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本日の一曲 vol.443 ビートルズ アイ・ウォント・ユー (The Beatles: I Want You (She's So Heavy), 1969)
ロックスターが“引退”しなくなった理由「GQ Japan」のサイトに「ロックスターが“引退”しなくなった理由」という記事が掲載されていました(2024年10月14日)。要するに、ノスタルジアと再発見が繰り返されていて、ロックスターが稼げると分かったからという主旨になっていると思いますが、興味がありましたら、お読みになってみてください。 また、現在、大阪で開催されているポール・マッカートニー写真展が大阪で開催されています(2024年10月12日~2025年1月5日)。 こ
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本日の一曲 vol.356 ビートルズ ヘルター・スケルター (The Beatles: Helter Skelter, 1968, cf. Koji Ueno & Dmitri Shostakovich)
ビートルズの「ヘルター・スケルター」というと、いくつも記事が書けてしまうだろうという名曲です。「2018 Mix」バージョンでどうぞ。最後、「おや?」と思いますので、最後までお聴きください。 英語の「helter-skelter」とは、16世紀末に誕生した言葉だそうで、「あわてふためいた」という意味です。イギリスでは、20世紀初めに「ヘルター・スケルター」という遊園地のすべり台が登場しました。 日本では、もっぱらビートルズのハード・ロックの曲として、その名前が親しまれてき
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本日の一曲 vol.302 ビートルズ ユー・ノー・マイ・ネーム (The Beatles: You Know My Name (Look Up The Number), 1970)
ビートルズを聴き始めたころ、ビートルズの「いい曲」ベスト3は、「イエスタデイ(Yesterday)」、「ヘイ・ジュード(Hey Jude)」、「レット・イット・ビー(Let It Be)」でした。いずれの曲も最初はシングル盤で集めました。集めた順番もその順番でした。 4人の若い頃のかしこまった写真がジャケットだった「イエスタデイ」のB面は、「恋する二人(I Should Have Known Better)」(1976年の再発盤)で、ハーモニカが入った曲で気に入りました。
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本日の一曲 vol.271 ビートルズ シー・ラヴズ・ユー (The Beatles: She Loves You, 1963)
ビートルズの「シー・ラヴズ・ユー」は、イギリスでは1963年8月23日にリリースされた4枚目のシングルで、アメリカでは9月16日に、日本では翌年1964年4月5日にリリースされ、B面曲は「アイル・ゲット・ユー(I'll Get You)」でした。日本のシングル盤はこちら(Discogs)をご覧ください。 この曲のインパクトは強烈で、今聴いてもその鮮烈さは失われていないどころか、同時代に生きた人でなくても、将来生まれてくる人であろうと、どんな人が聴いても興奮を覚えるような曲だ
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本日の一曲 vol.177 クリーム ホワイト・ルーム (Cream: White Room, 1968. cf. "While My Guitar Gently Weeps" & "Layla")
クリーム(Cream)は1966年から1969年までの3年間活動したイギリスのバンドであり、メンバーは、ジンジャー・ベイカー(Ginger Baker, Drums)さん、エリック・クラプトン(Eric Clapton, Guitar)さん、ジャック・ブルース(Jack Bruce, Bass)さんの3人でした。その他、プロデューサーとしてフェリックス・パッパラルディ(Felix Pappalardi)さん、作詞者としてピート・ブラウン(Pete Brown)さんがいました。
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本日の一曲 vol.174 ザ・ビートルズ カム・トゥゲザー (The Beatles: Come Together, 1969. cf. You Can't Catch Me)
ビートルズのカム・トゥげザーは1969年にリリースされた「アビー・ロード(Abbey Road)」の1曲目に収録された曲で、そのリリース直後にシングル・カットもされ、そのB面は、ジョージ・ハリスン(George Harrison)さん作曲の名曲「サムシング(Something)」でした。 ビートルズの曲は、ジョージ・ハリスンさん、リンゴ・スター(Ringo Starr or Richard Starkey)さん作曲以外は、すべてジョン・レノン(John Lennon)さんと
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本日の一曲 vol.96 ザ・ビートルズ ナウ・アンド・ゼン (The Beatles: Now And Then, 2023)
