2007年05月09日(Wed)]
どんな時も・・・
いつも わたしの傍に居てくれた
どんな時も わたしを認めてくれた
いつも わたしのことを考えてくれた
どんな時も わたしを愛してくれた
今 あなたの存在を
心が砕けるほど
気持ちがちぎれるほど
こんなにも 深く感じている
こんなにも 強く感じているのに・・・
離れてゆく
遠くなってゆく
重い空気
哀しい気配
雨上がりの朝。
今日のランチメニュー [2007年05月11日(Fri)]
今日は・・定番の日替わりメニューから、「グレード」を上げていただきたいとのご希望で、作ってみました。
玄米のおにぎり
とろろ昆布のお吸い物
徳島ひじきのたいたん
鯵の塩焼き
太刀魚の煮つけ
白菜、人参、新玉ねぎ、金時豆のことこと煮
春菊のおひたし
湯葉のおさしみ
桜ムース
珈琲
さてさて、もう少しお肉類が必要だったかしら?
お魚好きな方にはたまらないと思うのですが・・・。
明日も忙しくなりそうです。
●咲良乃実、子供たちの名前を一字ずつ取り、「乃」で繋げました🌸そんな「実」ちゃんに贈る言葉。
『実へ』 [2007年05月11日(Fri)]
『実へ』
稲穂が実り風に揺れて、
黄金色に光ってました。
都会にいても、
こんな風景を見られる幸せを、
大事にしたいなと思いました。
小さく生まれたあなたは、
かわいそうなくらい痩せていて、
一緒に生まれようとしたもうひとつの命は、
遠くに逝ってしまいました。
私は現実が受け入れられず、
あなたを抱くことすらできなかったのでした。
それでも細い体をクベースの中で精一杯動かす姿に、
あの日みた稲穂を思い出しました。
少しずつ少しずつ、
あなたと私がつながり始めその糸は時に太くなったり、
細くなったりしながら・・・
「私のところに生まれてきてくれてありがとう」
今までこの言葉を、
あなたの眠る顔を見て、
幾度となく言ってきたけれど・・
1年前にあなたが私に言ってくれた言葉を覚えていますか?
「寝たままでも、何も話せなくても、できなくてもいい。
生きていて、息をしていて」
こんな私に、
お花のプレゼントをありがとう。
『実へ・・あなたの笑顔があれば私は幸せです』
●不思議な出逢いは…
「咲」ちゃんと「乃」ちゃん [2007年05月12日(Sat)]
乃ちゃんとは、4.5年前にとある研修で知り合いました。
この研修・・講義あり実習ではジャージで!水着で!がんばりました(^^;)
その後、年に1回会えれば・・位のペースで。
店をしてから訪れてくれました。
それから・・お互いポツポツ・・二人ともわりとポツポツ・・話し
古民家が好きなこと。
茶道を習っていること。
陶芸もしていること。
もうすぐ結婚したりすること。
・・・いろいろと彼女のことを知り始めました。
時々彼女はうちの店を覗いて
「お料理をみたいな」
と意見を!!!
「いつでもいいよ。来て来て!!」
と私。
今日は咲ちゃんもお店にきていたものですから
二人で一日お手伝いと・・お遊びに頑張っていました。
一つの研修で一緒になったことをきっかけになり。
私がお店を開いたこともきっかけになり。
研修の資格の更新時期になってます・・
時は流れて・・
もう私には必要ないけれど・・・
こんな形でつながりを持ちます。
ちなみに名前にも「乃」が付き店の名前の一字になってます(笑)
二人のかばんを「ハイチーズ」
逢えてよかった。
今日のランチメニュー [2007年05月12日(Sat)]
今日は天気も良く、窓を開けて入り口のお部屋にも客室を設けました。
さあ・・
まずは6名のお客様のランチです。
玄米ごはん
丹後の鯖の煮つけ
お魚マリネ(キス・太刀魚・鯵)
トマトと野菜いっぱいのとろとろスープ
徳島ひじきのたいたん
かぼちゃのサラダ
こごみの胡麻和え
湯葉にゅう
楽しくお話されながら、お食事されてました。
食後の珈琲をお出しするのに時間がかかってしまいました。ごめんなさい(:。;)
次は・・
昔から良く知っている方が、仲良しのご夫婦とご一緒に来てくださいました。ランチの予算をお聞きして、今、旬のお魚をお刺身でお出ししたいなと思って・・・
角とびうおのお刺身
かわはぎの煮つけ(小松菜を添えて)
かぼちゃのサラダ
徳島ひじきのたいたん
トマトと野菜いっぱいのとろとろスープ
玄米のおにぎり
お魚マリネ(キス・太刀魚・鯵)
骨付き鶏肉と大根、手つくりこんにゃくの田楽風
烏骨鶏の卵と長芋かけ一口お蕎麦
をご用意しました。お魚が大好きのご様子で、喜んでいただけました。
食後の珈琲は、囲炉裏の端で昔のこと今のこと・・・時間を惜しむようにお話ができました。こんな時にきゅっと胸が切なくなるのは・・
歳が大きくなったからかしら???
