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本日の一曲 vol.302 ビートルズ ユー・ノー・マイ・ネーム (The Beatles: You Know My Name (Look Up The Number), 1970)
ビートルズを聴き始めたころ、ビートルズの「いい曲」ベスト3は、「イエスタデイ(Yesterday)」、「ヘイ・ジュード(Hey Jude)」、「レット・イット・ビー(Let It Be)」でした。いずれの曲も最初はシングル盤で集めました。集めた順番もその順番でした。
4人の若い頃のかしこまった写真がジャケットだった「イエスタデイ」のB面は、「恋する二人(I Should Have Known Better)」(1976年の再発盤)で、ハーモニカが入った曲で気に入りました。
次が、4人が歩き出す写真がジャケットの「ヘイ・ジュード」は、B面が「レボリューション」でした。始まりの歪んだ迫力のあるギターの音と、割れたジョンのシャウトにはびっくりしましたが、「オーライ」という合いの手が気に入りました。
そして、3枚目の「レット・イット・ビー」、アルバムの方のジャケットと同じミニ版のジャケットでした(シングル盤の方を先に聴いたので、アルバムの方を聴いた時に、アルバム・バージョンには突然ギターソロが入ってきたので、とてもびっくりしました)。そして、B面も楽しみにしていたので、A面を何度か聴いた後、B面にレコード針を落としました。すると……
最後に誰が吹いているか分からないサックスは入ってくるし、誰が話しているかわからない話し声は入ってくるし、レット・イット・ビーのB面は「損した」と思いました。これが最初の感想でした。しかし、あれから何年か経っても、気がつくと、ふと口ずさんだりしています。
「ザ・ビートルズ・アンソロジー2(The Beatles Anthology 2)」には、ステレオ・ミックスが収録されていました。
初めて聴いた時の感想をお話したものです。
(by R)
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