22歳のITエンジニアは、40代でライターになっているなんて思わなかった。
22歳の僕は、ITエンジニアとして社会に出た。
最初はプログラマーだ。
プログラマーは、ソフトウェアやアプリを作るために、設計書を見ながらプログラムを書く仕事だ。
それから何やかんやあり、インフラエンジニアへ転向した。
インフラエンジニアというのは、ネットワークを構築したり、サーバーを作ったりする仕事である。
あるいは、いろんな会社に出向いて、インターネットを使えるようにしたり、パソコンを使えるようにしたり、“パソコンを使った仕事ができる環境を作る“、なんて仕事もしていた。
(あの頃は、海外ドラマの24が好きで、ジャックバウアーとクロエに憧れたものである。懐かしい。)
それから22年後の今。
文章を書く仕事をしている。
もう、7年以上だ。
すごいね。
過去の自分には、文章で生計を立てていく人生を予想することはできなかった。
望んでいたにせよ、現実可能だ、とは夢にも思わなかったからだ。
22歳の僕は、今の僕を見て何を思うだろうかね。
「望み通りだ」
と思うのか。
「何やってんだ、お前は?」
と思うのか。
それはさておき、まさかこんな未来は予想していなかった、という話だ。
さて、数年後は何をしているのだろうか。
「どうやってAIを使えば良いのか」を、教えるのも面白いかな。
何をしているにせよ、キーボードをタイピングする仕事が続けたいなあ.