懐かしくて。静かに思い出して微笑むことができるような、そんな時間でした。ありがとうございました。
また逢いたいと思います。お待ちしています。
夜の闇は [2007年05月13日(Sun)]
夜の闇は
眠れない夜に
朝を待っている
夜の闇は
明るい東の空に
続くから
私の哀しみは
いつまでも
ひとところには
とどまっていないから
ほら
時は流れてゆくね
朝に向かってゆく
大丈夫
哀しみも
ひとところには
とどまっていないから
夜の闇の中で
静かに眼を閉じて
耳を澄ましていよう
●キレイなところだけを見ようとするな、って文学の先生に言われたことがあった。
昔むかし [2007年05月13日(Sun)]
20余年前の学生時代に、ある講義を受けていた教授に、
「君は文学者になりなさい。そのために、毎日毎日文章を綴り続けなさい。どんな些細なことでもいいから書き続けなさい。それを私が見ていきます。」
課題に提出したノートに、鉛筆で記されていました。その教授は、万葉集を研究されている著名な方だったので、当時私は「??」と意味がわかりませんでした。幾度か日々連ねた拙い文章を見ていただきました。
「君は、世の中のドロドロした人間味を美化しようと逃げようとしている。それが、文章に表れている。」
若かった私は、その指摘があてはまり過ぎて挫折しました。今、毎日自分自身のこと、日々のふとした思いをblogという形で表現している自分に、あの頃がほろ苦く蘇ってきます。
「もっと現実を見つめ、自分自身の人間くささを表現できるようになりなさい。」
幾つもの言葉を思い出しながら、逃げたくなるような恥ずかしさを噛みしめながら、毎日綴り続けます。自分自身を見つめて。生きてることに感謝しながら。昔むかしのことだけど、課題ノートは今も捨てられずにいます。
●お盆を拭いたり、お皿を選んだりする楽しみがあった❣️
昨日のランチ [2007年05月14日(Mon)]
当日予約のお電話が入りましたが、今日は2組のお客様のご来店が決まっており、お断りをさせていただきました。
風が強い一日です。
母娘でそろっておいでになったのは、前のお仕事でいろいろ勉強させていただいたベテラン○○○さん。いつも穏やかで、優しく導いてくださるような方です。
玄米ごはん(ひじきしぐれ)
長かわはぎのから揚げ三杯酢かけ
大根人参、骨付き鶏肉のたいたん
生春巻き
揚げ長芋とブロッコリーのオイスターソース炒め
手作りこんにゃくのおさしみ
切干大根と大豆のたいたん
娘さんと仲良くお話されていました。ブレンド珈琲と抹茶に玄米おはぎいかがでしか?
