【番外編】『サイパンに誘われる人々』と『靖国で再会する方法』のはなし
後編はこちらからどうぞ。
おかげさまで『サイパンに誘われる人々』と『靖国で再会する方法』のはなし も前編・後編と書き終わりましたが、今日は番外編と称してもう1記事書かせてください。
ちなみに、 サイパンに誘われる人々 と書いたのですが、どう読んでました?? さいぱんにさそわれるひとびと ? 変換したら実は同じなんだけど、ワタシ的には「さいぱんにいざなわれるひとびと」って呼んでもらいたかったんです。日本語って難しいですね。縁って漢字も「えにし」って呼んでもらいたいみたいなね。こういうのってどうしたらいいんだろうね・・・。ルビ振った方がいいのかなー。なんか、そういうのとっても粋じゃないっていうか、ルビ振らんでも伝わるような文章を書きたい今日この頃です。
サイパンにさそわれる人々だったら、なんか「今度の夏休みサイパンでも行かない!?」みたいなそんなノリみたいじゃないです??( *´艸`)
さて、この記事をSNSに投稿すると同じような不思議体験をされた方からご連絡がありました。
Gさんの投稿(原文ママ)
それではお話し致しましょう
13年ほど前妻がダイビングでのサイパン初来島(ゴルフでは30年以上通っていましたが)ガイドはヒラサワさん?だったと思います。
午前中はテニアン方面に行き午後からインリーフ沈潜、B29と透明度30オーバーの海を満喫していたところ、B29ポイントでたまたま嫁さんを見ていたら、グローブに何かを入れている光景が目に入って来た。
貝でも拾ったのかな〜と思てその場を過ごして
エキジット後グローブに何かを入れていた事を思い出し嫁にさっき何を拾ってたと聞いてみたら ピンピカの十銭をコレだよと差し出して来て
ビックリ船上はその話でワイワイしている中嫁が私に十銭を見つけた瞬間、日本に帰りたいと聞こえたそうです。
自分には理解できないことが、何故50年以上も海底にあったはずの古銭がピカピカだったのかが分かりません。
帰国後、靖国の社務所に出向き経緯を説明したら
サイパンの海中から古銭を預かるのは初めてとの説明を受け受理して頂き今も靖国で安らかに眠って居ます。
日本に帰れて安心したかな人の役に立てたか当時は色々と考え深い物がありました。
嘘みたいな本当の話です、引っ越しが続き当時の靖国からの書類があるのですがすぐには見つかりません、そのうちアップしますね。
見せていただいた靖国神社からの受納書の写真はこちらです。
やっぱり、縁あってサイパンに誘われているんだ。
そう確信しました。誰かの想いみたいなのに周波数が合う瞬間みたいなのがあるんじゃないかと思います。それが受け取る側が意味のある言葉として受け取れるかはわからないけど、いつか受け取れる人が現れて望みが叶えられたらうれしいなと思います。
受け取り側が意味のある言葉として受け取れない場合はこちらです。
もしかしたら、娘の前に現れた方は 存在を知ってもらいたい という思いだったかもしれませんね。その場合は、遂げられたという形なのでしょう。
SNSにはこんなコメントも寄せられました。
Hさんの投稿(原文ママ)
本当に天皇陛下が訪れるとそうみたいですね。
パラオでも同じような話を聞きました❗️(娘から)
この方の娘さんはパラオでダイビングガイドをされていました。パラオも太平洋戦争の激戦地。上皇上皇后両陛下は戦後60年の節目にサイパンへ慰霊にいらして、戦後70年の節目にパラオへ慰霊に行かれています。
今の価値観からモノをみると、戦争の意味とか当時の天皇制の意味は当時の人たちの本当の気持ちに100%寄り添うことは難しいと思います。
大局的なモノの見方ではなく「天皇陛下のため、お国のため」という言葉は単にその言葉そのままの意味だけじゃなく、たぶん今の価値観で見ると「家族のため、家のため」と同じ意味があったと思う。
もしかしたら、今後「家族のため」に自分を犠牲にするなんてアホなん??っていう価値観が大多数になる日もくるかもしれない。これからのことは誰にもわからないからね。実際に、今すでにそういう風に考えてる人もいるだろうし。実際に「会社のために自分を犠牲にする風潮」は戦後から今にかけて目の前で崩れていく様子を見ましたし。
だから、天皇陛下のお力がどうこうとか、靖国神社の政治的立ち位置とかそういう話じゃなくて、ただ「個人の想いが遂げられた」ってことに非常に価値があるんだなと感じることができた2020年の終戦記念日でした。
『とにかくはじめてみる』シリーズのブログは、まさに始めてみた価値はこういうエピソードを書いたことにより、他のエピソードを知ることができるというご縁。生きていくということは、ご縁とご縁を紡いでいるようですね。ありがたやーーーーーー。
♢♢♢おわり♢♢♢
ここまで読んでいただきありがとうございました。このブログは、サイパンの入国制限により収入がゼロになって5か月目に突入している残念なダイビングインストラクターがブログで生活費を稼ぐまでのストーリーです。いまのところ、どうやって生活費が入ってくるのかは見えてませんので、どういう方向に向かうかはお楽しみに!(; ・`д・´)