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【猿でもわかるeスポーツビジネス学】eスポーツイベントはビジネス化できるのか。
猿でもわかるeスポーツシリーズというのをやろうとふと思いついたのが運の尽き。
実を言うと私「猿でもわかるeスポーツ経営学」という記事を数年前少しだけ書いていたことがあります。
過去の自分にあやかりまして、猿でもわかるeスポーツビジネス学という
記事をこれから暇な時間に更新していこうと思います。
ただの情報は無料ですが、有益な情報やテンプレートは500円から5万円の
範囲で徐々に開示していこうと考えているので、ぜひ一緒にeスポーツビジネスを盛り上げていきましょう。
さて、タイトルにもありますが今回のテーマは「eスポーツイベントはビジネス化できるのか。」です。
※私の自己紹介はこちらをご覧ください。
この記事にマッチする人
eスポーツでイベントを行っており、収益化したい人
eスポーツイベントの運営に興味がある人
eスポーツイベントとビジネスの結びつきについて知りたい人
序章
eスポーツは近年急速に世界中で注目を集めていることは、この記事に辿り着いている皆様であれば知っていると思います。
大規模な大会から地域密着型のイベントまで、幅広く開催されています。
そんなeスポーツイベントは魅力的なビジネスの可能性を秘めており、この魅力に心を奪われた人たちは多くいます。
しかし、具体的にどのようにすればビジネスとして成立するのか、リスクや課題はどこにあるのか。不安なことが多くあると思います。
この記事では、eスポーツイベントがどのようにビジネス化できるのか。
徹底的に解説します。
1. eスポーツイベントの市場規模
まず初めに、eスポーツ市場全体の成長を見てみましょう。
2023年の世界のeスポーツ市場規模は約14億ドルに達しており、この規模は年々増加しています。
eスポーツ大会によってはライブ配信の同接はものすごい数字を叩き出し、世界中から選手の活躍とイベント会場の熱気を感じようとアクセスします。
それくらい大規模な大会であれば、視聴者ベースによってスポンサー獲得や広告枠販売、放映権の販売など、多くのビジネス機会が期待できます。
勿論、大規模イベントだけでなくても、キャッシュポイントはあります。
2. eスポーツイベントの収益モデル
eスポーツイベントをビジネスとして成功させるためには、なんといってもお金が必要です。
イベントの収益源はひとつだけでなく、複数確保する必要があります。
ここでは代表的な収益モデルを紹介します。
今回は収益モデルの紹介までをご紹介します!
実際にこれら収益モデルの実現方法については、次回の記事でまとめます。
スポンサーシップ
イベント運営の主な収益源となるのがスポンサーシップです。
企業はeスポーツイベントに対してスポンサーとして資金を提供して、イベント内での広告やブランド露出を通じてプロモーションを行います。
スポンサーはゲーム関連企業だけでなく、飲料やIT、ファッションなどの多様な業界が参入してきているのが現状です。
チケット販売
オフラインイベントや大会の観客を集めることで、チケット収入を得ることができます。
また、オンライン配信でも有料視聴の仕組みを取り入ることや、特別なコンテンツへのアクセスを提供することで収益を得ることも可能です。
メディア権利
eスポーツイベントが成功してくると、ストリーミングプラットフォームが放映権を購入するケースもあります。
これにより、メディアからの収益が得られる可能性も高まります。
商品販売(マーチャンダイジング)
大会限定のグッズやチームの公式グッズなど、商品販売を通じた収益も重要な収入源です。人気の高いチームやプレイヤーの関連グッズは、多くのファンにとって魅力的であり、売上が期待できます。
参加費
オフライン開催やハイブリッド開催など、会場を用意する場合は、観覧者の入場料などを得ることができます。
しかし、この入場料を賞金に充てると賭博罪に該当する恐れがあります。
法律関係には注意して設計することが重要です。
3. イベント運営における課題
ビジネスにはリスクがつきものです。
eスポーツイベントをビジネス化するにもいくつかの課題も存在します。
資金調達とリスク
まずは資金に関するリスクです。
イベントの規模に応じて、初期投資が大きくなる可能性があります。
場所の確保や設備、出演者への報酬、プロモーションの費用など必要です。十分な資金を調達することが重要で、集客や視聴数が想定を下回った場合、収益が安定しないリスクを伴います。
運営スキルの重要性
大規模なイベントを成功させるには、イベント運営ノウハウが不可欠です。スケジュール管理、出演者との調整、観客の誘導など、イベントの成功には細かな運営スキルが求められます。
特に初めてのイベント運営では、経験不足によるミスが大きな損失に繋がることもあり、ブランドイメージに傷がつくこともあります。
これは、運営者だけでなく、出演者のノウハウも必要です。
したがって、出演者を雇用する場合は、運営するイベントに沿った能力など見定める必要があります。
知名度の向上
競争が激化する中、いかにして知名度を上げるかが鍵となります。
大手イベントと差別化するために、独自のコンセプトや視聴者を惹きつける要素が必要です。
また、ソーシャルメディアやインフルエンサーとの連携による宣伝も重要な手段となります。
4. まとめ:eスポーツイベントはビジネス化できるのか?
結論として、eスポーツイベントは適切な運営やプロモーションがあれば十分にビジネス化が可能です。
スポンサーシップやチケット販売、商品販売など、複数の収益源を確保することができれば、長期的なビジネスとして成功する可能性があります。
しかし、運営コストやリスク、知名度の向上といった課題も無視できない。そのため、しっかりとした計画と資金調達が重要です。
今後もeスポーツ市場は成長し続けると予想されており、この波に乗って
成功するためには、独自の戦略やビジネスモデルを磨くことが求められます。
次回は、具体的な収益モデルの実現方法について、さらに詳しく解説していきます!