もう一組のお客様は、予算の設定があり、上のランチメニューに
豆乳豆腐
から揚げの魚を目板鰈のにつけ
または 糸よりの煮つけ
にしてみました。お魚好きのお客様が続き、「美味しい」の言葉を聴くと気持ちがうれしくて・・・。
さて、これからも予約制でがんばっていこうとおもいます。
●子どもたちと過ごした田んぼでの思い出。忘れられない時間。
田植え [2007年05月14日(Mon)]
今年も、「田植え」が始まっています。
去年は、「モリアオガエルの卵」を見つけた喜びに感激しながら雨の中、苗運びや手で植える作業を手伝いました。
今年は全く何も出来ずに、田植えも終わろうとしています。
田植えが終わると日々、水や雑草が生えていないかといろいろな管理が必要になります。
店で使っている玄米も、自分たちで作った米だから糠を落とすのがもったいないと、食べ始めました。
今年は皆様に「おんぶに抱っこ」で、米作りは出来そうにもありません。
お仲間の皆様、どうぞよろしくお願いいたします(^^;)
●こんなダメダメな私を受け入れて大切にしてくれる子どもたちに「お母さん」に育てられていく私。
母の日なんですね [2007年05月14日(Mon)]
今日は、「母の日」です。
私が幼い頃は、赤いカーネーションの切花を花屋まで買いに行った記憶があります。
兄はおこづかいをどうやら使いすぎて、「ねぎ」をプレゼントしていましたっけ。
大人になってからは、私が幼い時に亡くなった母の墓前に白いカーネーションをお供えに行きましたね。
今は、先取りでカタログで選んだり店先には、様々な母の日に贈る花があります。当然のことですが・・
「時代は変わったな~」なんて思います。
昨日、末娘の咲ちゃんがうれしそうに、プレゼントがあると話しました。私を座らせ渡されたものは・・・・
箱の中からは
プーさんの箱
ミッキーマウスのタオル
でした。本人はこう続けました。
「この箱には、お母さんが飲むお薬を入れてね。」
「このタオルは、ひざ掛けにも使えるよ。」
メッセージカードには・・・
「やさしいお母さんへ
お母さんいつもありがとう。
お仕事がんばってネ!
お手伝いするからね!
これからも『元気』でネ!」
とありました。
母の日は 「母であることの幸福感を噛みしめる日」なのかもしれません。
子どもの心の美しさに魅かれながら、私なりに大切にしてゆきたいと思います。
●玄米とサラッとタイプのカレーは相性が素敵です。
今日のランチメニュー:玄米とカレー [2007年05月15日(Tue)]
今日のカレーは、いつもに増して野菜がたくさん!!!!
トマト
玉ねぎ
人参
小松菜
金時豆
揚げ長芋
玄米の横には、グリーンレタスとトマト。
小皿には、切干大根のたいたん、キスと太刀魚のマリネ
女性のお客様で、玄米は少なめに・・とのオーダーでした。
揚げ長芋が気に入られたようですが・・・
ご主人が、「カレー」の具はオーソドックスなものしかお召し上がらないとか・・・
お家では、普通のカレーを作って差し上げてくださいませね(^^+)
●山の中にある「鯨峠」
ご存じの方、居られますか? [2007年05月15日(Tue)]
初めて通った山道・・・・
トンネルに「鯨」の絵が????
「鯨峠???」
山深い道路に
なぜなんでしょう?
最近とても気になってます。
「ご存知の方、居られますか?」
教えていただければスッキリしそうな感じがします☆
●藤の花を下から見上げてみた、違う視点から何かを見つめるということ。
大町公園の藤 [2007年05月15日(Tue)]
仕事が終わってから、大町公園の藤を見に行きました。
ここ何年もずっと見たかった藤ですが、「花の命は短くて・・・」のとおり、まだ咲いてなかったり、もう散っていたりで、初めて見ることができたのでした。
「藤色」というように、遠くから眺めれば一つの色に見えますが、手を添えて花を見つめると、それぞれが少しずつ違う美しい色をかもし出しています。
