本日の一曲 vol.275 東風平高根 蝉時雨 (2021)
東風平高根(こちひらたかね)さんは、1970年12月3日生まれ、沖縄県那覇市首里出身のミュージシャン、三線(さんしん)の先生で、沖縄県国頭(くにがみ)郡大宜味村(おおぎみそん)の広報大使にも任命されたそうです。
東風平高根さんの音楽は、沖縄音楽をベースにしたものですが、沖縄音楽というといわゆる沖縄(琉球)音階を使うことが最大の特徴です。沖縄音階とは、いわゆるドラミファソラシドのうち、レとラ、レラ抜きの音階のことをいいます。また、三線と呼ばれる錦蛇の皮を張った三味線が使用される楽器の中で一番ポピュラーかもしれません。
沖縄音楽をベースにしたポピュラー音楽というと古くは喜納昌吉さん、少し前ではBEGIN、やなわらばーなどがいらっしゃいました。ちなみに三線を有名にしたTHE BOOMの「島唄」もありますが、THE BOOMは沖縄出身のバンドではなく、フロントマンの宮沢和史さんは、山梨県甲府市の出身です。
本日は、東風平高根さんの曲の中で、沖縄バラードの「蝉時雨」をご紹介します。
来る6月9日、霞町音楽堂で東風平さんとチュラトリオのコンサートがありますので、是非この機会にお聴きください!
(by R)
読んでくださってありがとうございます!サポートしていただけるととても嬉しいです!