歯が2万本以上あるいきもののはなし
*問題*
世界一歯の多い生き物は何でしょう?
チッチッチッチッチ…
チッチッチッチッチ…
正解は、カタツムリでした~。
サメかと思った??サメかと思ったでしょう????
ワタシもこれを知ったのはつい最近なんですけどね。ワタシが箱推ししている『QuizKnock』の動画です。
彼らの企画力と時代への対応力と知識量スバラシイ( *´艸`)
カタツムリって2万本以上歯がある種類もいるんだって\(◎o◎)/しかも、コンクリートも食べるらしい・・・(;'∀')すごい。
*このページは・・・昆虫のアップの広告とかがサイドバーにたくさん出てきて。。。。ツライ( ;∀;)。記事だけに目の焦点を合わせて頑張ってよんだ・・・。おえ・・・。
あ・・・・。
【お知らせ】カタツムリ系が苦手な方はゴメンナサイ。。。今回はこの時点でこのページを閉じてください(最敬礼)
先日、お借りしてきたサイパン戦に関する貴重な文献の中のこちら。
肉親とも別れて守備隊の玉砕まで志願看護婦として献身し九死に一生を得た菅野静子さんの手記です。
読んでいるとこんな部分が・・・
(原文ママ)南洋というところは、大トカゲ以外には、動物らしい動物がいないところである。ところが、ある沖縄の人が、強壮剤になるといって食用蝸牛を南米から輸入し、棚の中で飼っていたことがある。ところがそれが棚から脱出して繁殖し、田畑を荒らし、しまいには山の頂上まで蝸牛で一杯になってしまった。大きな蝸牛で大豆ほどもある卵を、何万粒も草やコケの下に生むので、なかなか駆除しにくい。そこで蝸牛の天敵は食用蛙だというので、これをグアム島から移入した。ところが、この食用蛙は、蝸牛の卵などは食べずにどんどん繁殖し、結果は、蝸牛と食用蛙の両方がおびただしく繁殖したのである。その食用蛙が夜になると無数に出てきて、大通りまでノソノソと歩いていた。
こ・・・これは・・・。
このサイパン島を含めたマリアナ諸島はもともとサンゴ礁が隆起した島なので、陸上生物と言えば鳥が中心のはずなのです。
だけど、雨になるとどこからともなく無数に現れる大きなカタツムリがまさか日本統治時代に個人的に持ち込まれたものだったとは・・・・衝撃がかくしきれません。人間が自然界に与える影響がいかに大きいかということがよーーーーーーくわかる。わかりみが深すぎて、もはやマリアナ海溝レベルです・・・。
このカタツムリの殻だけをうちの庭ではたくさん見つけましたが、どうやら鶏とかネズミがたべてるらしいです。
ま、この情報も本当かどうかわかりません。だって、聞いただけだもん。見たわけじゃないし・・・。
こういう人から聞いた情報を鵜呑みにして「カタツムリ退治には食用カエルが一番だよ!」って当時の日本人はグアムから食用蛙を移入してきたワケでしょう??
これも罪深いよね・・・。
こちらも今でも元気に暮らしております。雨になると本当に大量に出現してそこらじゅうをノソノソ歩いています。
ある意味、『日本統治時代の人々と同じ光景を見ているんだ。』という気持ちで見れば感慨深くもないけど・・・。そりゃもうウジャウジャいるもんだから、その気持ちをキープするのは至難の業よね。
こちらの本にもしっかり掲載されていました。
Recent Arrival って書いてあるもんね。最近到着したってさ。
ここには1930年代に虫駆除のために日本人が持ち込んだって書いてありました。
Kairoってのは現地のチャモロ語のカエル。チャモロ語は日本語を語源としたと思われる言葉がたくさんあるんですよ。このことはまた別記事で書こうっと。
話を戻すとこのカタツムリ。どうやらアフリカマイマイという種類らしい。
世界の侵略的外来種ワースト100にもランクインしている困ったちゃん。いや、困ったちゃんにしてしまったのは我々人間でした・・・。アフリカマイマイは別に世界を股にかける気はサラサラなかっただろう。そもそもカタツムリには股もないしサラサラでもない。
今では、日本国内には持ち込み禁止だし、アメリカでは国内移動ですら禁止されているカタツムリ。
恐ろしい・・・。
やっぱり、人が動くというのは良し悪しですな。悪気なく持ち込んだものが最終的には生態系を破壊する一端になったり、感染症を広げる原因にもなるんだもんね。
いまや新しい生活様式で手洗いをしない人なんていないと思いたいですが・・・、もしこのアフリカマイマイを触った後に食事なんてしたら・・・
最悪、死です。。。。ちーーーーん。
アフリカマイマイが歩いたあとの野菜も洗わないで食べたら、アウト―。
畑で採れた野菜をその場で生のままかぶりつくなんて、サイパンでは自殺行為となりますので、ぜひともご留意ください。
♢♢♢おわり♢♢♢
ここまで、読んでいただきまして誠にありがとうございました。この「とにかくはじめてみる」シリーズは、新型コロナウィルス感染拡大防止のために4月から入国制限をしているサイパンのダイビングインストラクターが収入ゼロ5か月目にして、どうしても苦しくなり『ブログで生活費を稼ごう!』と始めたブログです。どういう形で生活費が入ってくるのかはまだまだわかりませんが、とにかくはじめてみることでいろいろなご縁につながることは実感しておりますので、あたたかく見守っていただけますと幸いです。