ゆっくりとやってくる春の夕暮れの風景。
心に残る時間になりました・・・。
●自然の中にお邪魔させていただくということ
春から初夏へ… [2007年05月18日(Fri)]
但馬はまだ葉桜が美しく、また、最近は風の吹く日が多く、5月??というようなお天気が続いています。
「『日本』ってすごいっ!!」(少々オーバーではありますが・・)と思うのは・・・南へいくと・・・ほら!さくらんぼができているのですよ。
それから!ゆきのしたにはもう花が咲いています。
苔の色もいっそう緑濃く・・
季節の移り変わりを感じました。
あ~ 日本に生まれてよかった(少々オーバーではありますが・・)
あ~ 今 ここに居てよかった。
なんて思いで幸せだった休日でした♪
●丹後伊根からカマスが届きましたよ。
今日のランチメニュー [2007年05月18日(Fri)]
今日は、いつも「玄米おじや」を好んでお召し上がりになって下さっているご家族が、ランチに来てくださいました。
本日のメニュー
玄米のおにぎり
丹後大和かますの一汐焼き
切干大根とゆで大豆、マッシュルーム、エリンギのすりごまサラダ
菜の花と人参のおかか和え
骨付き鶏と新じゃが、讃岐コーチン、こんにゃくのおでん風スープ煮
でした。かますはジューシーに焼けました(^^)
魚の下に「立て茗荷」の葉を敷いてみました。
「このおばあさんは、とてもしあわせでね」
いつもご家族で見えられておばあちゃんは、いつも自分のことをそう私にお話してくださいます。
ご家族のお店に入って来られる時の会話・・・・
上がり框を上がる・・席に着く・・
お茶を飲む・・食事を摂る・・
ひとつひとつの所作に、お互いを思いやる心配りを、いつもいつも私は身体中で感じます。
あんなふうになれたらいいな・・・
あんなふうに歳を重ねたいな・・・
あんなふうに生きたいな・・・
今日は、心が洗濯されたように「真っ白」?になったような気がしました。
●自分のお店の中で、お客さんになって仲間たちと食べたり飲んだりしてみた、笑
自分で言うのも何ですが… [2007年05月19日(Sat)]
今日は肌寒い雨の但馬。
土曜日なので、お料理の勉強に乃ちゃんがやって来ました。それならばと・・・・・
それぞれ少しずつ知りあいの?友人達が集まることになりました。
1週間ぶりの乃ちゃん。
久しぶりに出逢った元同僚の佳ちゃん。
この間会ったけど今一番気にかかっているPENちゃん。
そしてムードメーカーの咲ちゃん。
みんなみんな毎日、それぞれが一生懸命歩いている。
自分の思いを、仕事や学校に傾けて進んでいる。
そして、それ以外の自分自身の生活も大切にしながら。
前に進めなくて佇んだり、
転んだり、
凹んだり。
思いっきりスキップしたり、
鼻歌まじりでステップ踏んだり。
初めて店の客室に座って、この友人達とランチを食べました。
「自分が言うのもなんですが・・・・」
この空間と時間に癒されました。
友人達に包まれてご飯を食べている自分自身が、とてもしあわせだと思いました。
この友人達が愛しく思え少し泣きそうになり、一人で話し続けました。
特別なことを話すでもなく・・・
それでもきっとこの時間を共有できたことは、明日への活力みたいなものに通じたのでは???と感じています。
ありがとう。みんな。またね。
今日のランチメニュー
茗荷立てりご飯
目板鰈の煮つけ
高知の赤ちゃんきゅうりピクルス
徳島ひじきと大豆の煮物
揚げと里芋、こんにゃく、昆布の煮物
裏のみつばと湯葉のかき卵味噌汁
裏のふきたいたん
豆腐のカレー 讃岐コーチンゆで卵添え
●自在鉤が男前!古民家は、お天気を感じやすいのです。
但馬…さむっ!! [2007年05月20日(Sun)]
5月中旬を過ぎても・・
なかなか肌寒い日が続きます。
今日は・・
お客様をお迎えするのに
久しぶりに炭をいこすことにしました。
「いらっしゃいませ」
寒くないかな????
