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腹部の調整の目安
今回は腹部の調整で私がおおよその目安にしている指標を書いてみます。
自分でお腹を押して調整している人も多いと思うので目安として使っていただいても大丈夫です。
ただ、この手の話は1000円以内の本でも書いていますし、ツボの本などや腸内環境を整えましょう的な本でも紹介されていますので本当に詳しく知りたい方はその手の本を読んでみたら良いのでは?と思います。
しかし私が書いていく目安は実際に私が調整で使っているのものです。
理論だけで書いているものではなく実際に臨床で行っている目安ですので、参考の一つにしていただければ幸いです。
さて本題です。
私はお腹を上部、下部、ヘソ周り、脇腹と分けています。
これは単純に内臓の種類で分けていると言っても良いと思います。そしてこの分かれた部位に四肢をそれぞれ振り分けていきます。
上部→腕、背中 下部→腰、脚、足 ヘソ周り→頭、首、腰、子宮、前立腺、 脇腹→背中、腰といった具合です。
実際はもっと細かいのですが、大雑把に分けることが重要です。細かく分けすぎると混乱するだけで意味がないです。
私は腸活整体と銘打って腹部調整をしていますので、服の上からお腹を触ることが多いです。この時にあまり細かく見てしまうと逆に症状が悪化する事があります。
この前いらした方は40代女性の左肩の炎症を起こして肩以上に肘が上がらない症状を起こした状態でした。一般的に言われる四十肩といった状態でした。
この方のお腹は胃と横隔膜のある上部がパンパンで指が全く入らない状態でした。仰向けで腕を上げていただいたら肩以上は上がらず動かすと激しい痛みがあり、苦痛に顔をゆがませていました。
この方の調整はお腹の上部を緩めて全身のバランスを整えました。
結果はお腹を緩めた状態で肩を上げてもらったら肩以上に腕を上げても痛みがなく動きました。
その後に全身のバランスをとって1週間後に次回の予約を取りました。
そして次回来られた時にも腕はグルグル回せる位に動いていましたが、痛みはありましたので腕の筋肉と肩甲骨の調整をして次回の予約につなげています。
ここで痛みが戻ったのは痛みが少なくなったので動かしすぎて筋肉がヘタってしまったのが原因です。
この調子が良くなって動かしすぎて痛みが戻る方がかなり多いので、私の中での当面の課題となっています。
さて次回はお腹の下部のお話を書いていきますのでお楽しみに