膝痛とお腹の関係
今日は膝痛となります。
お腹から下の痛みは股関節でも膝でも痛みの原因の多くは腸が下に下がっている事と関係をしています。
私も昔は本当に色々な技術のセミナーに行き、多くの手技調整と触れ合ってきました。今の技術がちゃんと身につくまでは色々と悩みましたし、膝や股関節に問題がある場合もあるので改善もしていきます。
ただ、腸が下がっている事での痛みや動きの悪さは腸を調整して上げて元の位置に戻さなければ痛みが帰ってきてしまいます。
腸に限らず内臓は癒着してしまうと働きが悪くなります。働きが悪くなった臓器は肥大化して働きを補っていきます。これは肥大化する事で働く面積を多くして働けない細胞はそのまま回復させるためです。
ここで回復が見込めないと多くの細胞を犠牲にして死ぬまで臓器は肥大化して働き続けるのです。出来れば死ぬ前にどうにか臓器を休ませていただきたいですね。
肥大化した臓器の血流は悪くなりますので血流が改善しない限りは老廃物を外に出せません。なのでお腹の調整の基本は内臓の血流改善となります。
肥大化すれば当然重くなりますので重力に引っ張られて下に落ちていきます。この時に股関節周りの血管を圧迫するのですが、これだけでは痛みになりません。
痛みはこれ以上この場所を動かして欲しくない、もしくはこれ以上この場所を維持する事が難しい時におきます。
内臓の重さに耐えかねて骨盤が広がっていけば股関節もしくは腰痛になりますし、重さに抵抗する事が出来ないほど筋力が低下していればその場所で痛みが発生します。
この時に股関節や膝痛がおきるのです。
筋肉が足りないから痛みが出るは間違いではないですが、そもそも何故にそこに痛みが出る原因は何なのか?を追求しないと結局は痛みが引いては出る繰り返し減少に悩むことになります。
ここで筋肉が足りなければ正しい動きに出来るように筋肉の調整を行いますし、間違った癖で動くのなら癖をとらなければいけません。ここまで調整するのは時間もかかりますし、本当に真面目な練習と根気がいるのですが、頑張ってそこまでリハビリできると良ですね。
次回はなぜお腹の調整が必要かを書いてみたいと思います。