●玄米と蕎麦の実の雑炊、こんなご飯をよく思い付いたと読んでいるのは、この時期から16年経っているという事実、笑
今日のランチ [2007年05月20日(Sun)]
本日はランチを2種類用意しました。
玄米と蕎麦の実の雑炊
白いかとアスパラ、ブロッコリーの酢味噌和え
イタドリの炒め煮
高知きゅうりのピクルス
ふぐの唐揚げ
細魚の塩焼き
竹の子とミンチのお団子、こんにゃく、揚げ煮物
徳島のひじき煮
お魚は丹後の物を朝調理しました(^^)
もう1種類は・・
玄米の雑炊がご飯に
お魚類がとびうおの塩焼きに変わっております。
肌寒い時には温かい物を温かいままお出ししたいと
願っております。
君住む町には [2007年05月21日(Mon)]
君住む町には
あなたは私に聞いた
「君の住む街は
星が見えるの?」
私は 笑って答えた
「見えるよ」
本当は街で星空を
見上げたことはない
たぶん街が明るくて
たぶん空気が澱んでいて
空は灰色
車の中から
見上げたあなたの町の
紺色の空
細い三日月
瞬きするたびに増えてゆく
輝く星
「眠る前に 毎日空を見る」
とあなたは言う
私もそうしよう
灰色の澱んだ空を見上げ
輝く星を見つけるために
●畑もありましたが自生する季節の野草?を食べる、メニューに入れることの楽しさ。
今日のランチ [2007年05月22日(Tue)]
最近
「身土不二」
「地産地消」
「マクロビオティック」
「スローフード」
いろいろな言葉が使われ、「地域や昔ながらの食生活を見直そう!」という動きはより活発になっています。特に田畑の少ない都会ではなかなか困難のようで、それが困難であればあるほど・・・意識することが強くなっているように思います。
私は、あんまりこだわることなく・・・、ランチの予約をいただいた時から、その方々の為に・・という気持ちで。
できればこの山内で、但馬で食べられる旬の物を。
なんて思いメニュー作りをしています。
そうすることが、結果的に今の動きに沿ってゆくようです・・。
裏の三角庭に、茗荷(みょうが)や水蕗(みずぶき)、どくだみ、みつばが群生しています。
それを採り料理に使う、この土地の水を使い、この空気の中で食す♪~
大阪暮らしが長かった私には、何よりの贅沢です。
そこで・・できた今日のメニューは、
茗荷のたてりご飯(白米に玄米を混ぜて)
となりの畑のキャベツと玉ねぎのポトフ
但東葉玉ねぎの豚肉巻き
いたどりの炒め煮
丹後のお魚のマリネ(いとより・とびうお・あじ・真いか)
高知のおばちゃんのきゅうり糠味噌漬け
新鮮な素材を使い、身体にやさしく心にあたたかく・・いかがでしょうか???
おかげさまでやっとデビュー!? [2007年05月22日(Tue)]
今朝は、何かいいことがありそうなくらいの青空が広がっています。
隣の畑のおっちゃんが、店の横の駐車場を耕し、肥やしを入れながら畝(うね)を作ってくださいました。そして「ここに苗を植えるんですよ」の穴まで・・・・。
定番のタイキュロットスカートを、ジーンズやもんぺに履き替え・・・
先住の置いていかれている長靴や鍬を借りて・・・・
やっとやっと苗を植えました。
とても広い農場?なので、お客様には
「どこに植えたの?」
と聞かれてしまいましたが・・・・
土に触れ、畑や田を耕し作物や米をつくること、広い古民家や庭を愛でて暮らすと言うことは、これからの季節は・・・、雑草との戦い(v。v)みたいな気がします。
自然の中で、生きてゆくということは、
自然と向き合ってゆくことにもつながっています。
隣で畑を手入れするおっちゃんの姿を視界に見ながら、こんなふうにふと・・・
当たり前のことをとても新鮮に感じた朝でした。
●素敵なお客様方に大切にされていたことを思い出します。
『別れ』と『出逢い』 [2007年05月23日(Wed)]
「自分のペースでやりよ~。ここはお姉さんが一人でやってることをわかって来てるお客さんばかりやから、お客さんはワガママ言うたらあかんところ!」
単身赴任で但馬に住んで居られたお客様。いつも囲炉裏の端で、店主の私やお客様に話してくれていた方の顔を、最近見かけないなと思っている矢先・・
久しぶりに、お店に来られました。日焼けされてます。ん?迷彩色のパンツスタイル??
