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やってみたら「そういえば頭痛なくなったかも⁈」乳製品を控えめにする

今回のやってみたらは、乳製品を控えてみたら体に起きた変化について。

結果から言うとタイトルにある通り、あれ?そういえば頭痛なくなった?という感じで、結構摂取していた乳製品を控えめにしてみたら頭痛の頻度がめっきり少なくなりました。
 
私の”控えてみたら”の程度は、今まで摂っていた量より少なくしてみたらということです。

(※決して乳製品を悪いものと言っているのではありませんので誤解されませんようにお願いします。)

私は、食べることも好きですし楽しみたい。
避けたり控えたりした方がいいと言われているものでも全く食べないということはありません。食べたいと思ったら食べています。

健康は意識しますが、「~しなければならない、~してはいけない」になってしまう傾向がありますので、ゆるく継続できる程度にしています。
ですので、摂取する量や頻度を減らしてみて、こんなふうになりましたよということでお伝えしたいと思います。
 

乳製品大好きだったけれどちょっと見直してみた


私は乳製品、特にチーズやヨーグルトが大好きです。
外国の珍しいチーズやなんかは興味があって、お酒(アルコール類)をいただく時などは毎回のようにおつまみとして食べていました。
普段の食事でも、外食時などチーズやクリーム系を好んで食べていました。

 ある時、食べ物と頭痛の関係が書かれた記事を目にする機会がありました。
乳製品が頭痛を引き起こすことがあるという内容だったのです。
すごく詳しく書いてあったわけではありませんでしたので、その時はざっくりとそういうことがあるんだねくらいに捉えていたのです。

私はいつの頃からか、月に一度は頭痛(片頭痛だと思う)を感じており、ひどい時には吐き気や嘔吐したりということもありました。
ホルモンの影響やいろんなストレスもあったとは思いますが…。

その記事を見て自分の乳製品摂取について、明らかに摂りすぎているという自覚がありました。
カルシウムやたんぱく質もあるけれど、脂肪分も多いし食べ過ぎれば太るくらいの感覚はありました。

私の頭痛、もしかしたら”乳製品少し摂らないでみたらどうなるかな”と食生活の中から乳製品を減らしてみたのです。

結果、乳製品を控えてから実感した頭痛が明らかに減ったということ。
この体験から、乳製品が頭痛を引き起こすと言われている理由と、私がどのように摂取量を減らし、どうなっていったかについてまとめてみました。


 


乳製品とは


牛乳、牛乳を加工して作られるチーズ、バター、ヨーグルト、クリーム、アイスクリーム、乳酸菌飲料などの製品を言います。
 
乳製品にはカルシウム、ビタミン、たんぱく質、脂質、炭水化物など、体に必要な栄養素が含まれており、それらを手軽に摂取することができます。

一方で、乳製品に含まれるたんぱく質のカゼインによって腸粘膜が傷つき、炎症を起こすなどアレルギーの原因となったり、頭痛を引き起こす肥満のリスクがある気分が不安定になる、毛穴を詰まらせやすくニキビが出やすいなどのデメリットも言われています。

乳製品や発酵食品に多く含まれる「チラミン」


チラミンとは?

チラミンは、アミノ酸の一種であるチロシンが分解されてできる物質。
発酵食品や熟成食品に多く含まれており、チェダーチーズ、ブルーチーズ、パルメザンチーズ、カマンベールチーズなどの熟成させたチーズ、チョコレート、納豆、赤ワインなどに含まれています。
※牛乳自体にはチラミンが含まれていません
 

チラミンの働き


チラミンは血圧を調整する神経伝達物質に影響を与えます。
・交感神経を興奮させる
・血管を収縮させる
・心拍数を上昇させる

そのため、一時的に血圧が上昇することがあります。

昔、「チーズを食べるとすぐに元気になるから、俺は仕事前にチーズをよく食べるんだ」と言っていた高齢の方がいました。こういうことからもなるほどって思いますね。高カロリーで栄養があるからって意味も含みでしょうけれど。


乳製品が頭痛を引き起こす誘因になっていると言われる理由


乳製品が頭痛を引き起こすと言われているのは、チラミンの働きによるものと言われています。
上記したように、チラミンは血管を収縮させる作用があります。
このチラミンが分解されると血管収縮作用が消え
その際に、血管が拡張する反動で頭痛を引き起こすことがあるということです。
交感神経を興奮させるため、過剰にチラミンが体内に入る機会が続けば自律神経にも影響を及ぼすということからも頭痛との関連が言われているようです。

