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本日の一曲 vol.550 ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲第1番 (Henryk Wieniawski: Violin Concerto No.1 Op.14, 1853)

ヘンリク・ヴィエニャフスキ(英語読みにすると「ウィニアウスキ」。1835年7月10日生~1880年3月31日没)さんは、ポーランドの19世紀のヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニストの一人です。

ヴィエニャフスキさんは、1843年の8歳のときにパリ音楽院に入学して1846年まで通い、卒業後からヨーロッパをツアーしてたくさんのリサイタルを開催しました。本日ご紹介するヴァイオリン協奏曲は18歳の時の作曲であり、その早熟ぶりを聴くことができます。

ギル・シャハム(Gil Shaham, 1971年2月19日生)さんのヴァイオリン、ローレンス・フォスター(Lawrence Foster, 1941年10月23日生)さん指揮ロンドン交響楽団(London Symphony Orchestra)の演奏で、同曲の第1楽章です。

序奏を終えて、ヴァイオリンの第一声が十度の重音から始まるのですが、ヴァイオリニストとしては、勝負どころで、ここを上手く弾けるかどうかで出来栄えが決まってしまうほど重要なところです。

そのほかにもロング・スタッカートなどテクニックの見せ所が満載であり、ヴァイオリニストにとってはハラハラドキドキの難曲です。

ギル・シャハムさんのアルバムのプレイリストです。

新しい話題の演奏としては、11歳のHIMARIさんが演奏したものがありました。

(by R)

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