決まって注文されるのは、「玄米おじや」「アメリカン珈琲」「玄米おはぎ」でした。部下の方々にも、
「たまにはゆっくりぼ~っとして、こんな風にご飯食べることも必要やで」
と話されていました。
今日は、「りんごジュース」・・・
「定年したんやわ。せっかく仲良くなれたのになあ。好き放題言わしてくれてありがとうな。今までみたいには、来られへんけど。体は大事にせなあかんよ。人にばかり合わせてたらあかんよ。」
帰り際に手を差し出され、握手をしました。
お店でのひとつずつの思い出がりんごジュースのように甘酸っぱく溶けていくようでした。
鼻の奥がツ~ンとして半べそをかいていたら、
「三田から『かぐや姫』に逢いに来ました。爺婆です~」
??とても素敵なご夫婦が見えられました。
毎朝、午前中は自宅から「山小屋」に出向き畑仕事をしていること。ヤマガラやメジロがすぐ近くにいて可愛らしいこと。そんな暮らしを月に1度葉書にして友人知人に送っていること。私にその葉書と「メジロ」と「ささゆり」の写真が入った物をプレゼントしてくださいました。
「三田からきた友人が「かぐや姫」に会いに行っておいで。早く。と言うから、今日は寄せてもらいました。」
恥ずかしい・・
「三田では「かぐや姫」って言われてるよ」
ものすごく恥ずかしい。月に帰れなかったかぐや姫ですよ(*。*;)
何か元気が出てきました。
楽しい優しい話・・が少し沈んでいた心に染み込んでいきます。
撮影会??をした後帰られました。
また「人」に支えられました。
ここで待っています。
逢えます。きっと。
数々の別れと出逢いを繰り返しながら。
●草刈りをしてくださったのはお客様。
すっきり! [2007年05月23日(Wed)]
今日は、朝7時から「咲良乃実応援団?」の人が、庭の草刈や周囲の掃除をして下さっています。
私も、畑の苗や、きれいにして下さって存在が見えたお花に水やりをしました。
「自分が喉が渇くと、花に先に水をあげて話し掛けて、その後自分が飲む・・。」
優しい言葉です。
刈り取られた草を手で集め、苗木の下に敷いておくと、肥やしになると見よう見真似で付いてしていると・・
「どうぞ、お店のことをしてください。」
お手伝いのつもりが、かえって気を遣わせてしまいました(^^;)
やっぱり、その人その人のペースや方法があるんですね、きっと。
店の中や庭先の気になっていた所の掃除を始めました。
庭が、畑が、家が、訪れる方々の好意や思いでどんどん元気になってゆきます。
「人が施してくれることで・・
人のその言葉で・・
人は救われ生きようと思います」
お店を始めて、お客様に接して感じることのひとつです。
そして、自分の中で最近感じたことは・・
「他人のすることで・・
他人のその言葉で・・
人は傷つき夢や希望を失ってしまう」
両刃の拮抗する力をもつ自分の行いや言葉に、責任を持ちたいな。そして、そんな傷つく言葉を聴いたとしても、踏ん張って生きたいな。私は、前者のような方々に包まれていると思うから。
前者のような方々はきっと『人』ひと。支えあって生きる。
後者のような方々はたぶん『他人』同じひとだけど『ほかのひと』
意識の外に置いてしまいましょう。
『人』でいましょうね。一生懸命草を刈り、取り、かき集める人を見つめながら考えていました。
●お裾わけ。
休みの日に応援団員駆けつける!!!! [2007年05月24日(Thu)]
「居てはらへんの?」
木戸をトントンと叩く音。
「は~い、居りますよォ~」
中から出て行くと、
「釣りに行ってたのでキス食べはる?」
と、多くの趣味をお持ちで・・
いつも行儀の良い愛犬たちとオープンカーに乗っておられるお客様が、おすそ分けをしてくださいました。丹後の海で泳いでいたキスはピカピカしています。あ~お刺身でいただきたいですね★
「あれ??」
どなたでしょう?。野菜を持って来ていただいたようです。
あ~どうやってこの気持ちを伝えることができるでしょう。
自分の「分」というか・・
自分の「物」というか・・
それを、私のことを思いながら届けてくださるその気持ちに感謝でいっぱいです。
それから先日の庭掃除に引き続き・・・。
今日は、店周囲と前庭の草刈や掃除をしてくださっております。
この日曜日に「但馬クリーン作戦」という行事があり、参加をしなくてはならないのですが、朝7時半ということもあり私事もあり難しいなと思っていました。