2023年の今月、ビートルズの新曲「ナウ・アンド・ゼン」がリリースされました。 これは、1995~1996年にリリースされた「ビートルズ・アンソロジー・シリーズ」を制作しているときに、ポール・マッカートニーさんがオノ・ヨーコさんから預かった1977年頃のジョン・レノンさんのテープをもとに制作されたものです。 このヨーコさんがポールさんに渡した曲は4曲で、「Grow Old With Me」「Real Love」「Free As A Bird」とナウ・アンド・ゼンでした。
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本日の一曲 vol.84 リトル・リチャード のっぽのサリー (Little Richard: Long Tall Sally, 1956. cf. The Beatles)
ビートルズのカバー曲の最終回で、今回は落ち葉拾いです。 Long Tall Sally「のっぽのサリー」はリトル・リチャード(Little Richard)さんが1956年にリリースした曲です。作詞作曲者は、エノトリス・ジョンソン(Enotris Johnson)という人です。 英語版wikipediaによると、まだ少女だったエノトリスさんがおばさんの治療費を稼ぐためにこの曲を作り、これをハニー・チリというディスクジョッキーのところへ持っていき、ハニーさんがエノトリスさん
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本日の一曲 vol.83 ザ・ローリング・ストーンズ 彼氏になりたい (The Rolling Stones: I Wanna Be Your Man, 1963. cf. 1988 Mick Jagger Speech)
ザ・ローリング・ストーンズの「彼氏になりたい」は、「カム・オン」に続く彼らの2枚目のシングル盤です。なんと、この曲はビートルズが提供した曲でした。そのあたりのいきさつをミック・ジャガーさん自らのお話で聴けたのはとてもよかったです。 もう余計なことは書きませんので、曲をお聴きください。 ビートルズは、この後にセルフ・カバーしました。「ウィズ・ザ・ビートルズ」バージョンよりも荒削りなアンソロジー・バージョンを貼っておきます。 (by R)
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本日の一曲 vol.82 バック・オーウェンス アクト・ナチュラリー (Buck Owens: Act Naturally, 1963 cf. The Beatles)
本日は、ビートルズの「ヘルプ!4人はアイドル」に収録された2曲のカバー曲のオリジナル・バージョンをご紹介しましょう。 Act Naturally「アクト・ナチュラリー」の作詞作曲のクレジットは、「Johnny Russel-Voni Morrison」となっていますが、実際にはカントリー歌手兼コメディアンのジョニー・ラッセルさんの作詞作曲で、ヴォニ・モリソンさんは名前だけだそうです。ヴォニさんは、ジョニーさんの仕事仲間だったようで、ヴォニさんが別の仕事仲間だった同じくカント
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本日の一曲 vol.81 チャック・ベリー ロックンロール・ミュージック (Chuck Berry: Rock and Roll Music, 1957. cf. The Beatles)
本日は、ビートルズの4枚目のアルバム「フォー・セール」に収録されたカバー曲のオリジナルを紹介したいと思います。 Rock and Roll Musicビートルズのカバーバージョンといい、説明不要の名曲です! 1976年には同名のコンピレーション盤がリリースされました。このアルバム・ジャケットは評判が悪かったですね! ちょうど同時期にビーチボーイズ(The Beach Boys)のカバーもリリースされました。 Mr. Moonlight「ミスター・ムーンライト」は、ロイ
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本日の一曲 vol.63 アイリーン・ウィルソン ティル・アイ・メット・ユー (Eileen Willson: Til I Met You, 1950. cf. The Beatles)
本日は、ビートルズのセカンド・アルバム「ウィズ・ザ・ビートルズ(With The Beatles)」のカバー曲のオリジナル曲を紹介します。 Till There Was You「ティル・ゼア・ウォズ・ユー」は、メレディス・ウィルソン(Meredith Willson)さんがミュージカルのために書いた曲で、最初は、「ティル・アイ・メット・ユー(Till I Met You)」という題名で、1950年にアイリーン・ウィルソン(Eileen Wilson)さんが歌って録音しました
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本日の一曲 vol.62 アーサー・アレクサンダー アンナ (Arthur Alexander: Anna (Go To Him), 1962. cf. The Beatles)
本日は、ビートルズのファーストアルバム「プリーズ・プリーズ・ミー」に収録されたカバー曲のオリジナル曲を紹介したいと思います。 Anna (Go To Him)「アンナ」は、アーサー・アレクサンダーさんの曲(1962年)で、ジョン・レノン(John Lennon)さんのお気に入りの曲だったそうです。 Chains「チェインズ」は、ジェリー・ゴフィン(Gerry Goffin)さん&キャロル・キング(Carole King)さんによる曲で、ザ・クッキーズ(The Cookie