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本日の一曲 vol.6 ワグナー ニーベルングの指環 (Wagner: Der Ring des Nibelungen, 1848-1874)

クラシック史上最大の楽曲であるワグナー作曲の「ニーベルングの指環」は、序夜「ラインの黄金」(約2時間40分)、第1日「ワルキューレ」(約3時間50分)、第2日「ジークフリート」(約4時間)、第3日「神々の黄昏」(約4時間30分)の上演に4日間約15時間もかかるオペラです。

このオペラのあらすじを大雑把に説明しますと、ニーベルングと呼ばれる小人族が持っていた世界を支配できる指環に呪いがかけられ、最後には神々を含め世界が滅亡するというお話です。

この大曲を1曲と数えてよいのかと思いますが、ロリン・マゼールさんという指揮者がCD1枚に収まる長さに編曲してしまいました。そのCDの題名は、「歌詞なしの指環」(The "Ring" Without Words)といって、オーケストラのみの演奏が収録されています。

「指環」を聴いたことがない人にとって、十分親しみやすいアルバムですので、一度聴いてみてはいかがでしょうか?

この中で最も有名な曲は「ワルキューレの騎行」ですので、まったくこのオペラを知らないという方はこれから聴いてみてください。

(by R)

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