「店の周りもきれいにしよう」
そんな心遣いにうれしくて気持ちが揺れました。
刈られた雑草の脇に咲いていたカタバミの花は古い瓦に入れてあげましょう。
「さあ、お引越しだよ。」
私のお店は、私一人で切り盛りしています。
お店は古いお屋敷で立派です。
私はひよっこの店主です。
毎日、いろいろなことがあります。
充実感に浸れる日。
自分自身のふがいなさに辛くなる日。
夜に不安や悲しみでひとり泣ける日もあります。
でも、いろいろな形で私を支えてくれる何本もの柱があって、私は店主として少しずつ成長してゆきつつあります。
「みなさまと出逢ったおかげで・・」
●雨の日は雨を楽しむ。
なんとなく… [2007年05月25日(Fri)]
初めてお料理をしたのは、いつの頃だったでしょう。
小学2年生の夏には、丸々した南瓜を切り分け煮ていました。じゃこの頭を取ったり、蕗の皮をむいたり・・、きゅうりをゴロゴロまな板の上で転がしたり・・、魚のあらでお吸い物を作ったり、大根と焚いたり・・。
そんなことを自分で考え作り、家族が喜んでくれるのを見るのが好きな少女時代でした。
今日は、雨降り。
でもお客様は途切れることなく、ポツポツとお店に来ていただきました。
「白玉」を作っておかなくては・・と、昔のことを思いつつ始めました。お水の代わりにお豆腐を入れてこねて出来上がったところに、いつも「豆乳ぜんざい」を注文されるお客様が来られました。
「なんやいつもとちょっと違うな。白玉が!!!」
実は以前は、お餅を焼いていたのですが、忙しい時にはなかなか難しいので白玉に変わった経緯があります。
でもこのお客様は
「白玉もええで。」
とにっこり。
「今日は豆腐入りの白玉なんですわ」
「ほ~、そうか。うまいわ」
よかった。作りたての美味しさを味わってもらって。
なんとなく自分で始めた料理・・
悲しい時や辛い時、うれしい時楽しい時、どんな時も料理をしていたら気持ちがほっとした少女時代。
今もこうしてこんなふうに心を込めて料理できることができて、幸せだなって思いました。
今日のランチメニュー [2007年05月25日(Fri)]
「あ~美味しかった。ごちそうさま。よう言っといてね。」
ご婦人二人連れのお客様が、ランチの後に話されました。
「あの~(^^;)私が作りました♪~」
ぽそっと答えました。
少し驚かれ・・喜んでおられました。
今日は、ランチの時間に喫茶のお客様が重なり、お待たせしました。ほのぼのとした雰囲気の中、家や陶器を見て過ごしていただいたお客様に感謝!です。
今日のメニュー
玄米のおにぎり
丹後の鯵のムニエル
徳島のひじき焚いたん
イタドリの炒め煮
豚肉とキャベツ、葉玉ねぎの和風ポトフ
トマトとエリンギのバジル風味
隣の畑のちしゃサラダ
丹後剣先いかの湯通し、スナックえんどうの辛子酢味噌和え
でした。お刺身で食べていただきたいのですが・・・
ご飯のおかずには、味のついたお魚がいいかなと思いまして。あえてムニエルや和え物にしてみました(^。^)
今日も「海に感謝」したいほどのお魚が届いております(うふふ)。
今日のランチメニュー [2007年05月27日(Sun)]
今日は午前中、お店を留守にしていましたので、夕方のランチ?になりました。
七分づきご飯に玄米を入れて
丹後鯵の南蛮漬け
キャベツと新玉ねぎの和風ポトフ
蕗の焚いたん
徳島ひじきのサラダ
生ゆば
いかとスナックえんどうの酢味噌和え
2ヶ月ほど前に知り合ったご夫婦で、お店をされています。よく笑い、よく話し、よく話を聴いてくれる。そんなところが大好きです。
野菜がいっぱい食べたい、玄米100%はちょっと苦手。
お客様のリクエストに応えられるところはそうしながら、これからもお顔の見えるお付き合いをしたいと思っております(^。^)
『いなか暮らし塾』はじまりの集い [2007年05月27日(Sun)]
今日は、待ちに待った『いなか暮らし塾』の開校式です。
「朝来市多々良木という場所にある民家を活用して、そこで農業体験や地域や但馬に移り住んだ方々との交流により、『いなか』で暮らすことを実感、体験してもらう・・、そこから・・参加者それぞれの「これから」が始まる・・」
私なりにそんな風に解釈して、「開校式典」に出席させていただきました。
木のかげには、信楽焼きのたぬきが居た?り、枕木で出来たベンチがさりげなくあったり・・・、塾の建物は普通の民家で座布団に座り、式典までの間、多くの方々とお話できました。