チーズなどを普通に摂取していて特に頭痛が起きたりしなければ問題ないとのことです。
(個人差もあるので一概に乳製品摂りすぎ=頭痛という捉え方をされませんようにお願いします。)
 
片頭痛を起こす原因にはチラミンだけではなく、他にもポリフェノール(抗酸化作用など体にとっていいこともたくさんありますが、頭痛に関しては摂りすぎるとあまり良くないようです)、ヒスタミン、柑橘類に含まれる酸やフラボノイド、加工肉に含まれる亜硝酸塩、スナック菓子やインスタントラーメン旨味調味料に含まれるグルタミン酸ナトリウムなどがあげられています。

 
私は特に乳製品の摂取が多いと自覚していましたし、チーズと一緒に赤ワインや高カカオのチョコレートを摂ったりすることも多かったため、結果、余計に頭痛を引き起こす食品を多く摂っていたと思われます。
 

どのくらいの量を摂取していると頭痛になりやすいのか?


チラミンや頭痛を引き起こしやすい食品について、具体的にどのくらい摂取したら頭痛になるという明確な情報はないようです。
ただ、それらの含有量が多い食品は避けましょう、控えましょうということです。個人差もあると思います。

ですので、多めに摂取しているかもしれないと思ったなら、それを意識して少し控えてみて自分の体調をみていったらいいと個人的には思います。(持病等で食事制限の必要がある場合は別です)


やってみた2つのことから現在まで


私の場合は、もともとの乳製品摂取が毎日で、週末や仕事が休みの前日には必ずアルコールとそのお供にチーズを数種類買ったら全部食べていました。
作る料理にもチーズたっぷり。グラタンや○○のチーズ焼きとか…。
それを少し控ようと試みました。

1、乳製品は必要な時だけ購入
まず、スーパーに行ったら当たり前のようにチーズやヨーグルト、牛乳は常備するものだとばかりに買っていました。ですので必ず乳製品を常備しなくてよいと考え、買い物の度に買うのをやめることから始めました。
家族からのリクエストがあって作る料理が決まっていて、そのレシピに乳製品が必要な時だけ購入するようにしていきました。

2、外食ではなるべくクリーム系のメニューを選ばない
クリーム系のパスタやグラタンなどを選ばない、スイーツもチーズケーキを好んで選んでいましたが、それ以外のものを選ぶようにしてみました。

軽くそんな風にしていたら、コーヒーも外で飲む時はいつもカフェラテを注文していたのがブラックになりました。
たまにラテにしようかなという気分の時も、一度オーツミルクにしてみたらおいしかったので、ラテをたまに注文する時はオーツミルクにしています。

少し意識していたら、食べたいと思うものが変わったのか、無意識にチーズやクリームを家でも外食でもめっきり食べなくなりました。というより全然以前より食べられなくなりました。

そんな時、主人と買い物に出かけドラッグストアに寄ったときです。
主人から
「薬買わなくていいの?」
と聞かれ
「何の?」
と聞き返すと
「頭痛薬あるの?大丈夫?」と。

ああ、そう言えば鎮痛剤飲んでないなあ。
いつから飲んでなかったっけ?

気づいたら頭痛を感じなくなっていました。
全くではありませんがほんのたまに一時的にちょっと痛いかなくらいで、すぐに治まる程度です。
最後に薬を飲んでから半年以上は経っていたと思います。というかすっかり忘れていました。
 
今は特に意識しなくても、以前に比べたらずいぶん乳製品を食べなくなりました。(時々は食べますよ)
乳製品の影響だけと断言できませんが、明らかに摂取量が減ってそれに伴って頭痛の頻度は減ったと感じます。

結局、過剰摂取は何でも良くないということですね。
わかっていてもなかなかということはありますけれど。。。
 

おわりに


私の場合はこんな感じで、ある記事を読んだことをきっかけに自分の乳製品摂取を見直し、ちょっとだけ意識して行動してみました。
そうした結果、いつの間にかうれしい変化がありました。

ちょっとやってみようかなから始めたことが大きな変化につながることだってある、と実感した今回のやってみたらでした。
難しく考えずに、思い立ったらちょっとやってみるといいことがあるかもしれませんね。


今回は以上です。
ここまで読んでいただきありがとうございました。

次回 今でも謎の高校生の時に体験した植木職人さんからもらったお水の話の予定です。


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