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声のブログ VOL 21 「こんな時こそ アートで語れ」

しーもん
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今日は『こんな時こそ アートが語れ』というテーマで
お伝えします。
3分45秒の音声です。
 
音声と文章
どちらでもお好きな方で
お楽しみください。
 
******
(文章はここからです)
 
今回は、
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「こんな時こそ アートが語れ」
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と言うテーマでお伝えします。  
 
テレビをつけると
普段にも増して
視聴率を上げるためのような
人々の不安や怒りを刺激するような
報道が溢れかえっている。
 
そして、ついつい
いつまでも
それを見てしまう私もいる。
 
人は半径5メートルのことには
関心を持つという。
 
コロナには、血相を変えて
情報に対して心の扉を開くけれど
  
例えばブラジルやオーストラリアの
森林火災には
人ごとで通り過ぎてしまう。 
  
そもそも、これは、
生存競争を生き抜いてきた
動物としての本能のようなものだから
仕方がないのかもしれない。
  
浅ましく見える買い占めや
デマに流される不安心理。
これは疑いようもない
人間の本質の一つだろう。
  
わずか数百年前、ヨーロッパ各地で
魔女狩りと称して、
罪なき女性たちが
粛清されたのも
ある意味いなずけたりする。 
  
人間の本質は
簡単には変わらないのだろう。
  
そんな諦めのような感覚を持つ一方で
「私たちは 人類としてこれでいいのか?」を
問い直す時でもある。
 
こんな時こそ
現代芸術の出番ではないのか?
今こそアーティストたちの出番だ。
 
集団心理に翻弄されるのではなく
一人一人の中にあるものを
文字や自分たちの表現で
生み出したり
発信する時ではないのか?
 
心の奥にある無形なものを
形にして表現していくこと
それが今こそ求められるのだ。
  

「こんな時こそ 一丸となって!」
「批判の声は上げるな!」
 
そんな声も聞こえてくるけれど 
こんな時だからこそ
「自分の本当の声」を忘れてはいけない。
 
芸術は、想像力の世界を育むから
生まれてくる。
 
表現の自由が許されていること。
 
フィクションの世界を生み出すことで
目に見えない現実世界の本意を
すくい取っていくこと。
 
非常事態だと不安を煽られるよなうな
首相の一言で
世の中が右に習えで
同じ色に染められていって
しまうかもしれない
こんな時だからこそ
 
人は自分の言葉を
考えることを
声を出して語ることを
大切にしたい。
 
発信すること
実際に動くことを
大切にしたい
強くそう思う。
 

今回は
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「こんな時こそ アートが語れ」
=============
というテーマで
お伝えしました。
 
最後までお聞きくださり
ありがとうございます。
  
今日の一日が
素敵な1日でありますように

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