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本日の一曲 vol.530 モンポウ:ひそやかな音楽第1巻 (Federico Mompou: Música Callada, Vol.1, 1959)

フェデリコ・モンポウ(1893年4月16日生~1987年6月30日没)はスペイン・カタルーニャのバルセロナ出身の作曲家です。作風は、当初、ドビュッシーさんやサティさんからの影響を強く受けたものでしたが、主に小品が多く、とても「静謐」な音楽です。

本日ご紹介するのは、モンポウさんが60代から70代の1959年から1967年にかけて作曲した「ひそやかな音楽(Música Callada)」第1巻から第4巻のうち、一番最初の第1巻第1曲です。「Música Callada」という題名は、「沈黙の音楽」と訳されることもあります。モンポウさんご本人によるピアノ演奏です。

2分足らずの小曲ですが、この「静謐」をお気に召したら、ぜひ通してお聴きになってみてください。全4巻を通しても70分弱程度です。アルバムのプレイリストです。

モンポウさんご自身がピアノを演奏された録音もたくさん残されており、Brilliant Classics から「ピアノ作品全集(Complete Piano Works)」がリリースされています。

この中から、スペインのカルロス・サウラ(Carlos Saura, 1932年1月4日生~2023年2月10日没)さん監督の映画「カラスの飼育」(1975年公開)で使用された「歌と踊り第6番(Cançó i Dansa No.6)」です。同じくモンポウさんご自身のピアノ演奏です。

アルバムのプレイリストです。

カルロス・サウラさんについては、こちらの記事もご覧ください。

(by R)

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