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本日の一曲 vol.477 グリフェス フルートと管弦楽のための詩曲 (Charles Tomlinson Griffes: Poem For Flute & Orchestra, 1918)

チャールズ・トムリンソン・グリフェスさんは、1884年9月17日、アメリカ・ニューヨーク州エルマイラに生まれたアメリカの作曲家です。

幼少のころ、エルマイラで姉やメアリー・セレナ・ブロートン(Mary Selena Broughton)さんに音楽とピアノを学び、ブロートンさんの勧めでベルリンのスターン音楽院に留学して、そこでピアニストのエルンスト・イェドリチカ(Ernst Jedliczka)さんやゴットフリート・ガルストン(Gottfried Galston)さんに学び、その後、一時、 エンゲルベルト・フンパーディンク(Engelbert Humperdinck)さんに師事しました。

1907年に帰国し、ニューヨーク州タリータウンのハックリー・スクールの音楽教師の職に付き、そこで作曲を続けました。作風は、ベルリン滞在時にはドイツ音楽を学んだのですが、帰国後は印象派の作品を作るようになりました。本日ご紹介する「詩曲」も印象派の作品と言えると思います。

ジョセフ・マリアーノ(Joseph Mariano)さんのフルートとハワード・ハンソン(Howard Hanson)さん指揮イーストマン・ロチェスター管弦楽団(Eastman-Rochester Orchestra)の演奏です。

音盤です。

この曲は、ピアノ伴奏に編曲されたものもあり、フルーティストの重要なレパートリーになっています。

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しかし、グリフェスさんは、残念なことに、1918年に「スペインかぜ」と呼ばれる世界的にインフルエンザが大流行したときに、おそらくスペインかぜと考えられますが、体調を崩し、1920年4月8日に35歳の若さで夭折されてしまいました。

(by R)

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