集まった皆さんは、この塾に対して周りから、また近くから遠くから見守ったりお手伝いをしながら、一緒にゆっくりゆっくり歩き始めるような感じを受けました。
「私もできることを、自分自身が楽しみながら、また人とのつながりを大切にしながら、いっしょに側でお手伝いができたら・・・」
五月の爽やかな風が、部屋に入ってくるのを感じていました。
5月の風にそよがれて [2007年05月28日(Mon)]
5月の風にそよがれて
貴女へ・・
風が動いている
時にまっすぐ穏やかに
時に揺れて水面を騒がせる
わが心のごとく
逢いたい
貴方へ・・
風が駆け抜けていく
「素直におなりなさい」
風が染み込んでいく
ナイフのようにあなたを傷つけてしまう私の心に
言い聞かせるように
雨の朝だから [2007年05月30日(Wed)]
今日は、あいにくの雨模様。
早く目覚めた朝は、時間を何かに費やしたくなります。
さて・・・
「雨だから
雨だから
何をしようかな・・・」
そんなことを考えながら庭を見ていました。
「雨だから
雑草引きと花やハーブの苗植えをしよう。」
春と夏の間の雨に濡れながら、
土に触れました。
鳥の鳴き声の可愛さに顔を上げると、
つばめが木の枝にとまり、こちらを見ています。
そして新緑の柿の葉の間から覗いたのは、柿の花でした。
恥ずかしながら私は、柿の花を初めて見ました。
あまりの感激に叫んでしまいました。
やはり「早起きは三文の得」です。
しあわせのおすそ分けです。
どうぞ、見てください。
「柿の花」を・・・。
今日のランチ [2007年05月30日(Wed)]
今日は、着物がお好きないつものお客様です(^^)
ランチの為に着物を着て・・なんて
うれしい!!本当にこの一言に尽きます。
今日のメニューです。
玄米のおにぎり
丹後の大和かますの煮つけ
ごま豆腐
ゆば甚さんの湯葉刺し
隣のはたけの野菜のポトフ
隣の畑のチシャ菜とその他春採れ若布、
ブロッコリーのサラダ
でした。ゆっくりとお話をされ、抹茶を召し上がられましたよ。
違うメニューでもう1食です。
玄米の洋風おじや~セロリや人参キャベツと一緒に~
丹後の太刀魚 スナックえんどうや若布も一緒にどうぞ。
野蕗と昆布を焚いたん
ブロッコリーと剣先いかの辛子酢味噌和え
ゆば甚の生ゆばのさっと煮
黒ごま豆腐
でした。お一人でしたが、珈琲は囲炉裏端で飲んでいただきました。
「グアテマラ」を店に置いて欲しいと切願されたお客様です。
なかなか好評です。またお越しくださいませ。
母の月命日に [2007年05月30日(Wed)]
母の月命日にお経をあげていただきたくて、懇意にさせていただいているお寺に出かけました。
私は、「出産」という女性としての幸せのひとつであるその時に、アクシデントで亡くなった母の気持ちを、これまでずっと考えて生きてきました。
母よりも20年近く自分が歳を重ねた今も、記憶に無い母を心のどこかで探し続けています。
私自身が母にできること。
私自身が毎日心豊かに過ごすこと・・・
信仰心が強いわけではありません。
宗教に一途でもありません。
ただ、手を合わせお経の中に気持ちを傾けるわずかな時間が、母に向き合えると思えるのです。
お経を聴きながら、いつもそうして自分に言い聞かせます。
お茶をいただきながらお話をしました。
いろいろな複雑な事情が絡み合って、私の手元には母の戒名が書かれた小さな位牌がひとつあります。それは自分の拠所(よりどころ)として作ったものです。
複数の位牌が作られていてもいいのか・・・そのことが気になっていました。住職とその奥様のお話は、
「位牌の数は、兄弟の数だけあっても、ひとつでも、何の関係もないんだよ。生きている自分の思いが一番大切で、生きている自分が拝み懐かしみ敬い思い出す。どこにでも、思った時や場所に、亡くなった人は居るんだよ」
というような意味合いを私に教えて下さっているようでした。
仏様のお顔が、亡き母のように思えた夜でした。
●16年経った今、思い出を手繰り寄せながら、いろいろな感情と向き合います。根っこは変わらないのだなぁと思いました。大切にしていることは今も同じで、あの時があるから今に繋がっているのですね。そうして、これからを紡いでいくのは私なんだなぁ●
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