サイパン 珊瑚の産卵観察プロジェクト2021 第27話 データが着々と集まる話
こんばんは~!サイパンの珊瑚の産卵観察プロジェクトのAKARIです。
始まっております2021年第4回調査ダイブ!
第4回の日程は6/29から7/1です。そう、今夜ラストナイト。
第4回目の調査ダイブでの特筆事項は、一”身体”上の都合により『陸の守護神』として活躍していたアクアゲートの若杉君が今回より調査ダイバーに転職されました。
そして、新たなる『陸の守護神』として去年もたくさんお世話になったカカノヨンの登場です。
なので、集合写真を撮る係が必然的にカカノヨンになるので・・・
6/29
6/30
日に日に上達しております・・・(;'∀')温かく見守ってください。
さて、まずは6/29のサンゴナイトですが、なんと5群体ものコブハマサンゴの放精&放卵を目撃しました。
コブハマサンゴが雌雄異体と知ってから、
「あぁ、あなたは男の子だったのね!」
と、放精&放卵を確認するたびに新たなる発見です。
そんなかとっても嬉しかったのが、去年我々に初めてサンゴの産卵たるものを見せてくれたパイプの上のウミキノコ近くのコブハマサンゴ。去年の呼び名で言えば18番が、今年も盛大な産卵を見せてくれました。
2回も産卵を見てしまったら、愛着しかないよね。なので、アンクラーのひろし君が『ヨシエ』と名付けてました。正式には「よしゑ」と表記するらしいです。(S2クラブ中丸店長)
よしゑさんの産卵の翌日は・・・去年も大産卵の日。
当然、期待の高まる6/30の調査ダイブです。
結果はなんと、4種類ものサンゴの産卵を目撃できました。
※このアザミサンゴは産卵前日の写真です。
サンゴの種類と名前は、いつもお世話になっておりますJAMSのDr.ライザに聞きました。専門家が監修についてくれているとありがたい!!
ただ、サンゴの英語名はどうも覚えられない・・・覚えようと頭の中で繰り返していると、どうしてもぴょこぴょことアウストラロピテクスが記憶の奥底から出てくる・・・(*´Д`)
さて、こんな複数の種類のサンゴが産卵する時は、なんだかうまい具合にタイムスケジュールがあるみたいで、昨日はこんな感じでした。
8:50に最初にキクメイシのバンドルセットを確認してから、放卵まで結構時間があるんですよ。
9時くらいに見つけたキクメイシが結構大きくて、バンドルセットが確認できたので、なんとなくワタシがそこの担当みたいになっちゃって…。
放卵時間はほんの一瞬だったりするので、見逃さないようにとずっと待つ。待っても待ってもこんな感じ。
ということで、皆さんには他のサンゴの確認に行ってもらって、ひたすらに待ち続けました。
ちょっと嬉しそうに書いてくるセルフィッシュの野々垣くん。
気分は15分くらいかな〜って待ってたんですが、待てど暮らせど飛び出さない。
そんな中、海中に響き渡るカンカンカン!という何かを見つけたメンバーの合図。
行きたいけど…行けない。
昨日のダイビングでは50分くらいこのサンゴの前で出待ち。
おかげでキクメイシの大産卵を見逃すことなく確認できたし、1度に産むんじゃなくて、5,6分の周期でボロボロ、ポロポロと産んでいることが分かったし、結果オーライ。
去年のデータを参考に今年を予想してその精度がどんどん上がっていってます。
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今夜は第4回調査の最終日。ダイブ直前ライブも少しできたらいいなーと思っています。このライブもこのFacebookページで行いますので、お楽しみに!